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就職活動の代わりに瞑想を100時間やったら、20卒内定1号になった

「やばい!出勤1日目から遅刻はインパクトが強すぎる...悪い意味で...」

初めて降り立った渋谷駅は、大阪駅の何倍も人がいて、広くて、いろんな施設とつながっていて。

オフィスは駅から徒歩3分で着くのに、スタート地点である「駅の出口」が永遠に見当たらない。

出勤時間1分前に到着したとき、ぼくの体に流れていた汗は、純粋な夏の暑さ、数十メートルにわたる宮益坂ダッシュ、そして初出勤日遅刻への恐怖といった、いろんな汗が混じっていた。

そして超絶怒涛の迷宮・渋谷駅から1年半...。

ぼくはまた、関西から夜行バスで単身東京に乗り込み、左手にはスーツケースを引っさげ、そしてそのままオフィスに出社するという、まさに1年半前のデジャブのような状況にいた。

ただ当時とすこし違ったのは、ぼくが渋谷駅構内で迷わなかったことと、肩書が「インターン」ではなく「20卒内定者1号」になったことーーー

こんにちは。改めまして、株式会社wevnal(ウェブナル)20卒内定者の藤本 健太郎(ふじもと けんたろう)と言います!

いまは兵庫県にある、関西学院大学というところに通っています。

ぼくは一昨年2017年の9月から去年2018年の9月まで1年間、休学してwevnalでインターンをしていました。

そして今回「20卒内定者」として、もう1度wevnalで働くことを決めました。

ということでこの記事では、ぼくがwevnalを離れていた約半年間、なにを考えどういう経緯で今回の結論に至ったのかを、書いていきたいと思います!


日本で一番幸せな大学3年生

一番の決め手になった理由は「求められる喜び」です。

実は、去年インターン期間を終えてwevnalを退職するとき、社長から内定証書をもらいました。

「卒業証書を渡します!」と言われて受け取ってみたら、題名が「内定証書」になっていて、そこには「あなたがwevnalに来るとか来ないとかは、もうどうでもいい。でも少なくともぼくたちは、あなたと一緒に働きたいと思ってるよ」と書いてありました。

約10年に渡って会社を経営しつづけて、且つ売り上げも年間数十億円レベルの社長が、一介の大学3年生にここまで言ってくれるなんて、その内定証書をもらったとき、ぼくは本気で「自分はいま、日本で一番幸せな大学3年生だな」と思いました。

ただ、その場で「はい、お願いします!」とならなかったのは、「ここでの経験やスキルを生かして、違う会社で働こう」という選択肢をとる可能性も、多分にあったからです。

wevnalにここまで評価してもらいながら、どうして他の会社に就職しようとしていたのか。

ひとことで言うと「期待値バブル」を起こしてしまっていると感じてました。

ぼくは休学して上京する際、「この1年で絶対になにかをつかんでやる」「数字に残る実績を作ってやる」と、すべてのものごとのなかで「インターン」の優先順位を一番高くしました。

時間的にも精神的にも金銭的にも、ぼくの持っているリソースのほぼすべてを、この1年間は「インターン」につぎ込みました。

そうして熱中して過ごした1年間はあっという間もなかったし、楽しかったし、実際に「内定証書」という数字とはまた別の実績もできたわけですが...。

社会人になって考えるべき時間軸が一気に伸びても、果たしてぼくは休学期間の短距離走のような生き方を持続できるかと自問したとき、「Yes」とは即答できませんでした。

インターン時代のぼくは、他のwevnalのみなさんが「人生」という名の長距離走を走っているグラウンドで、ひとりだけ「休学期間」という名の短距離走をやっている状態です。

ぼくがもらった内定証書は、もしかしたらそんなチートの産物ではないのか。

休学して関西からひとりで東京にやってきて、週5でフルコミットして1年経ったらスパッと去っていくというある種の「ストーリー」が、「期待値バブル」を引き起こしているのではないか。

平たく言ってしまえばぼくがビビっていたというだけの話なんですが、もう一度、信用も信頼もない真っ皿なフィールドで0からやってみたいなという欲求が、ぼくの他社への興味を駆り立てていました。


1日10時間の瞑想で見つけた「自分の喜び」

それでぼくは、就職活動を本格的に始めるにあたり、まずは自己分析をすることにしました。

その一環として、まずは自分の幼少時代からいままでの原体験で、人格形成に影響を与えただろうなと思うイベントの話を、ぜんぶ文章として書き出していきました。

そして、京都の山奥に2週間こもって瞑想。

毎日10時間以上の瞑想を通して、出発前に書き出した原体験を改めて振り返り、「自分はなにが好きなのか」「自分はなにがやりたいのか」「自分はどういったときに喜びを感じるのか」などなど、とにかく徹底的に自己分析し続けました。

そして、そうした自己分析を経て浮かび上がってきたのは、「求められる喜び」と「求められない悲しみ」でした。

ぼくはいままで「求められる喜び」と「求められない悲しみ」の両方を、繰り返してきた人生だったなと。

高校まで続けた野球では、キャプテンとしてチームのみんなから頼りにされることもあれば、控え選手としていてもいなくてもそんなに変わらない経験もしました。

勉強では、ほぼオール5みたいな成績で地域一番の進学校に行ったかと思えば、第一志望だった大学には、あと0.7点足りなくて落ちました。

そう振り返ったとき、いまぼくの手元にある内定証書、関西に戻ってからも届き続ける「待ってるよ」のメッセージは、まさに「求められる喜び」以外のなにものでもないなと。

特に人事の後藤さんはすごくて、ぼくがTwitterでつぶやいている内容に対して、週1くらいのペースでリプを送り続けてきました。

しかも後藤さん、Twitterでぼくのことをフォローしてないんですよね。

毎日のようにぼくの名前をわざわざ検索してツイートを確認して、そして定期的にちょっかいをかけ続けるって、どんだけぼくのことを好きやねん!と。

でも「求められる喜び」としてその行為をみると、半年間もそんな面倒くさいことをやり続けるのって、実はとてもつもなくありがたいことだと感じるようになりました。


「求められる喜び」と「期待値バブル」

対して就職活動というのは、「求められない悲しみ」の連続です。

会う相手会う相手、全員自分の名前すら知らなくて、「応募者の1人」としてで処理される。

なんの励ましにもならないどころか、むしろ来たら元気がなくなってしまうお祈りメール。

そして、就職活動で「求められる喜び」を味わうのに必要なスキルである、面接の対応方法、エントリーシートの書き方、グループディスカッションでのトーク力...

ぼくにとっては、それらが全部「練習のための練習」にしか思えなくて、いま「どんどん試合に出てけよ!」と言ってくれてるチームがあるのに、ぼくはこのまま家で素振りばっかりしてていいのだろうかと...

wevnalからもらった内定証書を「保険」のように扱う失礼なマネだけは絶対にしたくなかったので、承諾するにしてもしないにしても、2月中には返事をさせてもらおうと思っていました。

そして、「求められる喜び」「求められない悲しみ」について考え続けるなかで、「期待値バブル」というのは、実は「求められる喜び」と表裏一体なんじゃないか、と思い始めました。

ここまでさんざん「求められる喜び」について叫んでおきながら、求められたら求められたで「そのプレッシャーが...」となるのは、虫が良すぎるだろうと。

期待してもらって結果が出なかったら、結局ぼくはそれまでの人間だったということで、腹をくくることにしました。

あとインターン時代の短距離走のフォームだって、まだまだ改善の余地があるんじゃないかと。

もっと長い距離をもっと速いスピードで、走り続けられるフォームが絶対にあるはず。

2019年2月12日、ぼくは内定承諾についての返事をさせてもらおうと、メッセンジャーを起動しました。


ぼくがwevnalを大きくしていく

母にwevnalへ行くことを伝えたとき、その前日までふつうに就職活動をしていたので、とても驚かれました。

「その会社って上場してるの?」「大きな企業なの?」「毎日ちゃんと定時で帰れるの?」という質問に対し、全部NOとしか答えらない自分がいて、すこし申し訳ない気持ちもあります。

あと、実家の前に住んでいるおばあちゃんからは以前、「けんちゃんは将来地元の市長になってやぁ」とお願いされました。

なので、いまぼくは春休みの機会を利用してwevnalの東京オフィスに来てるんですが、家を出る前「ホンマに東京へ行ってまうんやなあ...」とすごく寂しそうにしていた顔が、いまでも脳裏に浮かびます。

お母さん、wevnalはまだまだ小さな会社です。

おばあちゃん、ぼくはいまのところ、政治家になるつもりはありません。

だけど今回、東京オフィスに来てみたら、wevnalメンバーの一人である石原さんがぼくの席にやってきて「ふじもん、これの裏に2019年の目標を書きなよ」って、とある紙を渡されました。

その紙は、ぼくがインターンをしていた当時に、2018年の目標を書いた紙で。。。

「みんなが2019年の紙に貼り替えるときに、ふじもんの分は私が持っておいんだよ〜」と言われました。

もう年明けから2ヶ月以上経ってしまったけれど、ぼくも2019年の目標を紙に書き、オフィスのボードに貼りつけて。

かすかに透ける「2018年の目標」から、ぼくは改めてwevnalの魅力を垣間見ました。

だからぼくは、そんなwevnalをもっともっと大きくして、政治ではなくビジネスを通して世の中に価値を提供していって、少しでも早く、お母さんとおばあちゃんを安心させます。

バブルも中身を詰め込めば、絶対割れない玉になる。


▼半年前のインターン卒業時のインタビュー記事はこちら!

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