1
/
5

採用候補者さまへの手紙

はじめまして、株式会社ブルード代表の田中です。はじめて見てくれているあなたに自己紹介をさせて頂くと、アメリカ大学留学を経て2010年に創業期の株式会社リジョブ(株式会社じげんにM&A/東証プライム上場)にて事業開発部の企画統括を兼務していました。2012年に株式会社ブルードを創業し、動画メディアマーケティングを経営の共通基盤として、訪日旅行客にレジャー体験を提供するメディアコマース、日本最大級クロスバウンドの留学メディア事業を運営しています。

動画メディア「StudyInネイティブ英会話」含む5チャンネルは総フォロワー480万を突破。フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「ニノさん」、日経新聞やAERAなどの雑誌メディア、高校/大学/企業からの講演依頼を多数いただいています。留学メディア事業は創業6年で日本最大級、流通売上高約40億の規模にまで成長。現在は、留学メディア事業で海外展開(外国人の日本留学、外国人の海外留学)を開始しており、2030年までに「グローバルトップ」を目指しています。

今回は、まだ出会えていない、採用候補者さまへメッセージを書かせて頂きます。

なにをしたい会社か?

ブルードは「より多くの人にグローバルという選択肢を」というミッションを世界規模で実現したいスタートアップです。私は地方の田舎街で育ったこともあり、人種のるつぼサンフランシスコでの留学経験は価値観を大きく変革してくれました。

晴れの日に傘をさしている黒人、スカートを履いている男性、手を繋いでキスをしながら歩く同性、公園をビーチのように使い裸で寝そべるLGBTQの人々、街を歩けばそのTシャツクールだね!どこで買ったの?と聞かれたり、すれ違う度にくれる笑顔。それまで日本の田舎街で、無意識的に周りの目を気にしながら生きていた自分にとって「なんでもあり」のサンフランシスコは、「周りの目を気にせず自分で決める」という態度変容を起こしてくれました。

現地では、沢山の起業家との出会いも人生観を変えてくれました。日本人初のYコンビネータ卒業生であるFond共同創業者のサニーさん、ゴルフダイジェストオンラインを上場させた玉置浩伸さん、世界トップのベンチャーキャピタルa16zでリクルーターをしている親友のYuichi(当時は起業家で後にM&A)、元Apple ComputerのエバンジェリストGuy Kawasakiなど、事業家を志す私にとって刺激だらけの留学経験でした。当時出会った大学の友人も、多くが世界中でスタートアップをしていて、今でも交流を持っています。

野球しかしてこなかった私が多様性に富んだ環境に身を置くことで覚醒した経験から、「人の可能性は能力ではなく環境と想像力で決まる」という原体験ができました。

*衝撃を受けたサンフランシスコにあるドローレスパーク

「グローバルで多様性のある環境に身をおくことで、人はより創造的になり、個がエンパワーメントされる。」

私はそう確信しています。この経験を、事業を通じてより多くの人に届けたい。これが、ブルードのミッションとなりました。

今後どのマーケットに力を入れるのか?

*2019年4日間で25万人以上が訪れたジャパンエキスポ in パリ。すごい熱気でした、コロナ後は毎年出店します。実はこのようなジャパンエキスポは世界中で行われています。

今後は数十年単位でインバウンド市場と海外市場に注力して外貨を稼ぎます。サービス立ち上げ中の訪日旅行事業は、外国人旅行者へレジャー体験を販売するプラットフォーム事業です。訪日旅行マーケットは2019年の4,8兆円から2030年15兆円まで大きくすることを観光庁は目標としており、円安も重なりインバンド市場は爆発的に伸びています。ヨーロッパにはGetYourGuid(ドイツ)、APACにはKlook(香港)というユニコーンスタートアップが既に存在していますが、彼らをベンチマークにしています。訪日旅行事業は市場が大きく、地方創生という社会問題の解決にもつながるポテンシャルの高い事業です。


*22年「StudyInネイティブ英会話」がフジテレビ「めざましテレビ」に出演

動画メディアマーケティングは全事業の共通基盤として機能しています。テレビ番組で飲食店が紹介されると翌日お客さまが殺到すると思いますが、あれを毎日無料で国内外で行っています。動画メディアは、既存のマーケティング手法と比べ、資本効率を劇的に向上させる力を持っています。YouTubeやTikTokなどの動画シフトはまだまだ始まったばかり、今後10年間は続くと言われています。

人々の情報を取得する方法は、Google検索からYouTubeやTikTokなどの動画検索に移行しており、時代はゆっくりと動画シフトへ向かっています。SEOモデルVEOモデルに移行し、あらゆる産業で地殻変動が起こり始めている、現在進行形で起きているパラダイムシフトです。情報の取得方法が紙からWEBに転換するタイミングでIT企業の第一世代は爆発的に成長しました。私たちは、動画の未来を誰よりも強く信じており、この時代の転換期をとらえ動画メディアを事業経営の共通基盤としてグローバルで使われるサービスを作っていきます。

留学メディア事業でグローバルトップを目指す。

留学メディア事業は、21年から毎年倍成長を実現しています。 なぜ実現できているのか?理由は3つあります。1つ目は、コロナ禍に採用を強化することで組織を3倍に拡張できたこと。2つ目は、動画メディアの急成長からくる集客力の実現。3つ目は、事業のDX化を推進し生産性を飛躍的に向上できたからです。

コロナは大きなマーケットシェアを持つ企業の順位が入れ代わる数十年に一度の大チャンスだと捉えています。大多数のインバウンド、アウトバウンド事業者は打撃を受け、事業縮小か撤退を余儀なくされています。私たちはこのタイミングがチャンスだと捉え、縮小も撤退もせず、逆張りで採用拡大を続けた数少ない企業の一社だと思います。相対的に採用効率は上がり、実績のある人材を数多く採用できていることも好業績を作れている大きな要因となっています。

私たちはこのタイミングでリスクを取り、不確実性に張ることにしました。資金調達を終え、採用、動画メディアのコンテンツ、CRMのシステム開発、あらゆる業務のDX化を進め、海外へ事業拡張することで、会社のステージを一気に一段、二段と上げることができています。

グローバルでマーケットリーダーになるには?


ブルードのビジョンは「世界的なボーダレス企業をつくる」こと。事業はあくまで手段、下記図のミッショントライアングルでいえば、戦術の1つにすぎません。留学の隣接市場を見渡すと、英会話マーケットは8,000億円あり今もなお伸び続けています。英語を使った仕事を紹介する人材紹介市場も数千億の市場でこれから益々成長していきます。アウトバウンド事業は十分に市場の大きい英語、人材領域への展開を構想しています。

留学市場では、グローバルなマーケットリーダーを構想しており、StudyIn(スタディーイン)というブランド価値を高めてから次の大きなマーケットへ参入したいと考えています。
(ベンチマークはESL Educationというスイスにあるグローバルトップの企業です。)

私たちは、下記図のように顧客課題を5つのフェーズで分けており、それぞれのフェーズでユーザーペインを解決し、顧客価値を最大化するサービスを目指しています。後フェーズになるほど課題解決している企業数は少なく、さらに解決の深度が浅くなっている点がこの業界の課題だと感じています。

中でもフェーズ④と⑤のユーザーペインが深いため、ここをどの程度の深度で課題解決するのかがマーケットリーダーへのカギとなります。私たちは、23年末までに必ず国内でのマーケットリーダーになってみせたいと思います。


①留学サービスを探す課題は、動画メディア、VEO、SEO、デジタルマーケディングによりStudyInを見つけやすい施策を実現できています。特に総フォロワー260万を越えた「StudyInネイティブ英会話」では、各プラットフォームのアルゴリズムを攻略することで毎月多くのリード獲得につながり、今では収益の大きな柱となっています。また、チャンネルの横展開でも再現性を持って成果を出すことができています。


フェーズ②自分に合った留学プランを決める課題は、海外大学院卒、海外大卒、ワーホリ、専門留学、語学留学、帰国子女など多岐に渡る経験を持つ人材がカウンセリングではなく、ソリューション提案型のコンサルティングを行います。コンサルタントのナレッジの蓄積と標準化を実現できていること、さらに動画やテクノロジーを駆使することで劇的に説得コストを下げ、拡張性を持たせることができています。

フェーズ③留学と語学準備に関する課題は、CRMの導入により顧客管理力が劇的に向上することで顧客満足度が上がり、ありがたいことにご紹介を頂く機会が増えています。また、レアジョブ英会話でのプライベートレッスンや、インバウンド留学のお客様を紹介して英語と日本語を教えあうマッチング制度など、StudyInにしかない無料サービスが強みとなっています。

フェーズ④留学先での安全性担保と留学体験の向上は、コロナ次第ですが22年の実現に向けバンクーバー支社を設立する計画でいます。

フェーズ⑤帰国後に語学を使った仕事探しと語学力の維持向上ができるサービスの紹介は、23年中に実現するために準備を進めています。

あなたに伝えたいこと

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

22年の動画メディア事業と留学メディア事業は、インバウンドとアウトバウンド合わせて数十億規模へスケールするエキサイティングなフェーズです。私たちは、これから7年以内に1,000億円の流通売上規模を実現して見せたいと思います。

ブルードには海外経験が長く、帰国子女や外国人も働く環境で多様に満ちおり、成果で語るプロフェッショナルなメンバーが集まっています。

そんなブルードでは、一緒に世界で戦う志あるメンバーを全力で探しています。新卒、キャリアは問いません。ここまで目を通して頂いて、少しでもワクワクしてくださった方、事業に興味を持ってくださった方、この人はなにかやってくれるんじゃないかと思って頂いた方、ぜひ一度構想だけでもお話しさせて頂けたら嬉しいです。

オンラインにて直接お話しできることを楽しみに、ご応募お待ちしております。

ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。

株式会社ブルード

田中彰太

株式会社ブルード's job postings
41 Likes
41 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社ブルード
If this story triggered your interest, have a chat with the team?