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ウィルフォワードの名刺はビジネスカードと訳するには相応しくないほどビジネス要素がない。個人の志やビジョン、そして好きなものとキャッチコピーを添えた個人が大きく配置されている。

創業の頃に「SNSがあれば名刺っていらなくない?」って言っていたが、さすがにそういうわけにはいかなくて必要に迫られて作ったのが初代。デザインは表面には名前のみ、裏面には会社のロゴと住所、連絡先といったいたってシンプルなデザインであった。

実はこれ「名刺 カッコイイ」で検索した時に一番上にきた佐藤可士和氏のデザインにインスパイアされ、そのほとんどをTTP(徹底的にパクる)し、オリジナル要素としてパーソナルカラーを加えるといったものだった。製作時間は30分でランチを食べた後のデニーズで作られて入稿され、翌日ポストに届いていた。

その後もウィルフォワードのデザインに対する考え方の一つでもある「シンプルで丁寧」というコンセプト、そして個人に焦点を当てるという思想を受け継ぎ、名刺は大きくリニューアルされた。

イラストは2代目名刺のものを成瀬が、3代目名刺をウィルフォワードアンバサダー(学生)でほっこりポップクリエイターのつかお(後藤司)が担当した。彼の物語も深い話があるので本人から直接聞いてみて欲しい。