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X Mile(クロスマイル)で活躍するメンバーにスポットをあてる社員インタビューシリーズ。今回はX Mileの新規事業立ち上げを担っている吉田のキャリアストーリーとともに、組織や仕事の魅力をお届けします。
◆略歴
社会人未経験入社したネオキャリアでITエンジニア派遣事業や看護師紹介事業の立ち上げを経て、海外事業の立ち上げを担当。東南アジア全体で9か国14拠点・300名規模まで組織を拡大させ、執行役員として事業だけでなく経営管理も管掌する。その後、自ら起業を経験したのち、X Mileに入社。製造職に特化したHRプラットフォーム「メーカーキャリア」等の立ち上げを担う。
※本記事の内容は2025年1月公開時点のものです。
目次
X Mileの成長にドライブをかけたいという熱意で入社を決意
二つの新規事業を牽引!主力事業をイチから確立し、成長させていく
経営陣の素直さと謙虚さに共感。圧倒的なスピードで仕事が進む
メガベンチャーの実現に向けて、事業と組織の成長を牽引していきたい
お話しできることを楽しみにしています!
X Mileの成長にドライブをかけたいという熱意で入社を決意
──吉田さんは「海外×人材×IT」を軸にキャリアを歩まれてきたそうですね。X Mileに入社するまではどのようなご経験をされてきたのでしょうか?
大学卒業後、すぐには就職せずに「音楽レーベルを立ち上げるぞ」という野望をもって、イギリス留学を経験しました。とはいえ、留学というのは名目で、好きな音楽を楽しみながら遊んでいたのが実態です(笑)。
社会人経験のないまま、帰国のタイミングでようやく就職。当時50名規模のベンチャー企業だったネオキャリアに入社し、ITエンジニア派遣事業や看護師紹介事業の立ち上げに加え、執行役員として東南アジアでの事業展開や経営管理も経験しました。その後、自社ITサービスのアジア展開などを経て起業し、新たに人材紹介事業を始めたんです。しかし、自分が思い描いていたほどの事業成長を実現することはできず、事業を立ち上げる壁にぶつかりました。あらためて、会社員時代は会社からの支援や優秀な仲間たちの力が大きかったんだと感じましたね。
──海外拠点や新規事業の立ち上げなど、成功も失敗も含めてかなり濃密な体験をされていますよね。吉田さんにとってターニングポイントになる出来事もあったのでしょうか?
転機は三つほどありました。一度目はネオキャリアに入社したときです。先ほどお話しした通り、私は年齢を重ねてから社会人未経験で同社に入社しました。新卒入社のメンバーと同じスタートラインに立って目標数値を追っていくことになったのですが、当然ながら周囲は年下ばかりです。「負けたくない」という気持ちが強く、負けないために人一倍努力して行動量を増やしていくことにしました。
そうして、がむしゃらに実績を積んでいく中で、二度目の転機が訪れます。ネオキャリアで看護師紹介事業の立ち上げが決定し、社内で新規事業責任者を募集していたときのことです。「こんな機会は逃せない」と手を挙げて、初めて責任者として事業運営に携わることになりました。
三度目の転機はやはり海外法人の立ち上げです。本当にゼロからのスタートで、わずかな現金を握りしめて、単身海外に飛び立ちました。なんのコネクションも伝手もない土地で、会社設立に銀行口座の開設、飛び込み営業、集客、採用……。最初の1年目はとにかくバタバタで、目まぐるしい日々でした。厳しい局面もありながら、徐々に行動が成果に結びついていき、東南アジアの9か国に14拠点を立ち上げ、たった一人で始めた海外法人を300名規模の組織に成長させることができました。
いずれの転機もなくてはならない「今につながる」経験だったと思います。
──さまざまな転機を経て、今の吉田さんのキャリアにつながっているんですね。X Mileに入社した経緯を教えてください。
起業から2年「自分には経営者としての力がない」と判断し、より自分の力を活かせる会社探しを始めました。
転職軸は大きく分けると、海外での経験を活かせることと、組織拡大フェーズのベンチャー企業であることの二点。そこにマッチした企業がX Mileでした。
まず、惹かれたのは圧倒的な成長力です。ネオキャリア時代に50名規模から3,000名への組織成長を経験していましたが、X Mileは当時のスピード感よりも早く成長しています。その成長にさらなるドライブをかけるべく、自分の経験を活かせたら面白いだろうなという印象をもちました。
HR × SaaSという事業領域も私のキャリアと親和性が高く、代表の野呂さんが「将来的に海外でも事業を展開していきたい」というビジョンを描いていることも決め手になりましたね。
二つの新規事業を牽引!主力事業をイチから確立し、成長させていく
──数々の事業を立ち上げた経験を活かし、X Mileでも新規事業の責任者をされています。あらためて、担当されている事業を教えてください。
現在は、HRプラットフォーム事業の中でも製造業特化型の「メーカーキャリア」と、自動車整備領域に特化した「整備士キャリア」という二つの事業の立ち上げとグロースを牽引しています。いずれも2023年8月頃に立ち上がった新規事業で、とくに「メーカーキャリア」はこれまでX Mileが得意としてきた領域とは様相が異なる事業です。イチから確立すべきことも多く、非常にやりがいをもってやらせていただいています。
──どのような点で「これまでとは異なる」のでしょうか?
製造業の人材紹介は他の業界とは違う独特な難しさがあるんですよね。一概に製造業と括ることができず「製造しているものは何か」「職種は何か」によって、かなり細分化されています。鉄製品をつくっているのか、プラスチック製品をつくっているのか、あるいは食品や車かもしれません。職種もざっと思いつくだけでも、企画、設計、製造管理、製品管理、品質管理と多種多様です。
たとえば、ある企業が「ベテランの機械設計士」を求めているとします。ここで「機械設計の経験者」を探せば良いとはいかないところが難しいところです。どの業界で、どんな製品を、どれくらいの年数設計してきたのか。キャリアの棚卸しから丁寧にヒアリングしていく必要があります。
もちろんどの業界にも言えることですが、製造業の場合はより広い業界・職種に関するドメイン知識が求められるんです。
──なるほど、知識のキャッチアップも容易ではなさそうですね。
そうなんですよ。かくいう私自身もまだ製造業界の知見が十分とは言えません。専門性の高さに理解が追いつかない部分もあるので、SNSやインターネットで情報を得たり、企業の採用担当者や求職者の方々に直接話を聞いたり。日々、アンテナを張るようにしています。
業界理解への姿勢はむしろメンバーから学ばせてもらうことが多いです。メンバー主体で毎日のように何かしらの勉強会が開催されていますし、私よりもよほど製造用語に詳しいんですよ。
──それは頼もしいですね!吉田さんが仕事をする上で心がけていることを教えてください。
きちんと謙虚に仕事をするようにしています。当たり前のことですが、上司にも部下にも嘘を吐かない。やはりドライブをかけたり、スピードを上げたりといったときに重要になってくるのは信頼関係が築けているかどうかです。過去を振り返ってみると、上手くいかない大抵の原因は、信頼関係が結べていないことでした。スキルや能力は後からでもついてきますが、信頼関係を築くには日頃の丁寧なコミュニケーションが欠かせません。良い信頼関係を構築できるような仕事の進め方を、常に意識しています。
経営陣の素直さと謙虚さに共感。圧倒的なスピードで仕事が進む
──X Mileにどのような魅力を感じていますか?
入社してから驚いたことでもあるのですが、意思決定の早さはX Mileの魅力だと思います。会社を良くするための提案をポジティブに受け止め、スピード感をもって実行する風土があるんです。本当に何気なく「以前の職場にはこういう人事制度がありましたよ」といったものが、即日採用されて翌月には実行に移されていたこともあります。
とくに経営陣の意思決定はスピーディーで、提案者の立場を問わず「良い」と思えば、すぐに実行に移していくんです。人の意見を聞き入れる素直さと謙虚さに溢れる姿勢には共感するところも多く、とても尊敬できるなと感じています。
また、事業自体も魅力的です。人材紹介ビジネスは仕組みやロジックだけでは上手くいかず、かといって、マンパワーだけで成立するわけでもありません。絶妙なバランス感覚を鍛えられるのが、このビジネスの面白いところです。
とくに、私が担当している製造業の領域は、日本の国力に大きな影響をもつ事業です。日本のプレゼンス向上という価値を未来の日本に与え、かつ事業規模も大きいサービスに携われるやりがいは大きいと思います。
──世の中に与える影響の大きさはやりがいにつながりそうですね!X Mileに入社することで、どのような体験を得られるでしょうか?
そうですね。若手とベテランそれぞれで面白い体験が得られると思います。まず、私のような社会人経験の長いメンバーにとっては「これまで蓄積してきた経験・知見」を有効活用できる環境です。
X Mileはまだ若い会社なので、組織として初めて挑むことも多々あります。過去の経験をダイレクトに組織への貢献につなげられるやりがいは、私自身も今まさに実感を得ているところです。
一方、若手のメンバーにとっては、成長企業ならではの裁量やチャンスが多い環境だと思います。今一緒に働いている新卒2年目のメンバーも、十分に管理職も狙える実力を発揮してくれていますし、組織も人も成長スピードが早いです。
メンバー同士がお互いに高め合う文化があって、良い意味でバチバチしています(笑)。一人ひとりが「次に昇進するのは自分だ」という意識を高くもっているのですが、決して相手を蹴落としてやろうとか、自分一人が成果を出せば良いという嫌な感じはありません。
ときには助け合い、仲良くしながらも「この目標を達成するんだ」「自分も負けない」といった健全なベンチャーマインドに溢れています。そんなメンバーとの協働で得られる体験は何ものにも代え難いと思いますね。
メガベンチャーの実現に向けて、事業と組織の成長を牽引していきたい
──引き続き、X Mileのメイン事業の一つを牽引していくことになると思いますが、今後の展望を教えてください。
来期はHRプラットフォーム事業全体の成長を牽引していくことが、私の主たるミッションになると思います。X Mileにおいて、HRプラットフォーム事業は会社の未来を担う重要な事業の一つです。非常にチャレンジングな目標になりますが、会社の成長のために必要不可欠な役割だと認識しています。
また、組織としての課題にも取り組んでいきたいです。これまで著しい成長を遂げてきた一方で、組織運営の面では余分な部分が生まれたり、事業部間の連携が不十分になってしまったりしています。
今後に向けて、筋肉質な組織体制の構築と事業部間の効果的な連携の確立に注力している真っ最中です。
ベンチャー企業として積極的な成長を追求しながらも、安定性のある持続可能な組織づくりも同時に進めていきたいと考えています。
X Mileが掲げる「メガベンチャーの実現」に向けて、必要な事業をしっかりと運営・構築していきたいですね。
お話しできることを楽しみにしています!
X Mileではさまざまなポジションで仲間を募集しています!ご興味をもっていただけた方は、ぜひ面談にお申し込みください。「今すぐの転職を考えていない」という方も大歓迎です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。