クリエイティブ制作の分野で、ブランドコミュニケーション・広告販促プロモーションのプロデュース&プランニング、ビジュアルディレクションに従事。住宅設備ブランド、食品ブランド、化粧品ブランドなど、業界・オンオフライン問わず様々なミュニケーション設計を手がけ、2022年9月VENECT入社。
前職までの経験
学生の頃からデザインやものづくりに興味があり、趣味で活動していたバンドのPVやジャケット制作、友人が経営していた古着屋の店舗デザインの手伝いをしたりと、とにかく見ることも作ることも好きでした。自分たちの直感に拘り、感性だけを拠り所にアイデアを出す。そんな世界観を毎日楽しんでましたね。どんなデザインやコピーが人の心に届き、行動してもらえるかを考える様になったのは、もっとずっと先の話で、、、まずは好奇心だったり自分の好きを見つけられたことが、結果として良かったのかな、と、今ではそう思っています。
そんなこんなでクリエイティブ業界に入ったわけですが、幸いなことに、運良く多くのナショナルクライアントを担当させて頂きました。本当にありがたいことです。
某住宅設備ブランドではインナーブランディングの一環としてマーケティング部、営業部、デザイン部、商品開発部など、普段交わることのない人たちが一同に集まり、ブランドの価値や目指すべき姿、ブランドの個性を紐解いていくワークショップを企画プロデュースさせて頂きました。表現しづらいブランドへの愛着や感情を言語化してもらい、否定ではなく肯定的にディスカッションを行う。そんなワークショップは、「原点回帰というか、それぞれの違いに気づけた意義のあるワークショップだった」と、クライアントからも高い評価を頂きました。今でこそ「ブランディング」というワードそのものがカジュアルになっていますが、コロナ以前にこういったプロジェクトに立会わせて頂いたことが自身の成長を後押ししてくれたんだと思います。
某アイスクリームブランドの販促プロモーションではファンとのエンゲージメントを高めるためクリスマス・リアルイベントを開催。このイベントでしか味わうことができないオリジナルレシピを開発。ブランドらしさは備わっているか? おいしさは? 見た目は? そんな議論と試食を重ねながら、パートナーのパティシエさんと並走。というより激走!
プレミアムな体験をファンに提供し1年の感謝を伝える。愛される、選ばれるブランドとはどういうブランドか・・・とても貴重な経験をさせて頂きました。
VENECTに入社した理由
グラフィックや映像、デジタル領域と多くのクリエイティブ制作に関わらせて頂いたのですが、この情報を必要としている人、期待してくれている人たちにきちんと届いているのか?実は届いていないんじゃないか?とずっと気になっていて…こんな情報過多な時代だからこそ、表現も大事だけれどマーケティングの考え方、数字を読み取る力を持ち合わせることも重要。双方バランスよりも両立を目指したいと思い転職を決めました。
従来のマス・マーケティングからパーソナライズ・マーケティングに移行する中、「みんなが好き」より「ひとりが熱狂的に好き」をつくっていく。そのひとりをとことん深堀りしていく。
そういった感覚やビジネスへの向き合い方が、入社前の選考段階で役員とも共感できた部分でした。
そういった背景があり、『正しく(マーケティング)×おもしろく(クリエイティブ)』ができる環境がVENECTにはある。と思い入社しました。
VENECTで今後やりたいこと
ここ数年、クリエイティブを制作する上で、ブランドの存在意義や社会的価値などを内包したプロジェクトが増えてきました。単純に商品やサービスが売れれば良いという世界線から、サスティナブルな社会の実現に対し、企業のスタンス、意思が求められるようになりました。非常にデリケートな部分ですが、常に社会と接続し、感度高く世の中の潮流に耳を傾ける事が大切だと思っています。マーケティングにおいても、表面的な数字を追いかけるのではなく、多面的な視点を持った正しい意思決定ができる思考を身に着け、クライアントの成長に寄与していきたいと思っています。
そんな中、昨今トレンド中のWEB3.0・マーケティングに強い興味を持っています。バーチャル(メタバース)の世界は、国や性別、年齢を超えた、あらゆるものが溶けあった空間です。アバターという分身がどういう性質や個性を持ち行動するのか・・・アバター心理・インサイトを読み解くマーケティングは難しくもあり魅力的だなぁとポジティブに捉えています。今後は、新しいテクノロジーに向き合いながらも、AIに取って代わられないマーケティング力を身に付けていきたいですね。
最後に
私たちは「データを活用して、どのように人の心を動かすか」を追求しています。クライアントの先にいる生活者の心を動かし成果を生み出すことが、クライアントへの価値提供であると考えています。データに基づいたマーケティング施策は、結果などの数値の検証を繰り返し、再現性を高めることで、より良い成果を導きます。また成功体験だけではない様々なラーニングを共有し、各プロジェクトへ活かすことをVENECT全員が大切にしています。
クライアントと直接コミュニケーションが取れず、課題の具体的な共有や本質的な解決に至っていないとお悩みの方、VENECTで一緒にクライアントの課題解決へつながる仕事をしませんか?