私が学生の頃の私に伝えたいこと。
from加藤元康
学生の時、朝の電車で疲れたオッサン見ながら、
心から「働きたくない!」と思っていた。
社会は、ダサくて、カッコ悪い。
夢もなければ、希望もない。
若くてクールな俺には、到底受け入れられないと思っていた。
でも、あの時は、何も知らなかっただけ。
大人と若者という区別はないのだ。
ダサいか、カッコイイか、しかない。
カッコイイ大人になりたければ、カッコイイと思う大人と仕事すりゃいいのだ。
何やりたいとか、何になりたい、なんて、20歳そこそこで分かってたまるか。
そんな恵まれた星の下に生まれるやつなんかごく一部である。
そうじゃなければ、カッコイイ大人についていって、自分なりのカッコよさを生き様にするしかないのだ。
若いのに金とか追うからクソみたいな大人にこき使われるんだ。
でも、どんな仕事でも、金追うと、お客さんが離れて売り上がらないってわかってくる。
金は人についてくるのだ。
それが商売だ。
働くということが分からないのは、こういうことが分からないからだ。
だから、いまの自分で理解できる、カッコよさだけで決めて良いのだ。
どういう大人になりたいんだって、それなら、判断できるじゃないか。
働くってことを知らないんだから、知ってる範囲で判断するしかない。
理屈で動くんじゃない。感情で決めろ。
でも、一番カンタンで確実な方法だ。
もし、誰かこれを教えてくれてたら、何の不安もなかったし、今のような遠回りをしなくて済んだ気がする。
ひょっとしたら夢中になるものも違ってたかもしれない。
今40歳超えて、あれから20年近く遠回りしながら気づいたことがある。
能動的に働くとは、自分で毎日夢や希望を作り出している、ってことだ。
働くとは、一生終わらない最高の遊びなのだ。
そして、それを若い奴らに、背中で語っていく役割が俺らの年代の大人にはあるんだ。
だから、命がけで働けるんだよ。
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