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きのうはずっと Walbrix4を作る作業をしていました。squashfs+overlayfs方式で Walbrix(Xenに特化して機能を削ったGentoo Linux)を起動することには成功したものの、overlayfsをルートファイルシステムにするとシャットダウン時に upper layerをアンマウント(ないしは roでリマウント)できない問題に行き詰まりました。普通、union系のファイルシステムを使ってルートファイルシステムを提供するシステムは tmpfsを使うので問題にならないのかもしれませんが、Walbrixは次に起動する時にもファイルが残ってないといけませんので、シャットダウンの際には不揮発性のデータを持つレイヤをきちんと天に返さなくてはなりません。

もっとも、シャットダウン処理においては全てのプロセスが終了され syncも実行されるので、クリーンなアンマウントが行われなかったとしても完全なログが残っているはずで、次回起動時にはログの自動再生が行われ何事も無かったかのように動作します。しますが、気分的にはこれを放置したくないです。かといってこの問題のために無限に時間を割くこともできず(お金にならない仕事にだけ時間を割くと当然ながら飢え死にする)、どうしたもんかと悩んでいます。

とりあえず、Walbrix4を作るにあたって作りなおしたビルドスクリプトは以前よりシンプルかつ柔軟にできたので、いったんoverlayfsの問題は脇に置いて、githubにリポジトリを作成する作業をしようかなと思っています。githubに置くと言っても、誰かに見てもらおうという意図はなく自分の利便のためだけですけれども。