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【多様なキャリア#4】「デザインはセンスだけではない」社内随一の編集ディレクターが語る”デザインの論理化”

業界を問わず大手企業に特化したビジネスを展開する日本ビジネスアート(以下JBA)。今回はそんなJBAで全社員からデザインに関する圧倒的な信頼を得る社内随一の編集ディレクター・三枝明佳さんにお話を伺いました。

大学時代はデザインを専攻していたと伺ったのですが、やはり幼少期からずっと美術が得意だったのでしょうか。

「いえ、全くそんなことはないです。高校まではがっつり運動部所属で、自分で絵を描くなんてことも全然なくて。ただ、商品のパッケージや雑誌の誌面を見るのは趣味でずっと好きでした。他には、インテリアや建築などにも興味がありました。そこで、デザイン全般を学びたいと思い、大学で専攻することに決めたんです。」

そうだったんですね。デザイン系の学部と聞くと、皆絵が得意で、芸術肌で、といったイメージがあります。

「そうですね、学部の子たちはデッサンもスラスラ出来る、器用な子が多かったです。そんな学部で、創作なんて年賀状か友達の誕生日カードかぐらいでしかしたことがない私が入って、彼らに敵うはずないな、と悩んだりもしました。そんなとき、先生に『もっと世の中のデザインを見てみたら?』と言われて。そこからは図書館に通い、とにかく世に出ているデザインに触れました。すると、自分の作品がなんと賞をいただけるようになったりして、自分の中でデザインに対する考え方が少し変わりました。」

どんな考え方でしょう。

「あ、デザインってセンスだけじゃないんだ、って。もちろん周りにいた学部の子たちは入学したときから絵の上手い子ばかりだったけど、その土俵で私が勝負してもだめだった。世に出ているデザインをもっとよく見て、センスや感情だけではない、そこにある確かな論理でデザインを考えたくなったんです。」



JBAに入ろうと思ったきっかけはなんですか。

「先ほど述べたように、世に出ているデザインをもっとよく知りたいと考えていたので、JBAの“ゴール発想“について知ったときに、非常に共感を覚えて、入社したい!と思いました。」

ゴール発想とはなんでしょう。

「1から自分でデザインを考えるのではなく、既にある参考に出来そうなデザインを先に見て、そこからゴールを決めていくことです。デザインの論理を構築したいと考えていた私には、この考え方が特にぴったり当てはまりました。」

入社直後から現在の編集ディレクターのお仕事をされていたのでしょうか。

「いえ、入社1年目はとにかく色々なことをしたいと考えていたので、デザイン業務以外にも様々な案件のアイデア出しに参加させていただいたり、パンフレット一冊を一から納品まで仕上げたり、たくさんのことをさせていただきました。その結果、デザインで要となるのは、編集がどれだけいいものを見て、最高のゴールをデザイナーさんに提示できるかであるかということだと感じたんです。それが今の編集ディレクターの仕事です。」

そんなに色々なお仕事ができるんですね。

「そうですね、とにかくすごく自由です。デザイナーの仕事というと、基本的に下請けで、指示を受けてからとりかかるというイメージがあると思うんですが、JBAでは同じ社内でお客様(企業様)の声を聞くコンサルと、実際に制作するデザイナーが共同で業務していて、その職種の枠もほとんどありません。逆に言うと、自分の軸を持っておく必要があるとも言えます。クリエイターやコンサルタント業務の中でも、何がしたいという思いをしっかり持っている人にとっては、とても良い会社だと思います。」



編集ディレクターとして、三枝さんご自身がデザイナーさんにベストなゴールを提示する為にしていることはありますか。

「社内で扱っている事例だけではなく、雑誌や広告、Web等の媒体も見て、デザインの発想を得るようにしています。毎日最低1時間は見るように心掛けています。」

毎日1時間!すごいインプット量ですね。毎日デザインを見ることを大変に感じたことはないですか。

「そのことを大変に感じたことはないですね、むしろデザインを見ている時間が一番楽しいです(笑)一番大変なことは、自分が思い描いているイメージを言語化してデザイナーさんに伝えることですね。やはりそのときにも、先ほど述べた、良いデザイン案から先にゴールを考えておくことが役立ってくるので、ゴール発想は重要です。」

最後に、三枝さんの将来の展望や野望があればお聞かせください。

「野望とかは特にないんですけど(笑)ただ、話題性を呼ぶものを作りたいという思いは確かにあります。クリエイティブなもので、多くの人たちを驚かすことをずっとしていきたいと考えています。」

自分の納得できるデザインにするために、インプットを欠かさず、ロジックを研究し続ける三枝さん。その積み重ねが実を結び、今では社内のデザインを支える、いわば“デザインの大黒柱“となりました。

三枝さんのお話を聞くと、一見するとその人の持つセンスが物を言いそうなデザインの分野においても、確固たる努力が不可欠であるということを改めて思い知らされました。

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