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企業のトランスフォーメーション支援を通じて、日本の資産を輸出産業に。

今年でFY10を迎えたTryfunds。これまでもコンサルティング・事業開発・投資を通じて様々な企業の”挑戦”をご支援してきましたが、今後は中堅企業に対する再成長・再生支援をより強化していくことを掲げています。その背景にはどのような想いがあるのか、クライアントへの支援を通じてどのような社会を実現しようとしているのか、Business Development Division の久保に話を聞きました。

執行役員 Business Development Division担当 久保伊求馬

アーサー・アンダーセン、ブティック系ファーム、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング等を経て、2019年からTryfundsにジョイン。自社の戦略をCEOの丹野と一緒に議論しながら、Business Development Division 責任者として、各投資案件の戦略策定や、コンサルティング案件のマネジメントを担当。



再成長・再生支援を強化する理由とは

-“戦略不足”で技術力を活かせない日本企業-

よく言われることですが、日本には「実力」があるのに今ひとつ伸びていない、もしくは経営状況が悪い会社が多く存在しています。多くの場合、「実力」は製造の技術や特定の視点から見た時の品質を指していることが多いのですが、社会に貢献するには市場に受け入れられ、収益を上げて経営として成り立たせる必要があります。技術やサービス品質を世の中にとって価値あるものとして企画・実現し、それを事業としてマネジメントしていく経営・事業戦略、そして実行力がとても重要です。歴史的に、製造機能の提供が主体であった中堅・中小企業の中には、この観点が十分に積み上げられていないケースがあります。

私自身、これまでコンサルティングファームで再成長・再生案件にも複数携わってきましたが、技術は徹底的に磨いてきたけれども、戦略が不足していて伸び悩んでいる・経営不振に陥っている会社が少なくないことを目の当たりにし、非常に勿体なく感じていました。


―「守り」ではなく「攻め」で世界と戦える日本企業を増やす―

産業構造・消費者の購買行動といった環境変化が企業に大きな影響を与えてきましたが、特に今、COVID-19の蔓延で市場の変化のスピードが増したことで、既存事業の延長では勝てない、“変革”が必要な企業はより一層増えています。このような局面において、市場とのコミュニケーションを通じて技術やサービスを市場に適した形で提供し、社会に広く受け入れられ、企業としても“真に実力のある”企業へ成長していく。そのような流れをクライアントと一緒に作り上げて、「守り」だけではなく「攻め」の姿勢で戦っていける企業を増やすことが日本に必要だと考えています。

我々Tryfundsは海外進出支援を創業事業として設立し、これまで自社事業開発・投資・アドバイザリーとクライアントのご期待にお応えする形でサービスを拡充してきましたが、その根幹にあるのは“日本企業の「挑戦」を支援する”という想いです。今回、新たに再成長・再生支援を強化していくことで、“日本発・世界で戦える事業の創出”にもっと貢献していきたいと思っています。



再生ファームではない、Tryfundsの“総合力”

再成長・再生チームといっても、Tryfundsには組織の壁はなく、他チームと一緒に議論もしますし、検討もしていきます。Tryfundsには事業会社、投資銀行、コンサルティングファーム、クリエイティブ、マーケティング、大学教員など実に様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっており、一人ひとりが高次元なプロフェッションを持っています。そのようなメンバーが一堂に会し、Tryfunds全体で再生案件を取り扱っています。そのため、蓋然性がある収益性改善施策を織り込んだ事業計画を策定することは前提として、売上高を上げていく、次の事業を創出するところにも踏み込み、具体的な施策に落とし込むことが可能となっています。クリエイティブチームと協働してイベント企画やプロモーション映像などの具体的な実行支援を行うこともあり、このような関わり方は他のコンサルティングファームでは中々体験できないかと思います。

この“総合力”が、クライアントにも、クライアントを紹介してくださる金融機関や経済界ネットワークを持っている方々にも評価されている点だと思っていますし、他の再生系ファームとの大きな違いだと思っています。

クライアントへの提供価値としても勿論ですが、私自身もコンサルティングファームに所属していたときにはなかった視点を得ることができ、今でも勉強になることが多くあります。この、Tryfundsの“総合力”を以て、単なる再生支援だけでなく、クライアントの変革に繋がる再成長支援をしてきたいですね。


求ム、経験ではなく“意志ある”メンバー

経営課題に関する相談や事業開発案件の流入が日々増えてきている一方で、メンバー一人ひとりが複数案件を抱えてもなお、人手が足りていない状況です。クライアントのご期待にお応えするためにも、メンバー増員が急務となっています。

スキル面としては、「財務諸表が読める」ことを要件とさせて頂いていますが、再成長・再生チームでは、それ以上に取り組む姿勢、ソフト面を重要視しています。

先ず何よりも、物事に対して真摯に向き合える方。特に再成長・再生が必要な局面では、クライアントの懐事情が苦しい中で報酬をいただくケースが多くなります。そのような状況において、正しくプレッシャーを感じ、プレッシャーがかかる中で、クライアントや利害関係者、案件そのものに対して真摯に向き合っていくことが必要となります。

加えて、好奇心がある方もフィットするかと思います。クライアントの業種や課題も様々ですし、社内で各プロフェッショナルが提案するアイデアも、勉強しないとそのアイデアが出た背景の理解や施策への落とし込みができません。そういった意味で新しいことに日々満たされますし、世の中にアンテナを張っていることが、いい施策立案にもつながります。会社としてもナレッジの共有は積極的に行っていて、秘匿性の高いプロジェクトを除き、メンバーがプロジェクト内で得た学び・知見を案件共有会でシェアしたり、必要に応じて社内勉強会が自主的に開催されたりすることもあります。

金融機関やコンサルティングファームで既に再成長・再生案件に従事している方でも、収益性改善に加えてもっとクライアントのために何かできる手札を作れるようになりたい!と思っている方には最適な環境ではないでしょうか。

Tryfundsの想いに賛同して、共に挑戦していただける方をお待ちしています。


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