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大人気のSNSコンテンツ、StudyInネイティブ英会話でおなじみ、みっちゃん&せいけのインタビューです。
元々コンサルチームにいた2人がゼロから動画メディア事業部を立ち上げた話や、急成長の裏にある仕事の流儀に迫ります。
・2人は新卒入社して4年目と3年目ですが、元々どの部署で何の仕事をしていましたか?
清家:最初は留学コンサルトとしてto Cコンサルからスタートしました。留学を通じて、お客様の人生目標の達成に対してご提案するお仕事です。
多い日は1日6件の留学コンサルティングを担当していました。
2年目の上期では、コンサルチームのリーダーとしてチームのKPI設定や施策、数字管理をする立場になり、下期はCS(カスタマーサクセス)部にて新しい施策や設計作りにも取り組んでいましたね。
中でも、外部の方と留学コミュニティを作り、集客やイベント企画にも力を注いでいました。
その後、動画メディア事業部を発足し今に至ります。
みっちゃん:私は、メディアチームにジョインするまでの約10ヶ月間留学コンサルタントとして忙しくしていて、清家と同じように毎日多くのお客様とのアポイントで留学のコンサルティングをし、ひたすら自分のお客さまと向き合っていました。
・StudyInネイティブ英会話について、改めてどういったメディアか教えていただけますか?
清家:コンセプトは「あれ、英語って楽しい!」です。
ターゲット層は普段英語を勉強したいけれど、停滞してしまい罪悪感まで持ってしまっている方です。みんな英語の勉強が続かないという課題を抱えています。英語は筋トレと同じで、続ければ必ず身につきます。そこで、普段の英語学習に楽しさや続けられる要素を織り交ぜて、気づいたら英語力が伸びているというメディアを提供しています。
・いまはいくつのメディアで配信していますか?
みっちゃん:YouTube、Instagram、TikTok、Twitter、Podcast の合計5つです。
・スタートしてまだ半年ですが、累計29万フォローを越えています。なぜこんなに急成長できているのでしょうか?
コンセプトからのポジショニングが空いていたのが大きい要因だと思います。
清家:最初はInstagramから始めたのですが、その時は画像投稿が主流で動画を使って英語を配信している人が少なかったんですね。
加えて、フォロワーが多い英語系のメディアは、スライドで情報を提供していて、動画で自分たちの顔を出しながらストーリー(劇)風に投稿しているアカウントはほぼありませんでした。
なので、動画で英語を教えるというスポットを狙って出したのがきっかけです。
みっちゃん:投稿する中で、後発的に自分たちのキャラクターにフォロワーさんから反応をもらうことが増えてきました。
2人とも素でやっていたので、予期せぬことだったんですが(笑)
反応を見ながらそこが強調されるような構造に変えていきました。
清家:YouTubeに関しては、各自のキャラ設定要素が大きいです。
英語系YouTuberさんは、真面目なコンテンツが多い印象でそこに入っていくのは難しいと感じたので、明るい笑える要素を入れながら配信することにしました。
ただ、このキャラ設定も最初から完璧にわかっていたのではなく、最初の20動画くらいを配信して視聴者の反応をみて調整していきました。
・月間でどのくらいの企画を考えていますか?
清家:全てのメディアを合算すると、100企画くらい考えています。
毎日そのことばかり考えていますね(笑)
・その量を毎月考える上で気をつけている点はありますか?
清家:ユーザー目線であることが第一ですね。
特にYouTubeは、1トピックをより深く掘り続けることを意識しています。
例えば、他のYouTuberさんが投稿している英語動画を小学生になった気分で見ます。
それを見ながら、小学生ならどこを疑問に思うだろう?と気になったことを書き続けて納得いくまで掘り下げます。
疑問に思ったことを、ネイティブに聞くと、これは決まりだからイディオムとして覚えてとなりがちですが、そうではなくて、なんで?に対する理由を明確に説明できるようにしたいんですよね。
一例を挙げると「Come on」は、ネイティブだと「おーい」という意味になるらしいのですが、「Come」は日本で学んだ英語だと「来る」になりますよね。なのになぜ「おーい」になるのか?
そういうところをみっちゃんと深く掘り下げて、誰でも理解しやすい企画を考えています。
みっちゃん:清家から投げられる質問は、ほぼ毎回そういえばなんでだっけ?となります。笑
自分の中で明確に答えを持っている場合もありますが、ほとんどが疑問にも思わず感覚で話していることが多いので、英語と日本語両方で調べつくして答えを提示できるようにしていますね。
・この仕事を行う上で必要な素養はありますか?
みっちゃん:清家のようにロジカルに考えられる人ですね。
ロジカルだからこそ、日本人が疑問に思う点を筋道立ててわかりやすく説明出来ると思うので、どのポジションにいたとしても大切な素養と考えています。
清家:運営する側と出る側では求められるものは異なると考えていて、運営する人は、事実を把握してどれだけ客観的に分析できるかが重要です。
出る側の人は、何よりキャラクター性が大切でカリスマ感を持ち合わせていると尚良しです。
例えば、日常生活でも一緒にいて疲れる人がYouTubeに出ても見ている人は楽しくないと思うので、その人が持つ光った個性は大事かなと思います。
・2人の役割について教えてください。
清家:戦略・企画・出演を担っています。
みっちゃん:出演・英語の翻訳(クオリティー担保)・販促物の企画です。
・個人的に印象に残っている企画はありますか?
みっちゃん:あるYouTube動画でイディオムの違いを説明したものがあったのですが、視聴者からわかりづらいという声をたくさんもらったんですね。
自分でもう一度見てみると、たしかにと思う部分もあって、とても反省しました。
視聴者に混乱を招いてしまったこと、事前にもう少し深掘りをして準備すべきだったと、悔しかったので印象に残っています。
「わかりやすい」というのも私たちのコンセプトなので、改めてリベンジしたいですね。
清家:僕はみっちゃんがひたすら踊る企画ですね。(ハンドクラップ)
なんでやったんかな?と振り返ると笑ってしまいます。
6回ほど撮り直して、みっちゃんはヘトヘトになっていて(笑)、クオリティーも低い完成度だったので、印象に残っています。
・ちなみに1つの動画にどれほど工数がかかっていますか?
1時間で企画を作って、1時間以内で撮影→編集なので合計3時間くらいです。
慣れないうちは撮影に3時間費やして、合計5時間ほどかかっていました。
・この仕事で大切にしていることを教えていただけますか?
みっちゃん:自分が楽しんでいる姿を見せることです。
前提としてまず私たちが楽しんでいないと視聴者にも伝わらないと思うので、とても大切にしていることです。
明るく、元気にがモットーです。実際めっちゃ楽しんでます。
清家:2個あります。
1個目は、自己満にならないことです。自分が届けたいコンテンツはあっても、それが必ずしも視聴者が見たいものとは一致しません。
なので、視聴者が見たいもの、知りたいもの、それを第一にしています。
自分の主観は捨てて、自己満チャンネルにしないこと。
2個目は、画面の向こうには人がいることを忘れないことです。
ありがたいことに何万人とフォローしていただいて感覚が狂ってきますが、見ていただいているのは一人の人間で、その一人に向けてしっかり届くようなコンテンツであることを意識しています。
・この仕事の大変な部分を教えていただけますか?
みっちゃん:性格が感覚で物事を捉える癖があるので、それをどう噛み砕いてわかりやすく伝えるのかという部分は課題です。
あと、やることが本当に多いので、タスクのスケジュール管理は日々苦戦しています。
もう一つは気分を一定に保つことですね。
動画収録が始まればスイッチが入るのですが、カメラが回っていない時も重要で二人がポジティブなムードでいられるように気をつけています。
清家:僕も同じですね。動画出演は心情が露呈してしますので、メンタルを一定に保つ心がけは忘れないようにしています。
・この仕事のやりがいを教えていただけますか?
みっちゃん:フィードバックがすぐもらえるので、私たちが届けたものが何かしら人に影響を与えられていると実感できます。
中には、昨日見た動画が今日のテストに出ました!などの声をいただくこともあります。
一番嬉しいのは、コンセプト通りに、英語が苦手だったけど好きになってきた!という声をいただくとやりがいに感じます。
清家:良くも悪くもすぐに反応があることです。
自分たちが作ったものに対して、再生回数やコメントなど如実に結果が出て、それが身近な家族から世界のみんなに知れ渡る。
数字がよかった時は素直に嬉しいですし、はっきり数字で結果が出るのが好きですね。大きなやりがいに繋がっています。
・最後に、メディアチームでは絶賛、出演者を採用中ですが、2人がこんな人と一緒に働きたいという人を教えてください!
みっちゃん:前提として、英語が好きなひと。そして、ポジティブに楽しみたい!とピュアに思っているひと。
清家:言語化しづらいんですが、僕たちが配信しているものをクリエイティブと捉えていない人と働きたいです。
自分がしたいことを届けたい!といったクリエイティブ要素が強い人ではなく、
あくまで英会話サービスを届けるメディアの立場であることを理解している方が良いです。
僕たちは結果的にYouTuberみたいになってますが、YouTuberではなく、英会話サービス提供しているプロのビジネスパーソンだと捉えているので、そこは予め理解していただきたいなと思います!