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伝統×『革』新でさらなる挑戦を サマーインターンシップ

皆さんは日本のものづくり企業と聞いてどんなイメージをもちますか?土屋鞄製造所はランドセル事業と鞄事業を展開する創業56年の老舗鞄メーカーです。

昔ながらの手法で実直にコツコツものづくりをしている、そんな姿を想像しますよね。でもそんな一面だけではありません。

創業から50余年を経て、職人の仕事の価値や、ものの良さ、想いを広く知ってもらうため、最新のデジタルシステムを取り入れた販促活動や本気の遊び心で作る「運ぶを楽しむ」シリーズの企画、キノコの菌糸体部分から生まれた新素材「Mylo™」を使った製品開発など、常に新しいチャレンジを続けています。

「ものづくりの志」を胸に秘めながら、日本国内だけではなく世界に向けても新しいチャレンジを続けている、そんな土屋鞄の人材開発課の西島、朶(いだ)にサマーインターンシップについてインタビューしました。

(日本初。キノコの菌糸体部分から生まれた新素材「Mylo™」が渋谷店で展示中)

日本のものづくりを“自分ごと”化に

ーサマーインターンシップの概要と企画意図を教えてください。

朶:土屋鞄では、ものづくりの伝統は守りつつ、最近ではリユース事業として立ち上がった「CRAFTCRAFTS(クラフトクラフツ)」、過去良品ランドセルの「STOCK LUCK」、キノコの新素材「Mylo™」などニュースバリューの高い企画を次々と打ち立ててきました。
しかし、そういった企画が実現に至るには、簡単にアイディアが通る訳ではありません。
様々な部署が関わっていて、何度も会議を重ねブラッシュアップするというプロセスを経て実現しています。

(SDGsとも繋がる取り組み、STOCK LUCKを考案したのは入社2年目の横山)

西島:今回のサマーインターンシップでは、これから先、今までの土屋鞄を好きなファンをワクワクさせながら、これから新しくファンになっていく人を巻き込んでいくような持続可能な企業になるためにはどんな戦略を立てていけば良いのかということを考えていただきたいと思っています。
これをチームで考えることでまさに土屋の社員が実際に行っている企画会議を疑似体験してもらい、企画が実現するまでのプロセスを体験してもらいたいです。

朶:もう一つの意図としては土屋鞄はいわゆるメーカーですが、日本のものづくり企業がこれから先も進化していくためにはどうすればいいのかを本気で自分ごととして考え、さらに若手ならではの視点で戦略を考えてくれることも期待しています。
また、土屋鞄が世に送り出したトピックの企画から実現に至るまでのプロセスなどの話を役員にしてもらうことで、ものづくりのリアルな現場を肌で感じて持ち帰ってもらえればと思います。

ースケジュールはどのような流れなのでしょうか?

朶:日本橋オフィスに3日間集まってもらいます。1日目に会社についてのインプット、メンバーそれぞれ自己紹介、アイスブレイクをしてもらい、グループワークがスタートします。2日目は最終日のプレゼンに向けてチームごとにワーク、最終日は役員へのプレゼンに向けてブラッシュアップをし、いよいよ本番のプレゼンをしてもらいます。その後、役員のフィードバック、トークセッションというのが大まかな内容になります。

(会場でもある日本橋オフィスの広々した空間)

偶発的な出会いを大切にーオンラインでは得られないつながり

ー募集背景は?

西島:背景は面接以外の場で学生とコミュニケーションの場を設けることがすごく大切な場だと思っているからです。偶発的な出会いだったり、その会にたまたま参加したことでいい学びになったり、単に就活の一貫ではないことを僕らのメッセージとしては伝えていきたいですね。

朶:世の中によほど急激な変化がない限り3日間みっちりオフラインでのインターンを予定しています。オンラインで話を聞くのと、実際に自分の目や耳で吸収するのとでは伝わり度が違う。ここで、オンラインでは得られないリアルさを味わっていただきたいです。もちろん、感染対策はしっかりと行いますよ。

ーどんな学生に来て欲しいですか?

朶:本気で日本のものづくり企業の未来を考えてくれる人、土屋鞄ブランドを世界に浸透させようと考えてくれる人に来ていただきたいです。

グループワークを通じてある一定の関係構築をして、土屋鞄のことを理解いただき、「3日間やりきった~!」という達成感と同時に、ご自身の「ここが伸びしろだな」と思った課題感を共に持ち帰ってもらえればと思います。

ー去年から始まったサマーインターンシップ。反響はいかがでしたか?

昨年は予想をはるかに超える数百名の学生にエントリーしていただきました。また、昨年はデザイン部門とマーケティング部門という2つの部門で募集を行い、グループワークは2つの部門混合という形で行いましたが、プレゼンで発表された内容もそれぞれの視点が入りおもしろい化学反応がありました。参加してくれた学生からは
「グループワークが本当に楽しくて全員のいいところを吸収できた」
「悔いのない時間を過ごすことができた」
「たくさんインプットすることができた」
などたくさんのうれしいお声をいただきました。グループワークのチーム内の学生も、濃い関係構築ができたのではないかと思います。

サマーインターンシップの恩恵とは......?

ー参加した学生が実際に内定に至った実例もあるんですか?

西島:去年は22名中、内定者が3名出ています。サマーインターンシップに参加したからといって内定を獲得しやすい、という訳では決してないのですが、説明会だけでは得られない、会社の情報をインターンを通じてきちんと得ることができ、入社後のギャップを小さくできるからだと思っています。彼らが自分の言葉で土屋鞄を理解してくれているから、受かりやすいというのは正直、あるのではないですかね。

ー参加する学生の恩恵はなんですか?最終プレゼンで最も優秀だった人に贈られるMVPがあるそうですが、受賞すると何か特典があるのでしょうか?

朶:会社の企画会議を疑似体験できること、自分たちの企画を役員に直接プレゼンするだけではなく、経営層ならではの視点でのフィードバックがもらえること、トークセッションで経営視点での話が直接聞けることですね。このような接点を持てる機会はなかなかないので、とても貴重だと思います。

MVPの特典は、受賞者は通常の選考とは異なるルートで特別選考が受けられます。必ず内定をもらえるという確約はできませんが(笑)面接官と既にインターンで対面し、接点がある中で臨む面接は学生にとって大きなアドバンテージですよね。

西島:もちろん、役員のフィードバックがもらえたり選考の特別枠がもらえる、というのは学生にとってうまみの1つですが、それだけではなく、サマーインターンシップの特徴の1つとして減点の起こらない、加点方式の選考方法だと捉えています。というのは、「あの時こんないい動きをしていたよね」とか「こういう時こんな気遣いをしていたね」とか、弾丸スケジュールの中でも一生懸命な姿は、採用側にすごく印象に残るんですよね。限られた時間ですし、慣れていない部分もあるから減点はしたくないと思っています。

朶:土屋鞄はただ鞄をつくっている老舗企業という訳ではなく、次世代を見据えて、新しいアクションを考えています。
自分たちももしかしたら面白いことに携われるかもしれない、普通のメーカーじゃないかもしれない、と3日間を通して印象づけてもらい、選考に来てもらえたら人事冥利に尽きますね(笑)

今まで当社をターゲットとしていなかった人たちにも興味を持ってもらい、「土屋鞄、面白そうだし受けてみようかな」と新たな一歩を踏み出していただけたら本望です。

【エントリー受付締切】
7月22日(金)23:59まで

【日程】
プロダクトデザインコース→8月24日(水)~26(金)
戦略立案コース→8月31日(水)~9月2日(金)

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