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うまく書ける自信より、「うまく書けるようになりたい」という心意気。自分のポテンシャルを信じて学生ライターに

(プロフィール)
山中芙貴(やまなかふき)。北海道大学文学院修士2年。アイヌ・先住民学研究室にて、少数民族の民話について研究している。修士1年の12月、JBAにライターとして入社。

エレクトーン、ミステリー、ホラー小説… 「私だけのお気に入り」を探す楽しさ


ー山中さんは修士1年の頃に入社されたそうですね。大学院でどんなことを研究されているのか知りたいです。

大学院では、北東アジアの少数民族の民話について研究しています。学部の時は東京の大学で近代文学の比較研究をしていたのですが、もともと民話が好きだったこともあり、比較研究を民話でもやってみたいと思ったのが院進のきっかけ。どうせなら先行研究の少ない分野に行こうと思い、日本では珍しいアイヌ民族や先住民関連の研究室がある北大の大学院を選びました。なので北海道にやってきたのは1年前。幼稚園から大学までずっと関東だったので、「どこか違うところに住んでみたい!」と思ったことも北大を選んだ理由の一つです。

例えばですが、日本の民話に出てくるカッパと、アイヌの民話に出てくるカッパって全然違うんですよ!研究室自体は中々ニッチなところですが、同じ妖怪でも文化によってどんな違いがあるのかなど調べるのはとても面白いです。

ー個性的な研究分野ですね!普段から読書をよくするんですか?

はい、普段はミステリーとかホラー小説をよく読みます。ミステリーって最初から最後まで計算され尽くされていて、芸術的なんですよ(笑)。ホラーは、文章を読むだけで身体がゾワゾワするのが面白くて好きです。

読書のほか、音楽は弾くのも聞くのも大好き。3歳のときからエレクトーンを続けています。エレクトーンって、二段の鍵盤に加えて足元にも鍵盤があるんです。だから、一人でオーケストラでもバンドでも何でもできちゃうんですよ。いろんな音が出るから、同じ曲でもアレンジ次第で全然違う印象になるので楽しいです。

音楽も読書も、「ここ誰も気づかないだろうな」っていう秘密のお気に入りを見つけるのが好きなんですよね。「ここで0.2秒ベースの音が入るのがいいんだよな」とか、「この伏線がそこで回収されるんだ!」とか。加えて、自分のお気に入りの部分を誰かに共有して「いいよね!」って共感されたらダブルで嬉しくなります。

音楽も本も、全て作品って作者のこだわりの塊だと思うんです。私は、人の小さなこだわりを見つけるのが大好きなので、そういうものに触れるのが楽しいですね。

異例の執筆課題リベンジ!自分の好きなことは絶対に譲らない

ーJBAに入った経緯について教えてください。

札幌に引っ越してきたばかりの頃、コロナ禍でアルバイトに全然入れず、長期でしっかり働けるところを探していました。「来年に向けて就活も始めないとな」と思ってWantedlyを見ていたのですが、そこでJBAを見つけて応募してみたんです。その後面接で、文章を書くのも好きだし、ライター職が面白そうだなと興味を持ちました。

しかし、なんと面接の後の執筆選考課題で不合格に…。私、普段はあまり強く意見を主張することはないんですが、自分の好きなことに関しては絶対に譲りたくないと思っているんです。意外と頑固な性格です(笑)。文章を書くことに関して特に成功体験があったわけではないのですが、その時は、「うまく書けるはずだ」というよりは、「うまく書けるようになりたい」という感情が強かったんだと思います。「こんなに書けるようになりたいと思っているのに、何がだめなの?」、そう考えていました。そこで執筆課題にリベンジすることに。色々対策を講じて再度提出したところ、無事ライターとしてインターンを始めることができました。

ーこれまでに印象深かった案件はありますか?

あるお客様企業の社内報で、社員さんのおすすめのモノ(車とか、行きつけの店とか…)を聞くという企画がありました。その記事の執筆は特に印象に残っています。

私の理想は、あまり「文章を読んだ感」のない文章を書くこと。意識して読もうとしたわけではないのに、読み終わったら情報がちゃんと入っていた。そんな、頭にすっと入ってくる文章を書くのが目標です。

この案件では「カレー屋さんの扉を開くとスパイスの香りがふわっと広がる」みたいに、小説のようなトーンの文章を書きました。自分の表現で、読んだ人に自然と情景が伝わるように工夫しながら書くことができたので面白かったです。あまり硬すぎない、ある程度アレンジの求められる文章を書くのが好きなんだと思います。あとは、先程いった通り「小さなこだわり」が好きなので、私自身も助詞や文末など細かな部分までこだわって書くようにしていました。

ーJBAで仕事をする上でのやりがいや、山中さん自身に起きた変化について知りたいです。

やはり、自分の記事が誌面に載り、作品の一部分になっているところを見ると嬉しいですしやりがいを感じます。私が書いた原稿に対して、いろんな人がデザインや編集、校正といった形で関わり、一つの作品になる。私の趣味は一人で楽しむものが多いので、JBAではみんなで何かを作り上げるというチームプレイを経験できているのはすごく良いですね。趣味として一人で作るものと、仕事としてみんなで作るものって、できるまでの過程も完成物も全然違うんだなと実感しました。

もちろん、いろんな人と関わりながら何かを作り上げる中で、改善点や課題もたくさん見えてきます。そこで私に起きた変化は、「自分の考えを率直に伝えるようになった」ということ。情報共有が不十分で無駄が生じてしまったとき。もっと効率的なやり方があるんじゃないかと思ったとき。様々な局面で、きちんと自分の素直な感情を人にぶつけられるようになりました。「流されやすそう」とよく言われる私にとっては、これは大きな成長だと思います!

ー今後、JBAでの経験がどんな形で山中さんの将来に活かされると思いますか?

現在就活中で将来どうなるかはまだわかりませんが、私は人の感情を動かせるようなもの、ワクワクや感動を呼び起こせるものを作り続けたいと考えています。

そのためには、常に思い浮かんだことをすぐに形にできる人間にならないといけないと思っています。その点で、JBAのインターンは学びが多いですね。「完璧と思うものを5日間かけて完成させるよりは、その70%のものを1日で作る方がいい」とJBAの行動指針にもありますが、みんな時間の効率を意識して次々と成果物を出せるのはすごいなと驚きます。そんな皆さんのいいところを見習って、自分の将来に役立てていきたいと思います。

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