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【Title受賞者へインタビュー!①】WWFジャパン「WITH STAMP」プロジェクト



こんにちは!人事/広報アシスタントの高橋です。

この度、WWFジャパン「WITH STAMP」プロジェクトが、 ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2018「マーケティング・エフェクティブネス部門」でBRONZE、他複数Titleを受賞しました!
関係者の皆さん、おめでとうございます!

プロジェクトに携わった皆さんにインタビュー!


―受賞おめでとうございます!お一人ずつ受賞の感想をお願いします。

CEO:石井(以下、石井)
単純に嬉しいです。やっぱりnorthshoreは、「No.1のクリエイティブとテクノロジーを発揮する」「業界でNo.1の賞を取りたい」って掲げているので、ソーシャルグッドなクリエイティブに仕上がってくれて、それが評価されて本当にNo.1の賞がいただけた。やりたいと思っていたことが、きちんと形になったことが非常に嬉しいです。

Producer/TD:樫尾(以下、樫尾)
受賞の感想は…「…あっ…獲れた…」みたいな感じです(笑)。獲れる時って意識せずにこうやって取れるもんなんだなって。ソーシャルグッドに関わるようなものだし、非常に良いチャンスだったなっていうのと、northshoreの存在価値を出せたなって思っています。

SE:深澤(以下、深澤)
嬉しいですっていうのが一番です。エンジニアとして、広告系の賞を受賞することってなかなかないことなので、それが良い経験だったと思います。エンジニアリングとしては、若いエンジニアが頑張ってくれていて私は手伝いって感じだったので、インタビューを受けるのが私で良いのかなと思いつつ、頑張ってくれた子に感謝です!


―プロジェクトを振り返ってみていかがですか?

石井)最初は確か(2017年の)春くらいに話が来たのかな?1〜2回打ち合わせをして。
「名字を入れたら動物のイラストが組み合わせになる仕組みなんだ」
「じゃあ日本全国にどれくらい名字ってあるんだろう」
ってリストを見たら、2万7千種類くらいあって、「じゃあその組み合わせを作っていくんだね」って。

苗字の部分を漢字にバラすと相当数いくと思うんだけど、そのデザインを外部のデザイナーさんが、1個1個作ってデータ化していって。
例えば『石井』だったら、『石』と『井』をそれぞれに作って、その組み合わせをひたすら作成していくと。
それを聞いた時に、「いやっ、これちょっと待てよ」と。
「漢字1文字作るのにどれくらいの時間かかるの?」「全部作ったら何時間?」って。

樫尾)それで、全部の組み合わせデータをデザイナーが1個1個作るのは酷なので、自動化できないかな?という話になりました。

石井)そこから、いよいよ落とし込んでいったんだよね。

樫尾)最終的には、440文字くらいかな、それだけは最初にアナログで作らないといけないんだけど、その後のことは機械の知恵を借りようと。
とある天才が素晴らしい自動処理のプログラムを作ってくれたんですよ。
そのプログラムをみんなでダウンロードして、業務が終わった後や夜寝てる間に10数台のMacを何十時間と稼働させて。
結果、約16万通りの画像素材を、怒涛の2週間で生成したっていう(笑)。
名字を入れて画像が生成される仕組みは、リアルタイムにサーバで組むこともできるんですよ。
そうすると何万通りもの素材を事前に作る作業もいらないんですけど、何が起こるかっていうとコストがかかる。
予算が限られたプロジェクトだったので、事前に画像を作ることですごくシンプルなプログラムでやろうということになりました。


―このプロジェクトの一番の山場はどこでしたか?

樫尾)やっぱり画像を生成するところじゃないですか?

石井・深澤)うん。そうですね。

樫尾)生成するところが1つ目の山で、2つ目は、予想以上の反響でみんながサイトに来るようになって、テレビで取り上げられて、「やっべっ!」ってなった(笑)。

深澤)早朝の番組で取り上げられて。あの時が一番アクセス数が多かったような…。

樫尾)実際に1秒に3,000アクセスとか越えてくると、サイトに接続できなくなってしまうんですよ。それは購買の方の損失になってくるので、サーバを強化しようかって話にもなりましたね。

深澤)そうですね。そういうことも含め色々とあったんですけど、前準備がちゃんと整っていたので、それを出力するプログラムもいたって平易なものであったので、当時いた入社間もない子にも実案件として経験を積ませるには良いサイズ感の案件だなってことでお任せしてましたね。
northshoreでは若い世代から、こういったチャンスがありますよ!!

樫尾)あとはクライアントの方々も、色々相談に乗りますのでぜひ声かけてください!!

―ありがとうございます。色々聞かせていただきましたが、何か言い残したことはありますか?

樫尾)あっ、プロジェクトの打ち合わせが始まったのは4月下旬でしたね。それでリリースが7月上旬と。

―正味2ヶ月弱ですか?

樫尾)そうですね。実際にサイトのデザインが決まって云々ってなったのは6月とかだったかな。

深澤)開発とかは、1ヶ月あるかないかくらいでしたね。

樫尾)ECサイトもやらなきゃいけなかったから、baseっていうサービスと提携して。

石井)当初予定していた在庫が、ローンチ2日くらいではけちゃってたよね。

樫尾)一時的に発送が追いつかなくなったりもしてましたね。自分で生成したスタンプをSNSにポストできるんですけど、当時「けものフレンズ」が流行っていて、ポストされたものにけもフレファンが乗っかって。
それをメディアが拾ってくれて、良い感じの相乗効果に繋がりました。
結果として、コードアワード2018で受賞したのは「ベストユースオブメディア」。技術ではなくてPRとしての1位を受賞したんです。すごいPRバリューに繋がったと思っています。

深澤)企画が面白かったですね。

石井)企画の面白さ!そして、意志と能力が伴っている素晴らしいチームが携わったってことだね!!

【受賞info】

■ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2018  BRONZE
http://www.acc-awards.com/festival/2018fes_result/me.html

プロジェクトの詳細は、こちらの記事をご覧ください。
https://www.north-s.co.jp/topics/with-stamp-topics

「WITH STAMP」の販売は終了していますが、専用サイトでは苗字を入力すると動物たちを学べるツールとして展開されています。
(ちなみに私は「クロツラヘラサギ」でした)

<Interviewer:広報 高橋、Photographer:藤原>

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