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大手志望だった21卒理系京大生が渋谷のベンチャーに決断するまでの物語

こんにちは、ウィルゲート21卒内定者の西本卓真です。

現在、京都大学理学部物理学科に所属しており、宇宙物理学を専攻しています。

実は、僕はもともと大手企業を志望していました。しかし、就活を進めていく中で、とある出来事があり、ベンチャー企業志望へと変わりました。そして、最終的に現在インターンをしている渋谷のベンチャー企業であるウィルゲートへの入社を決断しました。

今回は、そんな大手企業志望だった理系京大生が、渋谷のベンチャー企業に決断するまでのストーリーについて語っていこうと思います。

「超大手志向」でスタートした就職活動

僕は、周りの友達との間で就活が話題になり始めた大学3年生の5月頃、活動をスタートしました。

就活の初期はとにかく大手志向で


・外資系戦略コンサルティングファーム

・財閥系大手企業

・航空会社

・旅行会社

・教育系の企業

・クレジットカード会社


など、大手企業のインターンの選考に何十社も参加していました。



大手志向だった理由は、「年収が高い企業に行きたい」「自分の好きな業界は、大手企業がほぼ独占している」といった考えがあったからです。

たとえば僕は、「クレジットカード収集」が好きで、11枚ほどクレジットカードを持っているほどです。「クレジットカード会社に行ったら絶対に楽しい!」と思い、大手クレジットカード会社の短期インターンには、可能な限りすべて参加しました。

大手企業のインターンに数多く参加する中で抱いた“違和感”とは

しかし、大手企業のインターンに数多く参加する中で、“何とも言えない違和感”がありました。そう感じたのは、「大手企業以外の企業も少し見てみよう」と興味本位でベンチャー企業のインターンや選考を受け始めたタイミングでした。

なぜ、そのような“違和感”があったのか。

大手企業で働いている人に話を聞くと、待遇や企業のネームバリュー、仕事内容などの「ハード」の面に惹かれて、その企業に入社された方が多くいました。

もちろん、そのような大手企業の良さについてはもともと僕自身も魅力に思っており、共感していた点でした。しかし、このような価値観で就職先を選択しても、納得しきれるのか疑問を感じ、自分の価値観とはあまりフィットしないと思い始めていました。


そのように、自分の「大手志向」に疑問を持ち始めていたタイミングで、“たまたま”空いていて、“たまたま”大阪にいたという理由で、参加した合同選考会。

そこで初めてベンチャー企業の説明会に参加。それがウィルゲートとの出会いでした。

そのとき、ウィルゲートには「組織風土」「理念経営」を大事にしていて、漠然と面白そうな企業だなという印象を持ちました。せっかくなら……と選考に進むことを希望。

その後、ウィルゲートを含め様々なベンチャー企業の選考を受けました。ベンチャー企業を知っていくたびに、当初の大手志向とは打って変わって、“何となくいいな”と惹かれている自分がいたんです。

本当に大切にしたいのは「一緒に成長していきたいと想う組織かどうか」だと気がついた

様々な企業の方々と面談していく中で、秋に感じた“何となくいいな”という感情が、次第にハッキリしていきました。

僕は、部活やサークルの経験で感じた「自分が尽くしたいと思える組織で、全力で取り組み周りに良い影響を与えながら、やりがいと成長が実感できた」という感覚を社会人になっても持ち続けたいことに気がついたんです。

そこからさらに紐解いていき、自分が本当に大切にしたいのは


「自分の仕事が三方に対して良い影響を与えているのか」

「一緒に成長していきたいと想う組織かどうか」


のような「ソフト」の面だったと確信しました。

この経験が企業選びにおけるターニングポイントとなり、これまで考えたことがない企業の「理念」「組織風土」をみるようになりました。

ここから「大手企業」から「ベンチャー企業」に絞った就活へとシフト。ウィルゲートを含め、様々なベンチャー企業の選考を受けていきました。

「一緒に歩んでいきたい」と思えたいくつもの出会い

ありがたいことに、最終面接まで進むことができた企業も多くあり「どの1社に決めるのか」というフェーズに入ってきましたが、決めあぐねていました。

そんなとき、1冊の本を読み、心が動かされます。

それは、ウィルゲート 逆境から生まれたチームという、ウィルゲートの創業、ウィルゲートショック、そこからの復活ストーリーについて社長の小島が執筆した本です。


心が動かされたのは、本の中で書かれていた「ウィルゲートショック」のエピソードです。「ウィルゲートショック」とは、社員の価値観が合わず組織崩壊し、社長が22歳にして1億の借金を負うことになったウィルゲート設立2年目の出来事。当時、社員は30名から10名ほどに一気に減っていったといいます。

そこで大きく見直されたのが、形骸化された理念を「一人ひとりの『will』を実現する」に改定。さらに7つの行動指針『WinG​」を定め、一緒に働く仲間に「何を大切にしてほしいのか」を意識してもらえる体制づくりを実施しました。

そして採用方針も大きく変え、ウィルゲートのカルチャーに合っているか、自分だけではなく「三方よし」でお客様や周りの人への思いやりがあるか、そして誠実さがあるかも見るようになったそうです。

──この本との出会いによって、理念や行動指針をただ掲げるだけではなく、事業に落とし込み、現場の社員にも浸透させようと尽力していた社長の小島、専務の吉岡の姿があることを知りました。

そして「理想の会社づくりを一緒に歩んでいきたい」という想いが強まっていきました


またその想いは、ウィルゲートの社員の方々とお話しをしてからも変わることはありませんでした。


「社長と専務の人柄の良さがこの組織風土を作っているんだ」

「事業にも理念が浸透していて、それを指針に日々業務をしているよ」

「皆ウィルゲートという組織が好きで、それがウィルゲートの良さだよね」


このような社員の言葉から、ウィルゲートの「理念」「組織風土」がよく伝わってきました。

本との出会い、ウィルゲートの社員との出会いを経て、「一緒に成長していきたいと想う組織かどうか」を大切にしていた僕には、「ウィルゲートと共に歩んでいくことが最良の選択になる」と感じ、入社を決断したんです。

これから成し遂げていきたい『will』について

僕の『will』は「必要な人に必要な情報を届け、その人々に幸せになってもらうこと」です。

情報の重要性が高まっている現代においても、まだまだ情報格差の課題があることによって困っている人々は多く存在します。

これまでの人生において、僕自身も教育や進路決定などの場面でそのことを何度も感じました。この他にも、数多く存在する情報格差を是正していくことで、困っている人々を幸せにしたいと考えています。

そのために、まずはウィルゲートという組織の成長に貢献していきたいと思っています。それが最終的には自己の成長につながり、僕の『will』の実現に近づいていくと信じています。

僕が好きな言葉である「決断を正解にしていく」を心に誓い、多くの『will』を叶えていきたいです。

最後に、僕の就活に関わっていただいた皆様、選考に携わってくれた社員のみなさんに感謝申し上げます。

そして、ここまで読み進めてくださった読者の皆さん、本当にありがとうございました。

この記事で、少しでも読者の皆様のお役に立てれば幸いです。


西本卓真


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