今回は、執行役員CBO(Chief Business Officer)としてインフルエンサー・UGC領域を統括する、川上 慶士(かわかみ けいし)さんにインタビューしました。 前職で事業の創出やグロース、そして上場まで経験し、新たな挑戦の場としてなぜ株式会社ウィングリット(以下「ウィングリット」)を選んだのか。UGC領域の戦略設計から実行までを一気通貫で手掛ける「独自の強み」や、それを実現する組織設計までカバーする執行役員の素顔について語ってもらいました。
―本日はよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。
2025年6月から執行役員CBOとして入社し、インフルエンサー・UGCマーケティング事業を管掌しています。前職の株式会社ライスカレー(現MUSCAT GROUP、証券コード195A)では共同創業メンバーの1人として、SNSマーケティング事業やSNSメディア事業などを立ち上げ・グロースを経験し、上級執行役員、取締役などを歴任しました。2024年6月、東京証券取引所グロース市場への上場を経験させていただいたのち、2025年6月に株式会社ウィングリットの執行役員CBOに就任しました。パーソナルな部分で言うと、散歩とマンガが好きで、マンガは2万冊くらい持っています。
―前職からウィングリットへ参画した経緯を教えてください。
前職で事業のゼロイチやグロース、上場を経験し、目標に向かってチームで進んでいける環境は重要だなと思いました。また、ウィングリットが取り組んでいるUGC領域にはまだまだ未来があり、そこを戦略的かつ統合的に取り組んでいる企業はほとんどありません。事業領域の未来と、それを実現できる会社であるウィングリット自身の未来を感じて決断しました。
(マーケジンデイ 2026 Spring 登壇時)
―お話にあった「UGC領域の未来」について教えてください。具体的にどういったところに大きな未来を感じたのでしょうか?
UGC領域に関して、企業のニーズが年々高まっているという現状があります。市場としても年々拡大しています。従来の4マスメディアの影響力が下がり、インターネットとSNSの浸透によるメディアの爆発的増加や個人への発信力の転換により、UGC領域をより良く活用していきたいと考えている企業は増え続けています。
そのうえで、戦略から実行まで対応できるUGCマーケティングエージェンシーが実はほぼ存在しないという点が大きいでしょう。たとえば、この領域には類似カテゴリーとしてSNSマーケティング企業やインフルエンサーマーケティング企業があり、それぞれ専門性が高い企業です。
しかし、SNSマーケティング企業はアカウント運用が得意であったり、インフルエンサーマーケティング企業はキャスティングが得意だったりしますが、特定領域のプロフェッショナルであるがゆえに、マーケティングコミュニケーション全体の設計という上流工程から入るケースが少ないという実態があります。ウィングリットはこの領域を上流から下流まで、戦略から実行まですべて対応できるので、領域としても企業としても未来を感じました。
ーなぜウィングリットなら一社で完遂できるのでしょうか?
ウィングリットにはオンライン・オフライン問わず、統合コミュニケーションに従事してきたマーケティング業界歴10年以上のメンバーが揃っています。コミュニケーションの全体像を理解した上で、多様な業種業界に応じて、UGC領域における最適な戦略をフルファネルで設計し、実行・分析・改善まで対応できる人材と組織体制を実現できているので、業界の中でもUGC領域全体をカバーできていると考えています。
また、UGCは不特定多数の「人」が生み出すコンテンツだからこそ、タレントやインフルエンサーなど、人そのものを理解・把握していないとプロフェッショナルにはなりきれません。ウィングリットでは、人に対する情報を常にアップデートしたり蓄積しており、そこが積層的な強みにつながっているとも感じています。
―執行役員として事業や会社を成長させる立場にありますが、組織づくりにおいて「大切にしていること」は何でしょうか?
いたずらに組織を大きくするのではなく、「提供するサービスの質を高く保ちながら、自分たちのペースで強い組織を作っていくこと」を大切にしています。一時的にただ売上を伸ばすことと、単に人をたくさん採用して組織を拡大することと、質の高いサービスを提供しつつそれを実現できるメンバーを増やしていくのは、なかなか別物であり、非常に難易度が高いものだと感じています。そのため、そのバランスを見極めつつ組織設計することを重要視しています。
ーウィングリットが「自分たちのペースで組織を作っていく」ことができる理由は何なのでしょうか?
いくつかありますが、ウィングリットが「エクイティ調達をしていない完全自己資本企業」であることは、大きな1つの理由です。通常エクイティ調達を行った場合、社外の株主から短期間での成長を求められるケースが多いでしょう。しかし、ウィングリットは完全自己資本のため、そういったケースに直面することがありません。
そのため、自分たちのペースで、自分たちの理想を実現するために、資本と時間を費やすことができます。自分たちのペースで質の高い仕事をし、それにより生み出された利益でより強い組織を構築したり、社員やパートナー企業など、会社に関わっていただいたステークホルダーの方々に「お返し」していくことを大切にしています。
(ブランドサミット Spring 2026)
―ウィングリットとしてみんなで向かっていきたい目標はなんですか?
いくつかの視点がありますが、単に売上や利益を追うだけではなくて、クライアント企業への価値貢献であったり、より良い企業やブランドが伸びていくようなお力添えをしていきたいと思っています。また、これは個人的にですが、仕事を通じて社員のみんながよりよいキャリア構築であったり、ライフスタイルの実現に近づいて向かっていけると嬉しいと思っています。
―川上さんの考える「企業への価値貢献」とは、具体的にどのようなものでしょうか?
前提として、我々はコミュニケーション領域における支援側の立場です。そして、ご相談いただく企業やブランドから生み出されたプロダクトとは、それまでに多大なる時間や労力を費やされて生み出されたものです。研究開発、処方設計、デザイン、コンセプト、営業など、多くの人が関わり、喧々諤々の議論を交わし、ときにはトラブルも発生したりなど、様々な苦労の末に生み出されたものです。
我々は、それらを経た終盤のデリバリー段階である「コミュニケーション領域」の部分に携わっており、今まで関わってきた人たちの努力を成功につなげる重要な役割の1つだと考えています。だからこそ、より良いプロダクトを作る企業やブランドが健全に成長していく未来につながることが価値貢献だと思っており、それに対してチーム一丸となって取り組んでいけると良いなと感じています。
―最後に、未来の仲間へのメッセージをお願いします。
UGC領域はこれからさらに企業ニーズも高まっていくと感じていますが、戦略から実行までフルファネルで対応できる企業は日本にまだほとんど存在しません。 だからこそ、ここでスペシャリストとしてのキャリアを目指す方には最高の環境だと思います。
また、この領域はトレンドの変化が非常に激しいため、「自分の知っていることはまだまだ少ないんだ」と謙虚に捉え、素直に、柔軟に、常に新しいことを学び続けられる人が向いていると思います。
この仕事はどこまで行ってもチームワークが重要です。社内外問わず、いかに一歩先回りできたり、相手が動きやすいように考えたり動いたりすることも必要です。他者としっかりコミュニケーションを取りながら、いかにチームで物事を前に進めるかを考えられるマインドを持っている方とは、ウィングリットと相性がいいと思います。
未知を楽しみ、周りのメンバーと協力しながら、高い価値を提供していきたい。そんな思いを持つ方と、ぜひ一緒にウィングリットを大きくしていきたいですね。ご興味ある方はぜひエントリーお待ちしています!
【プロフィール】
川上 慶士(かわかみ けいし)執行役員 CBO。2016年4月、株式会社ライスカレー(現MUSCAT GROUP、証券コード195A)の共同創業メンバーの1人。SNSマーケティング事業、SNSメディア事業などを立ち上げ・グロースを経験。上級執行役員、取締役などを歴任。 2024年6月、東京証券取引所グロース市場への上場を経験。 2025年5月、株式会社かわつよ創業 代表取締役就任。2025年6月、株式会社ウィングリット 執行役員 CBO就任。現在はインフルエンサーおよびUGC領域の事業管掌に加え、採用などコーポレート領域の責任者も務める。日経クロストレンドフォーラムやアドタイフォーラムに登壇。マーケジンやアドタイなどで複数の記事掲載。