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初めて商談に参加して、主語が “私” から “お客さま” に変わり始めた

こんにちは、慶應義塾大学商学部2年生の藤堂です!
前回は、「入社半年の19歳学生が、一企業の新サービスを作る」というタイトルの記事を執筆させていただきました。
その記事では、私の担当させていただいているWeb社内報の大改革ともいえる、Webライティングについて詳しく書いております…!

今回の記事は、それより少し前のお話。
そもそもどうしてWeb社内報を改革したいと思ったのか。その原動力はどこにあったのかについて書かせていただこうと思います。

そのためにはまず、改革の原動力が生まれる前の話から始めさせてください…

目次

  1. 目の前のことをがむしゃらにやる日々
  2. 初めて先方と顔を合わせることに…!
  3. 法人事業本部長の一言が、私の視野を広げた
  4. 3つの大きなことが私の仕事にかかっている
  5. 今後この大手物流企業をどうしていきたいか
  6. 最後に…

目の前のことをがむしゃらにやる日々

入社約2ヶ月、基礎業務をマスターした私は、ついに某大手物流企業のプロジェクトにアサインいただきます。それはJBAの中でも最重要プロジェクトの1つでした。

その頃の私の原動力は、

「とにかくすごい人になりたい!」
「世の中を少しでも変える起業家になりたい!」

そんなセルフイメージだけでした…

だから、いただいた仕事をがむしゃらにやる毎日だったんです…
少しでも成果を出して、次の仕事をいただけるようになろう!
そんな思いだったでしょうか。

もちろん、「お客さまのために」という気持ちがなかったわけではありません。
しかし、このときはまだ主語が「私」だったのです。

がすごい人になりたい!」
が次の仕事をもらいたい!」
という具合でした…

初めて先方と顔を合わせることに…!

そんなある日、先方との会議に初めて同席させていただくことになったんです…!

会議の内容は、地方営業で成功をおさめた方をWeb社内報で紹介するという企画について。
会議の出席者は、JBAと先方の広報部の方々、そして役員の右腕レベルの方である法人事業本部長でした。

初めて先方と顔を合わせること、そして法人事業本部長という組織の中核の方を目の前にした私は、ガチガチに緊張していました笑。

「この会議で私にできることは何だろう?」
そう考えながら、私は会議の議事録を必死にとります…

法人事業本部長の一言が、私の視野を広げた

そんな会議の中、私の耳にこんな一言が入ってきました…

「今回の記事を見て、自分にもこんな営業ができそうだ!と全国の社員に思ってもらいたいんです…」

そういったのは、法人事業本部長でした。
それほど強調して言われたわけではありません。ポロっと出た一言に過ぎなかったかもしれません。
しかし、そのとき私はこんなことを思ったんです…

「この企画1つに対しても、全国の社員さんのためを本気で考えている方がいる…!」

この企業を良くしたい、もっと社員の方々に生き生き働いてほしい、そう思っている方がいるのに、私はそれを全然理解せずに仕事をしていた…

「なんて失礼な姿勢で仕事をしていたんだ…!」

初めて商談に参加させていただいたことで、私は自分の仕事に対する姿勢を反省しました。

3つの大きなことが私の仕事にかかっている

仕事をする上での主語がずっと「私」だったのが、その商談をきっかけに3つのことを考えるようになりました。

第一に、法人事業本部長など、その企業を良くしたいと考えている方の想いです。
自分の仕事は、誰かの想いや願いを背負っている。そんなことにようやく気が付いたんです…!

第二に、全社員の行動変革です。
Web社内報を読むことで、全国の社員さんが仕事のヒントを発見できたり、自分の頑張りが認められたりしたら、もっと生き生きと働けるかもしれない…
そこにもWeb社内報の意義があったんです…!

第三に、広報部の方々のキャリアです。
商談に同席されたのは、法人事業本部長だけではありません。いつも一緒にお仕事をさせていただいている広報部の方々も初めて拝見しました。
もしWeb社内報プロジェクトが大成功すれば、それは広報部の方々の直接的な成果となり、上司から認められたり、昇進したり、さらなる幸せが待っているかもしれません。
メールでのやり取りではなく、生の人間を目の前にしたことで、そんなことにも気が付きました。

私の仕事は、これほど大きなものを背負っている。Web社内報には、これら3つを体現するという意義がある。

つまり、主語が「私」ではなく「お客さま」へと変わり始めたんです。

それからというもの、お客さまに感情移入し始めた私は、当プロジェクトにおいて、東京拠点の学生リーダーをやってみようと決意しました。
自分だけでなく、組織で価値提供していきたかったからです…!

そして、Web記事に載せる一つの企画を考えるにしても、全社員の仕事のヒントになる情報や、自分の仕事に誇りを持てるような情報を伝えたいという思いで考えるようになりました。

前回執筆させていただいたWebライティングに関しても、同じ思いが原動力になって取り組みたくなったんです…!

今後この大手物流企業をどうしていきたいか

Web社内報を読むことで、この大手物流企業の社員さんが生き生き働けるようになって欲しい!と、私は本気で思っています。

実際、私自身も新R25というオウンドメディアから、睡眠のコツだとか仕事の考え方のヒントだとかをもらうことがあるんです…

このWeb社内報は、ターゲットが大手物流企業の社員だけなので、その仕事ならではのヒントや、あなたの仕事でこんな方に喜んでいただきましたよ!などの情報を届けていこうと考えています。

もし、全社員がWeb社内報から仕事のヒントをもらったり、少しでも仕事が楽しくなったりしたら、例えば配達先の方ともっとコミュニケーションとってみよう!という風に、仕事に前向きになるかもしれないんですよ…!

そうなると、そこから物流企業の新サービスが生まれることも考えられるんです。
例えば、スキーに行くときに、自分のスキー用具をトラックでスキー場まで運んでくれるサービスを使ったことある方がいるかもしれません…
あれ実は、「スキーは好きだけど、重い用具を持っていくのは面倒…」というお客さまの声を、現場社員の方が配達先から吸収してできたサービスなんです!

このように、社員が仕事に前向きになれば、自ずとその企業が活性化する。ということは、大手物流企業ですから、日本の物流自体が活性化することとなり、そのお客さまである日本国民が幸せになるんです…!

そんな大きなことを夢見て、このWeb社内報を本気で社員が使える媒体にしていきたいと考えています。

これも主語が「お客さま」になったからこそ生まれた考え方です…!

最後に…

主語を「お客さま」にして物事を考えるのは、まさに起業家の思考だと私は考えています。

世の中にはどんな困りごとがあるのか。困っている人のために、自分ができることは何だろうか。そういったことを考えている人が起業家になるのかもしれません…

そして、そういう思いを持ってこそ、「世の中を少しでも変える起業家になりたい!」という私のセルフイメージは体現されると信じています。

JBAのインターンでは、生のお客さまを相手にしているからこそ、このことに気付くことができました。
これからも、私の仕事に関わる方々の気持ちがほんのちょっとでもプラスの方向に働くよう、価値を生み出していきます…!

以上、東京拠点藤堂さんの記事でした!このストーリーでは、JBAのインターン生が日々の業務にあたる中で得られた大切な価値観や気づきを発信しています。募集記事も掲載していますのでそちらも是非ご覧ください!

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