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《Unityエンジニア》勉強が面白くなかった自分だからこそ、伝えたいこと。~ラボの仲間たち~

★弊社は、2022年12月14日をもちまして社名を【ワンダーラボ株式会社】から【ワンダーファイ株式会社】へ変更いたしました。

宮地 葉平
ゲーム業界で9年間働いたのち、「子どもたちに、学ぶことの楽しさを伝えたい」という思いから、2021年8月にワンダーラボにジョイン。現在は、スマートフォンアプリの開発を中心に、Unityエンジニアとして活躍している。ガジェットが好きで、エンジニアのミーティング中に他の人のキーボード名を言い当てるくらいには詳しい。

ゲーム業界でのノウハウで、教育系アプリ開発に挑戦

ワンダーラボに転職した経緯を教えてください。

私は9年間ずっとゲーム業界にいて、主にエンジニアの仕事をしていました。最初は家庭用ゲーム機から始まり、スマートフォンが一般的に使われるようになってからは、ソーシャルゲームのアプリ開発も数多く経験しました。

ワンダーラボを知るきっかけは、求人募集でした。その当時は、前職のゲーム会社を辞めて、次は何をしようかなと思っていた時期で、求人を読んで「子どもたちの新しい教育に関わる仕事って面白そう!」と感じました。しかも、自分の今まで培ってきたゲーム業界での技術を生かして仕事ができそうだと思い、応募してみようと思ったのが最初の経緯ですかね。


いままでゲーム業界にいて、なぜ教育業界に興味を持ったのですか?

子どもたちに学ぶことの楽しさを伝える仕事って、いいなと思ったんですよね。なぜかというと、自分自身が過去に学校で勉強をしてきて、あまりいい学びの体験がなかったんですよね。振り返ると、「もっと面白く学ぶことができたんじゃないか?」と思うことがたくさんあって。

試験でいい点数を取るために勉強するのは嫌だったし、何のために学ぶのかがわからなくて、「勉強は面白くないもの」というイメージがありました。なので、何とかそのイメージを解消できないものかと、昔から思っていたんです。ワンダーラボに転職したら、そういう子どもを一人でも減らせるし、学ぶことを楽しいと思える子どもを、もっと増やせるんじゃないかと思ったんです。


実際にワンダーラボに転職してみて、どうでしたか?

すごく楽しいですね。基本的に、ワンダーラボでのアプリ開発は、それぞれのコンテンツごとの担当エンジニアが一人なので、自分の裁量で仕事ができるのは、大きなやりがいになっています。自分が作りたいと思うコンテンツを、そのまま形にできている実感があります。

以前働いていた環境では、ひとつのプロジェクトに100人以上のエンジニアが関わって、3年かけてひとつのコンテンツを作っていましたが、ワンダーラボでは1つのコンテンツ作りにかける期間が4ヶ月ぐらいです。その規模の大きさが、自分の作りたいと思うコンテンツを作れていると実感できている一因だと思います。

また、研究授業と呼ばれている開発したコンテンツを授業形式で子どもに提供するサービスをワンダーラボは持っていて、開発者もその授業に参加する事ができます。子どもが実際にプロトタイプのコンテンツをプレイしている姿やその反応を直近で見る事ができ、授業中に大きな反応があったり、楽しさそうなリアクションが見れた時は作ってよかったと思える瞬間です。

▲隔週で行う研究授業の様子。

化学の実験を扱うコンテンツの新規開発に、入社後すぐに抜擢

いまはどんなお仕事をしていますか?

Unityエンジニアとして、「WonderBox(ワンダーボックス)」という通信教材や「Think!Think!(シンクシンク)」というアプリ内のコンテンツ開発に携わっています。直近開発していたのは、今年の1月にリリースされた、「ケミーのじっけんマップ」という、「WonderBox(ワンダーボックス)」の化学をテーマにしたコンテンツです。

いろいろな素材を組み合わせて、化学の実験をアプリ上で行うことで、意外なものが生み出せるというコンテンツです。たとえば、海水からアイスが作れることもあるし、組み合わせによっては全く違うものができたりすることもあります。

「化学反応の試行錯誤で知を積み上げる面白さを味わう」というコンセプトのコンテンツで、子どもたちが毎月のテーマごとの面白さを味わい尽くせるように、さまざまな仕掛けをしています。

(「ケミーのじっけんマップ」については詳しく知りたい方はこちら!)


化学と聞くと、子どもたちには少し難しいイメージがあります。

そうなんですよ!化学を扱ったコンテンツは他のコンテンツに比べて見た目の派手さもないし、説明が必要なので文字が多いんです。だから、最初は本当にこれでいいのかどうか、不安でいっぱいでしたね。

でも、研究授業で子どもたちに試してもらったときに、つまらないときは「つまらない!」とはっきり言う子が「すごい!」って言ってくれたんです。それでちょっと自信がつきました。

毎月ユーザーさんからアンケートを取っているのですが、リリースした月に「お気に入りのアプリ」の項目で1位になったときは、本当に嬉しかったです。

「ケミーのじっけんマップ」は、代表の川島自身がディレクションを担当しているのですが、かなり実際の化学的な反応との整合性などはこだわっています。理系の大学生にも入ってもらい、何度も打ち合わせをしているのですが、毎回難しい化学物質の名前がポンポン出てきてすごいですよ。開発チームとしても、新しい学びや気づきを得ながら、楽しんで開発できています。

▲ケミーのじっけんマップのプレイ画面。かいすい(海水)1つとっても、組み合わせる素材と技によっていろんなものが発明できる。


川島さんと一緒にコンテンツを作っているのですね、ズバリどんな人だと思いますか?

すごく明るくて、フランクな人ですね。それでいて、皆を引っ張っていってくれるカリスマ性みたいなものがあります。

ものの考え方も、とてもポジティブで柔軟性のある人だなと思います。メンバーがどんなことを言ってもまず受け入れてくれるのは、本当にすごいなと思います。皆も「けいさん」とニックネームで呼んでいて、メンバーとの距離がとても近くて、一般的に考える「社長」のイメージとは、かけ離れている感じの人ですね。

代表をしながらも、コンテンツの開発を行っていることからもわかると思うんですが、コンテンツ作りにかける情熱もものすごいです。こだわり始めたら徹底的に、突き詰めて考えて、形にしていく姿はとても尊敬しています。


「学ぶことは楽しい」、それを子どもたちに伝えていきたい

宮地さんがこれからワンダーラボでやっていきたいことを、教えてください。

自分の気持ちの根っこにあるのは、やはり「学ぶことは楽しい」ということを、子どもたちに広めていきたいということですね。エンジニアとしてだけでなく、できればいろいろな面から、そのことに関わっていけたらいいなと思っています。

自分自身は大人になってから「もっと勉強しておけばよかった」と思う事がたくさんありました。例えば、三角関数のサイン・コサイン・タンジェントなんて、学生の頃は何のために勉強しているのかさっぱりわかりませんでした。

でも、エンジニアになってみたら、三角関数を知らないと仕事ができないんですよ。ゲームのプログラミングは数学と物理のかたまりみたいなもので、例えばキャラクターがジャンプして放物線を描くときも、サインやコサインと言った三角関数を使って動きを作っているんですよ!

そのことを大人になってからじゃなくて、子どもの頃から知った上で勉強できたら、勉強への意欲もぜんぜん違うだろうし、将来の可能性も大きく広げていくこともできるんじゃないかと思っています。


ワンダーラボの仕事に興味がある人に向けて、ひと言メッセージをお願いします。

ワンダーラボは、自分がやりたいことを実現できる会社なので、「楽しいものを生み出したい」「子どもたちのためのものづくりがしたい」という思いがある方には、すごく合っている会社だと思います。

そういう人がワンダーラボに入ってくれて、一緒に仕事ができたらとても嬉しいです。

ワンダーラボでは新しい仲間を募集しています! 興味を持っていただけましたら、ぜひ各募集ページもご覧ください。

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