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人工知能学会全国大会に参加してきました!

こんにちは、株式会社FRONTEO行動情報科学研究所の渡辺です。

6月4日(火)から7日(金)までの4日間、新潟市の朱鷺メッセで2019年度 人工知能学会全国大会 (第33回)が開催されました。最終的な参加者は2897名とのことで、過去最多をまた更新しました。スポンサー企業も90社と、こちらも過去最多です。

今回、当社は聴講を主目的に参加しました。プログラムを聴講する中で私が感じたのは、機械学習の利活用の進展と、それに伴う課題の顕在化です。

とはいえ、そうした課題も特に目新しいものというより、「データがない」「精度が上がらない」「実業務に組み込めない」「説明性をどうする」といった以前から言われているものですが、そうした課題に関する発表や議論が学会においても行われているのが印象的でした。

また上記の話の流れでは、PFNの丸山氏が登壇した招待講演で、土木工学における安全係数を例に「統計的機械学習やソフトウェアを工学の観点からいかに成熟させるか、その上で社会に受容される技術になっていくだろう」というお話しがとても印象に残っています。

その一方で、人工知能学会と日本物理学会共催のセッションなど、アカデミアらしい知的好奇心を掻き立てられるプログラムもあり、産学両面から非常に充実した大会であったと思います。

次回は熊本での開催が決まりました。その前に、秋には合同研究会もあります。引き続き、FRONTEOは学会を通して、産学両面でのAI、機械学習の発展に寄与していきます。

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