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競合・大手ドメインが上位を独占するKWにてリライト。40位→1位を達成
過去行ったリライトの中でも、強く手応えを感じたリライト施策の一つを紹介します。 ■概要 とあるビッグワード(検索ボリューム数十万程度)のKWがあり、そのKWで上位を取るコトを目的とした記事を公開し、40位前後程度にランクインしていました。 上位には大手企業ドメインや強豪ドメインが独占してあり、過去のSEO担当者が何度かリライトをしても上位にあげることが難しい状態でした。 こちらの記事のリライトを自分が担当することになり、約2ヶ月ほど何度もリライトを繰り返すことにより、結果的にスニペット表示や、1〜3位程度で長期間表示させることに成功しました。 ■記事の問題背景 ・専門的な情報を解説する記事で、解説が難しい ・専門的な情報をわかりやすく解説するためには文章量が多くなり、読者の読む気がなくなりそうなコンテンツだった ・担当していた記事含め、どこのサイトも似たような解説のみ ・仮に詳しくリサーチをして記事にまとめたところで、他サイトに簡単にマネされてしまう 以上の問題を踏まえ、具体的に以下のようなリライトを行いました。 (※見出し名やタイトルなどにKWを含める、読者ニーズに応える情報を入れるといった基本的なSEO対策は元から対応済み) ■リライト内容①(コンテンツの独自性・信憑性を強化) ・専門的な解説が必要な記事だったにも関わらず、競合サイトでは文章のみの解説にとどまっており、具体性に欠けてたため、読んでいて納得感が少なかった。しかもどこのサイトも似たような解説で面白みがなかった。 ・読者が本当にこれらの記事を読んで納得・満足するのかが疑問だったため、時間をかけ実際に実験環境を用意。検証動画を撮影し、記事に動画も載せて読者に解説。 ・仮に他サイトの担当者がこちらの記事をマネしようとも簡単にはマネができないコンテンツになったため、独自性や信憑性のあるコンテンツが完成した。 ■リライト内容②(記事の熟読率を強化し、読者の記事の読みやすさをアップ) ・ある程度リライトを繰り返すとどうしても情報量が多くなり、専門的な内容をわかりやすくするために、文章量が多い記事だった。 ・ヒートマップツールを活用し、文章量を細かく調整。例えば、元々6行ほど解説していた熟読率が低い箇所は、「文章を短くする」「画像や表を挟む」などして、視覚的に読みづらさを軽減させるリライトを何度も行い、熟読率が低い箇所を少なくした。 ・読者の熟読率が高い見出しやコンテンツを可能な限り記事上部へ移動など、ヒートマップツールをひたすら活用しリライト ・結果的に記事全体を通してどの見出しも熟読率が高く、離脱率の低い読者の読みやすい記事が完成。 ・googleにも熟読率などが評価されたのか、順位がみるみる上昇していきました。 ほかにも細かい点でいろいろとリライトを行いましたが、主に上記2点のリライト施策のおかげで、長期間ビッグワードで上位表示を達成しました。