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東京の街を好きな私が、住まいの魅力に出会い、今思うこと。


個性豊かなツクルバメンバーのこれまでのストーリーや想いを紐解く「ツクルバメンバーズ!」。今回は、カウカモプロダクト部編集部チームでコンテンツディレクターを務める、平野翔子に話を聞きました。

2年半ほど前、まだツクルバが30人ほどの頃に入社した平野。今に繋がっている学生時代の経験、平野が編集部拡大の中で感じたこと、そしてコンテンツディレクターという仕事への想いについて話してもらいました!

偶然出会い、惹かれていった、都市空間という分野

実は私の大学生活って、自分が想定していたスタートではなかったんです。志望校に落ち、まさか行くことはないだろうと思って受けた大学の、しかも私が2期生というまだ新設されたばかりの学部に通うことになってしまって。

そこでは、建築や都市のソフトな部分を、さまざまな角度から切り取り、勉強していました。分野でいうと、経営やマーケティング、広告・PRというものだったり、街づくりや集客といった面からですね。東京の街を観察する授業では、その街にどんな人がいるかひたすら見続けたり、店舗はどんな業種が多いのか歩いて調べたり。ほかにも、簡単な設計をする空間デザインの授業もあったのですが、もともと社会学部に行きたかった私にとって、入学当初は勉強していることにギャップを感じていました。

建築、都市、空間、街づくり。全く知らない世界だったんですが、これが意外と興味を持てて。というのも、私は東京で育ち、ずっと暮らしてきました。だから、東京の街がケーススタディとして扱われる中で、これまでと違った視点で街をみるということが新鮮で。

東京って、街と街の境目で空気感が変わるじゃないですか。「渋谷」と「原宿」は隣り合っているのに、纏(まと)っている雰囲気や歩いている人が全然ちがう。大学1年生の時に海外研修でヨーロッパに行って、さまざまな都市を見てそれを実感しました。東京って狭い都市なのに、一つ一つの街がちがう表情を持っている!面白い!って。

また、授業には企業で働いてる方々が講師としてきていて、その中にR不動産を運営している株式会社スピークの吉里さんもいらっしゃいました。この講義には、建築や空間にまつわる面白いゲストもたくさん呼んでくださって。それがとにかく面白い内容だったんです。

魅力的な住まいを提案するR不動産の話しかり、シェアハウスやリノベーション・DIYなど暮らしを楽しむ話、建物と東京の街の関わり方などなど。講義で紹介された建物などは今も記憶に残っています。そしてこんなかっこいい大人たちと一緒に働きたい!と、業界に対する憧れもこの時に芽生えました。


▲お台場にある、シェアオフィス「the SOHO」。大学の授業で紹介された建物の1つ。オフィスとしての機能だけでなく、ホテルのような高い居住性を持った設備、サービスを兼ね備えている。

Webの面白さに惹かれ、入社した前職

大学では建築や都市について勉強をする一方で、Webマガジンをつくる学生団体での活動も行っていました。

当時はちょうどTwitterが流行し始め、Webメディアも盛り上がりつつあった時代。今思うとブログのような内容だったのですが(笑)、自分たちで企画を考え、記事を書いて、配信し、拡散され、見ず知らずの人にも届く。そんな体験から、オンラインの魅力を知ることができたんです。

なので、新卒ではWeb制作部のある会社に入りました。1年目は、進行管理が主な業務で、2年目から編集ディレクターのアシスタントを行っていました。当時、大きな仕事をできたとは思いませんが、そこでは仕事の基礎をしっかりと学ばせてもらえたと思います。

東京の街に関わる、愛をもてるサービスで仕事がしたい!

前職では請負業務が多かったので、自分に親しみのない分野の仕事もありました。

そういった仕事をしている中で、愛を持って何かを作っている人たちには敵わないと感じたんです。例えば、あるブランドのプロダクトをなんとなく使っている人と、そのブランドがとても好きで、どうしてもそれが良いと思って使っている人とでは、1つの広告記事をつくるにしても出来上がるものがちがうだろうと。

加えて、身近にベンチャー企業で自社サービスに対する愛を強く持って働いている友人がいたんですよね。楽しそうな姿を見て、私も自社サービスのある、これから拡大していくベンチャー企業で働いてみたい!と感化されました。

そんなときに、自分が人よりも好きなことって何だろう?と振り返ると、東京の街で。それならこの分野に関われる仕事をしようと思い、Wantedlyをみているときに、見つけたのがカウカモのコンテンツディレクター職の募集でした。

もともとの繋がりもあって、ツクルバやカウカモについては何となく知っていました。ただ、募集記事を詳しく読んでみると「住まいを買うことは、街を買うことだ」というような街に対する言葉だったり、それ以外でもツクルバの理念に共感できるところがたくさんあって。読みながら「これ私じゃん!」って勝手に思い、入社させてもらいました(笑)そのときはここなら私のやりたいこと、全部叶うって思ってましたね。

たくさん泣いた入社当初。そして、拡大していったチーム。

今はアシスタントさんも含め20名ほどいる編集部ですが、入社した当時は、私を除いてたった2人しかいなかったんです。しかも、1人はカウカモエージェントチームから異動してきたタイミングで、現編集長の伊勢谷が1人で運営しているような状態でした。

そんなチームに、不動産業界未経験の私が入ったんですが、はじめの頃は本当になにもできなくて。そんな自分がとても歯がゆかったです。周りの邪魔をしてしまっているんじゃないかって。不甲斐なくて悔し泣きする夜もありました。ただ、そんな私に対してチームメンバーはもちろん、いろんな人が時間をかけて育ててくれました。

そうこうしていると会社も拡大のフェーズに入り、編集部も一気に人が増加。すると、難しくなっていったのは、チームとしてどうみんなが楽しく働くか、ということ。


▲年に1度、事業年度末に行われる全社会。写真は入社当時に行われた2016年5期末のとき。


教える立場になれば、業務の仕組みや理由をちゃんと理解して、伝えないといけない。そしてみんながやりやすく整えていくことも必要。まだまだ教育やチーム運営といった面では精進しなければいけませんが、新たなチャレンジとして楽しみたいと思っています。


▲個性豊かな編集部の集合写真。神宮前に建っているヴィンテージマンション「コープオリンピア」の前で撮影。

言葉を紡ぎ、物件のストーリーを伝える仕事

今の主な業務は、コンテンツディレクターとして、カウカモで紹介する物件の記事をつくること。

実はもともと、カウカモマガジンの「街の先輩に聞く」というコンテンツのように、街のキーパーソンやスポットを発信することが理想だったんです。

でも、不動産と向き合う中で「立地や間取り、内装でこんなにも暮らしって変わるのか」と住まい領域の面白さを知ることができました。物件が持つそれぞれの魅力を、言葉を紡いで、ひとつのストーリーとして伝えるのは私にとってとても楽しい仕事です。


▲平野が取材、執筆をした記事。cowcamoでは物件にタイトルとディスクリプションをつけて、ひとつのストーリーとして伝えている。


とはいえ、言葉を扱うことは正解がなく難しいです。日々苦労はするのですが、満足のいく記事を公開できたときや、書いた記事に問い合わせがくるとやっぱりうれしいですね。

また、カウカモ、そしてツクルバという場所は、やりたかったものの先の未来も見えたんですよね。行ってみたらもっとやりたいこと、やるべきことが増えたというか。

100人を超えた今でもツクルバのみんなのことは大好きで、プライベートでもよく遊んでいます。職場の対人関係でオンとオフの境はほとんどないですね。そんな組織で働きたいと思っていて、東京の街が好きで、住まいに関心がある人にはぴったりな仕事だと思います。


▲昨年末「カウカモ編集部 大忘年会」と称し、朝から夜まで中央線沿いの街々を行脚したときの写真。1人1パートの担当を持ち、バトンパス式の記事をつくった。

カウカモ編集部 大忘年会! -中央線14時間行脚-|街と暮らしの先輩マガジン【cowcamo MAGAZINE】
カウカモ編集部、総勢11名による2018年・大忘年会! ...
https://cowcamo.jp/magazine/column/%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%82%AB%E3%83%A2%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8%E5%A4%A7%E5%BF%98%E5%B9%B4%E4%BC%9A_%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%B7%9A14%E6%99%82%E9%96%93%E8%A1%8C%E8%84%9A


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