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やりましょう。だって、やりたいんですよね。

質問です

みなさん。

お葬式の打合せって、どんなイメージですか?


大切な人を亡くした直後で、悲しみにくれるご家族。

目を背けたい現実と、それを突き付ける葬儀社。

重く、悲しい空気。

静まり返った部屋で唯一聞こえるのは、ご家族様のすすり泣く声。


明るい打合せ

もちろん、そのようなご家族様もいらっしゃいますが、本日ご紹介するのは、少し異なります。

故人様と喪主様はやや遠縁のご関係。

お打ち合わせでは亡くなってしまった悲しさよりも、生前の楽しい話ばかりが出てきます。

笑顔で過ぎてゆく打合せのお時間。.

決まったのは「何もせず、シンプルに」ということ。

近年のご葬儀では珍しくない、いわゆるメモリアルコーナーも作らないことになりました。


その日の23時。

お客様とのお話をもとに準備を終えたプランナーのもとに1本の電話。

それは喪主様からの「やはり故人の思い出の品を飾りたい」というものでした。

聞けば、掛け軸をはじめ、故人様にまつわる作品や道具が数点あるとのこと。

お通夜前日の23時ですが、 プランナーは即答します。

「やりましょう。お任せください」

それがお通夜前日であろうが、23時であろうが、目の前のラーメンが伸び始めていようが、プランナーには関係ありません。

お客様が『やりたい』と思った。

それならば全力を尽くして実現させるのみです。


喪主様の中でどんな思いの変化があったのかは分かりません。

ですが、その変化の裏には喪主様の「何もしない」「シンプル」という言葉だけではなく、

その背景を考え、 ていねいに故人様との思い出をたどっていったプランナーとの時間がありました。


私たちプランナーは故人様のことを知りません。

知っているのはご家族様です。

だからこそ、プランナーはご家族様との対話を何よりも大切にしています。

ご家族様の心の変化があったおかげで故人様の生前の作品が式場に飾られ、 参列された方々からは口々に感嘆の声が。

そこには長年生きてきた故人様への敬意がありました。



プランナー 紹介



三原 都 -みはら みやこ-(2017年入社:新卒採用)

入社当初、誰よりも大きな声で「おはようございます」と言い出社。

朝から社内に活力を注入する。

最近は声量が人並みに落ち着き、一部ファンから惜しまれている。

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