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実は苦手な人が多い!?新年度の悩みの種「オンライン自己紹介」を乗り切る方法とは

年度の切り替わり、異動や引っ越し、節目が多くやってくる時期ですね。この時期は、出会いと別れがある分、日本人が苦手な「自己紹介」の機会が怒涛のように訪れる時期でもあります。

引用:しらべぇ「は、はじめまして…」 いくつになっても自己紹介が苦手な人たち

「それでは、自己紹介をお願いします。」

ドキッとしますよね。自分の番が近づくと他の人の自己紹介が全然頭に入ってこなくなったり……奈良も自己紹介に対してネガティブで、苦手意識満載でした。

特に、オンラインの自己紹介は伝えられる情報も限定的で、より一層印象に残りづらく、「やってる意味あるのかな……」なんて思っていました。しかし、「待てよ?」と思う時がありました。

自己紹介をハックしよう。オンラインを逆手に取って

オンラインでの自己紹介の特徴、それは「画面共有」ができること。画面越しでしかコミュニケーションできない分、画面共有を使えば対面を凌駕する情報を届けられるのでは…!?

(そして口頭のみの自己紹介より心なしか緊張しない気がする…!)と思いました。どうせ話す尺もあまり変わらないですし。

それがちょうどWantedlyのプロフィールが新しくなった頃です(手前味噌感出てきましたね。手前味噌な話です)。新しくなったWantedlyのプロフィールを作ってみる中で…

プロフィールをそのまま画面に投影して自己紹介すれば良いのでは?

という事に気づきました。今の仕事、趣味、略歴、自己紹介で話すことが網羅されている1ページではないかと。それからというものの、オンラインでの自己紹介のときは毎回

「折角なのでプロフィールをお見せしながら自己紹介しますね」

と図々しく画面共有して話すようになりました。茨城の出身高校がもの凄く近かった(チャリ通の経路にあるレベル)、焚き火好き、令和生まれの子持ち、料理が趣味、たまに意外な共通点が見つかって少し互いにほぐれたり。あんなに苦手だった自己紹介も、ちょっと前向きに出来るようになりました。

Wantedlyのプロフィールってどんなもの?

プロフィールがどんなものか、まずは見てみましょう。
たとえば、Numero TOKYOの田中杏子さんのプロフィールはこのような形です。

テスト内容をイタリア語で丸暗記…! 日本語でも出来る気がしない


「あなたのシゴトを物語る、1ページ」Wantedlyのプロフィールの3つの特徴

  1. あなたのシゴトの過去だけでなく未来も、行動だけではなく想いも伝わる
  2. 画像や動画も使えるカード形式のフォーマットで視覚的にもリッチな1ページを作れる
  3. プロフィールページが出来るのでURL1つ渡せば自分のやってきたこと、やりたいことが伝わる

画面共有して話す、会う前にURLを共有してしまう、WEB上の1ページだから、どちらでもOK。

自己紹介をハックする。プロフィール作り3つのコツ

それではPCからWantedlyにログインしてプロフィールを作っていきましょう。「designing」さんとコラボして様々な方へお贈りした公式プロフィール「Official Profile」をお手本として紹介しつつ。

1. プロフィール写真をセットしよう

プロフィール写真は証明写真よりも、自分らしさが伝わるものがおすすめ。カバー画像もセットで設定するとあなたらしさがより伝わります。グッドパッチの佐宗さんのプロフィールのトップを見てみましょう。

プロフィール写真設定中だけ「顔大っきい!!」って思うかもですが、丸に対し1/3~1/2位が実はベスト


2. 自己紹介文とこの先やってみたいこと

一番大きく見える「キャッチコピー・好きな言葉」の下、「自己紹介文」欄は職務経歴書や従来型のプロフィールを作ってきたクセで、つい長々と書いてしまいがちです。

ここは「1分でカジュアルに自己紹介するとしたら?」みたいな考え方で、今力を入れていることや、自分のパーソナリティも伝わる趣味等の情報をコンパクトに書くのがおすすめ。Twitterのプロフ文くらいのボリュームが近いですね。

「この先やってみたいこと」はシゴトでの目標は勿論、プライベートやライフワークとして目指していることを入れるとよりあなたらしさが伝わります。こちらはメルペイ松薗さんのプロフィール。

Less is moreはこの本からの引用です。昔、忙殺されている時に読んではっっとしました。


3. やってきたことをカードで魅力的にみせよう

Wantedlyのプロフィールの大きな特徴は「カード」でやったことを視覚的に魅力的に表現できる点です。画像・動画、ブログや記事のURL、数字、テキスト、どれでもカードにできます。4種のカードがあるので、ぜひ使いこなしてみてください。

  1. 画像・動画カード
  2. 出版・執筆カード
  3. 数値カード
  4. その他プロジェクトカード

カードにするのは、結構細かいことでもOK(これ、重要です)

Official Profileの方々が凄い面々で「自分にはハードル高いかも…」と思ってしまうかもなので先に言っておきますね。カードにするのは「すごいこと」じゃなくて全然OKです!やったこと、そして想いを自由に綴る場なので、気軽に、楽しんでカードを追加していってもらえると嬉しいです。

またグッドパッチ佐宗さんのプロフィールを見てみましょう。色々な種類のカードを使っていますね。


① 画像・動画カード
何をしたかを示すタイトルに、やったことやその背景をあらわす画像や動画、テキストを入力することができます。作ったものは勿論のこと、やったことを表現する画像、例えば当時の思い出の写真などを使うのもおすすめです。こちらはBCG Digital Venturesの花城さんのカード。

▼画像・動画カードサンプル

「画像・動画を作った!」という話じゃなくても良いっていうのも大きなポイントです


② 数値カード
その名の通り数字を中心にアピールできます。◯◯社、◯◯円、◯◯♡(いいね!)など、実はお好きな単位にカスタマイズできます。

ツイートがバズった「45,000♡」(♡=いいね! の意)みたいな使い方も出来るの面白いですよね


③ 出版・執筆カード
ブログを書いたり、インタビューを受けたり、出版したり、登壇資料を公開した時に使いましょう。URLを入れると自動でサムネイルが入ってタイトルも入る優れもの。

書籍はもちろんのこと、WEB記事やブログ、Speaker Deckなど、URLを入れると自動でサムネイルやタイトルが入ります。

▼出版・執筆カードサンプル

URL入れるとサムネ画像とタイトルが自動で入るの、本当便利


④ その他プロジェクトカード
画像も数値もURLも無いけれど、これは伝えたい!みたいなときに便利なカードです。テキストのみで伝えることができます。こちらはPARKの佐々木智也さんのプロフィール。

▼その他プロジェクトカードサンプル

やったことを表現する足跡のデザイン、実は作る度にちょっとずつ変わってます


目指したこと・役割だと思ったこと
「やったこと」だけじゃなく「想い」も表現できちゃいます。「所属・役職」の下の欄、ここの1文でグンっと自分らしいプロフィールに。

グレーの「Wantedlyと社会との間の〜」のところ。今までのクセで職務要約書きがちなので要チェック


忘れがちな、大事な設定

プロフィール作りを終わってお疲れなタイミング、最後に二つ、ぜひおすすめしたい設定があります。

1. 公開範囲

たまーになのですが「プロフィール気合い入れて作りました!見てください!」と言われてみると「おや何も見れないぞ…?」となることがあります。

Wantedlyのプロフィールは、コンテンツごとに「誰がこの内容を見ることができるのか?」つまり公開範囲を設定できます。設定によっては他の人からほとんど見えない、なんてこともあるので要チェックです。

高校についてのみアピールしたい人みたいに。甲子園と吹奏楽が強い高校でした。ほぼ無関係でしたが。

チェックの方法としては、友達に自分のプロフィールのURLを送って見え方を確認してもらったり、一度ブラウザのシークレットモードでプロフィールのURLを入れて見てみたり。「作ったのに誰も見れない状態だった…」という悲劇を防げます。


2. 転職・副業意欲

Wantedlyでは転職・副業に対してどれだけ意欲があるか?また、スカウトをどれくらい受け取りたいか?も設定できます。設定はプロフィール上部の「基本情報」の興味・関心の項目から。好きなタイミングで設定変更できます。良い転機が舞い込んでくるかも。


ここまで来れば新年度の自己紹介、怖いもの無しです(多分)。新年度以外も自己紹介の機会ってたくさんあるので、たまに更新して、自己紹介へ備えちゃいましょう。

ちなみにWantedlyのプロフィールは、自分だけのページらしく、好みのURLを設定できます。TwitterやInstagramなど、他のSNSとID揃えたりするのもありですね。

IDは早いもの勝ち。好きなIDをおさえられることを祈ります



本当の最後に

自己紹介、ちょっとやだよねって話からずいぶん長くなってしまいました。プロフィールを画面共有して自己紹介って想像以上に気が楽で、楽しいものなのでぜひやってみてくださいね。

あとは、自己紹介の時間が取れ無さそうな場合は、初めて会う前に「もし良かったら見てくださいませ(そっ)」とプロフィールのURLを渡したりします。気持ち、朗らかな初対面になる気がします。

会う前にプロフィールのURLをポチッと送っておく

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