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"愛してやまない"BCGを辞めて、私が無名のベンチャーに転職した理由

TRYFUNDS広報担当の今田です。TRYFUNDSも創業7年目に突入し、次々に新しいメンバーがジョインしてくださっております。ご応募やフォローをして頂いた皆様、応援・シェアをしてくださった皆様、誠にありがとうございます。これからも広報として記事の更新や採用活動に力を入れてまいりますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

さて、今回はTRYFUNDS CSO (Chief Strategy Officer : 最高戦略責任者) として、M&A(デューデリジェンス、PMI)、事業戦略、経営管理、コスト削減等のコンサルティング業務に従事している田上のインタビュー記事を掲載いたします。

コンサルティング一筋というキャリアを積み、前職ボストン コンサルティング グループ(BCG)を 「愛してやまない」(=何も不満がない) という中で、なぜ無名のベンチャーTRYFUNDSに飛び込んだのか、その理由に迫ります。

ー 自己紹介

初めまして、TRYFUNDSの田上と申します。私は大学院修了後、富士通総研というシンクタンク系のコンサルティングファームからキャリアをスタートし、その後、アーンスト・アンド・ヤング・アドバイザリー(現EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング: EY)、ボストン コンサルティング グループ(BCG) と、10余年コンサルティング業務に従事してきました。

コンサルティング領域としては、M&A(デューデリジェンス・PMI)、事業戦略、経営管理、コスト削減、システム企画、システム導入PMOなど幅広く手掛けてきましたが、戦略策定からオペレーション実行・システム導入までの一通りの経験が、私自身のコンサルタントとしての強みではないかと思っています。

EY時代について

-EY Japanのコンサルティングファーム立ち上げ

実はEYでは立ち上げ期に参画したため、ベンチャー立ち上げの疑似体験をしました。

EYに参画したきっかけは、たまたま転職サイト経由で「2010年秋、日本エリアで再びコンサルティング会社設立。スタートアップメンバーとして参画するまたとないチャンス!」 というオファーを受け取ったことでした。当時、あるプロジェクトで外資系コンサルティングファームと同じチームで仕事をしており、彼らの仕事を進めるスピード感や外資系の自由闊達なカルチャーに何となく惹かれていたのですが、そんな折のオファーでした。

当時、スタートアップメンバーとしてベンチャーを起こす勇気も覚悟もなかった自分にとっては “EY”というグローバルブランドの下でリスクテイクすることなく、ほぼ一から会社を作る経験に関与できる点は非常に魅力的に映りましたね。しかもEYでコンサルタントスキルを涵養しながらですから、まさに一石二鳥。クライアント先の常駐部屋から“即ポチっ”とアプライしました。

立ち上げ期なので当然ですが、EYには様々なファーム出身者が集っていました。そのため、スライド作成のお作法も、「コンサル用語」の使い方も多様性に富んでいて、それらに触れているだけでも勉強になりましたし、何よりもバラバラなものをEYグローバルのブランディングポリシーにアジャストしながら統合していく過程に携われたことは、得難い経験でした。PMIのワンケースとして参考になる要素も多分にあり、実利面でメリットを享受できたことも大きいと感じています。

また、新卒採用のスタートにあたり、様々な活動をしました。採用要件・プロセスをどうするかであったり、新人研修で何を伝えるかであったり、コンサルタント有志が手弁当でバックオフィスメンバーと一緒に喧々諤々議論しながら形にしていく自主的な活動は、非常にやりがいがありました。「昼間は外部向け、夜間は自社向けコンサル」という時期もありました(笑) その時の仲間は一生の宝物です。

BCG時代について

-エスタブリッシュメントのしきたりを学んだBCG

BCG参画は転職エージェントからのお誘いがきっかけでした。実はエージェントの方から話をいただいた時には、既に別の大手外資系ファームからオファーレター(内定承諾書)をもらっていた上にサインまでしていたんです。有給消化のバカンスの手配まで済ませていて。

もともといわゆる戦略系コンサルティングファームには興味がなく、そもそも入れるとも思っていなかったので選択肢にしたことすらなかったのですが、ファームのカルチャーやアルムナイの顔ぶれ(尊敬する岩瀬大輔さんほか)から、BCGだけは私にとって特別な存在でした。「BCGファン」の私は、オフィスに足を踏み入れる機会が得られるだけでも十分という心持ちで、不採用の想定でアプライしました。結果、複数回にわたる選考を通過し、幸運にもオファーをいただくことになりました。

いま振り返ってみると、選考ステップが進むに連れ、BCGへの「参画欲」は高まるいっぽうでしたね。出会う人の頭の切れ、思考の深さ、コンサルタントとしての矜持、そして人柄。すべてが段違いで、私がイメージしていたとおりのBCGがそこにはありました。結局、既にオファーをもらっていたファームは丁重にお断りして、BCG参画を決意しました。有給休暇の消化の仕方も観光旅行ではなく、BCG参画に備えた英語トレーニングに急遽変更しました(笑)

BCGでの生活を一言で表すと「エスタブリッシュメント」でしょうか。BCGは9つのValuesを定めていますが(https://www.bcg.com/about/mission/values.aspx)、それが単なる掛け声倒れに終わらないんですね。コンサルティングワークは言うまでもなく、全社イベントであれ、自主的活動であれ、BCGer(BCGの人)にはValuesが徹頭徹尾浸透していて、DNAとして根付いているまた、そうあり続けるために努力を怠らない。本当に素晴らしい世界があるんだなと、感動の連続でした。

またコンサルティングのクオリティも高く、パートナーからのインプットにはいつも目から鱗でした。最初の半年間は苦労しましたね。一度聞いただけでは何を言っているのかわからず、アウトプットするレベルまで理解が至らないんです。コンサルティングの経験はあるのにも関わらず(逆にあるからこそ、それが邪魔するのですが)。ですから、内部ミーティングでは常に録音して、パートナーの発言を何度も聞きなおしてインプット内容、真意、意味合いを確認していました。その甲斐あってか、徐々に自分の持ち味を活かしてパフォーマンスを出すようになりました。ちなみに、パートナーのものまねも上手くなりました。

TRYFUNDS参画について

TRYFUNDSに入社を決めた理由

TRYFUNDSに入社を決めた理由は1つで、クライアントをコンサルタントとして外部からサポートするのではなく、「産業界の構造的課題に一プレイヤーとして挑んでいきたい」という気持ちが臨界点を超えたことに尽きます。

こんなことを言うと色々なツッコミが入りそうですが、私は昔から社会問題への関心が高く、この世に命を授かった以上、自分が果たすべき役割・使命があると考えて生きてきました。青臭いと思うかもしれませんが。

多くの仲間にも恵まれ充実したBCG生活を送りながらも、一方でBCGを卒業して各界で活躍している方々を横目で眺めると、漠然とではありますが、そろそろ 「田上純ブランド」(自分の名)で人生を設計し、歩んでいきたいという欲求に駆り立てられつつあったんです。

そんな折、TRYFUNDS代表取締役CEO 丹野とのオファー面談で、私がそういった心の内をさらけ出す前に、彼からずばり言われたんです。

「田上さんは、コンサルティングからNPO活動(一人一票実現国民会議)まで本当に幅広い経験をされている。もっと持ち味を発揮できる世界があると思います。逆説的ですが、BCGを楽しんでいる人だからこそ、もったいない。ベンチャーはある種の『公私混同』ができます。」

この一言が決定打でしたね。彼の図抜けたビジネスセンス(ビジネスモデル構築力、ネットワーク構築力)は会話の中から感じ取っていましたが、 「この人とだったら一緒に、社会に『正のインパクト』を与える仕事を成し遂げられる」と、手応えを得た瞬間です。

―「挑戦」し続けるTRYFUNDSの魅力

「挑戦をカルチャーに。」というTRYFUNDSのビジョンに沿っていれば、自由にビジネスを創造し実行することを、許容どころかサポートしてくれるスタンスは胸に刺さりました。

現に、かねてから個人的に問題意識をもっていたM&A仲介業界の非効率さ、具体的には、クライアントに不透明な買収価格算定、仲介手数料の両手取り、メジャープレイヤーによる寡占化の進行などへの打ち返しプランを訴えたところ、すぐに検討・採用してくれました。

似たようなことを行うのでも、そこに自分の「意思入れ」がなされていることかどうかでは決定的に違います。シンクタンクの受託調査研究と、大学院の研究の違いのような。

TRYFUNDSは「意志ある挑戦」をする企業をサポートする会社ですが、同時にTRYFUNDSのメンバー一人ひとりが自ら挑戦し続けることが求められています私が在籍していたBCGには「成長は自己責任」という言葉があります。私が愛してやまないBCGのカルチャーを体現しているベンチャーとの出会いは、ある意味必然だったのかもしれませんね(笑)

TRYFUNDSで目指す世界

― M&Aで世界を変える

TRYFUNDSを、M&Aの世界を変えるだけでなく、M&A「で」世界を変える存在にしたいと考えています。

去る10月4日の新サービス発表会の場で「M&A革命」と銘打ったビジネスモデルで、まずは中小・中堅企業にサービスを展開し、収益化を図る。そして、1年後にはM&A仲介業のメジャープレイヤーから脅威と受けとめられるスケールにまで成長させたいと思っています。

「M&A革命」は、

① 仲介者依存のマッチングをテクノロジー(BIZIT M&A)でオープン化する
② 従来の業界常識であった両手取りを排してM&A仲介価格を半額にする
③ “成功”の定義をM&A成約ではなく、事業成功へと変革し、レベニューシェアの報酬スキームでサポートする

といった3本柱で構成されていますが、いずれも「クライアント・ファースト」の発想です。

マーケットは大きく、ニーズがある。非効率が存在している。非効率がなんでかというと、効率的にやっているプレイヤーがいないからだ。サプライヤロジックで動いているところばかりだから。我々はそれを壊します。

―「社会的意義」があるビジネスモデル

私は、TRYFUNDSのビジネスモデルは理念的に正しく、「社会的意義」があるものと自負しています。業界シェアを何パーセントとったから事業として成功、というような、狭い世界観では考えていないんです。TRYFUNDSは究極的には「投資会社」であり、M&A仲介業は、本質的には競合ではないので。

中堅・中小企業のM&A仲介を手掛ける会社が年収ランキングトップ10で3社を占めていますが(M&Aキャピタルパートナーズ2,994万円・31.5歳、ストライク1,777万円・35.0歳、日本M&Aセンター1,319万円・35.7歳)、私自身は提供サービスと対価がやや不均衡な状態にあるのではないかと思っています。中堅・中小企業はただでさえ財務体力に乏しいわけで、これではM&A後の事業継続性が不安視されるのも無理ないですよね。そして、こうした事実すら中堅・中小企業のオーナーさんは知らない。

もちろん、TRYFUNDSはボランティア組織ではないので、私はCSO(最高戦略責任者)として、しっかりとクライアントとWIN-WINの関係を築き、多くのステークホルダーにも支持されるビジネスモデル・自社の戦略を、磨き込んでいきます。保険業界のタブーであった収益構造を初めて開示した「ライフネット生命」、不動産業界の常識である両手仲介を行わずエージェント制を採用した「ソニー不動産」といった企業は、TRYFUNDS入社前から個人的な課題認識に近く、ベンチマークにしています。

TRYFUNDSの目指す世界を実現するために

10月4日の会見後、ワールドビジネスサテライト(WBS)、モーニングサテライト、日本経済新聞等々、多数のメディアに取り上げていただき、沢山の反響をいただいています。10日からは、首都圏(テレビ朝日系)でTV CMも放映開始しました。

ここまではゲームプラン通りですが、ひとつだけ、「仲間が足りない」のが悩みの種です。TRYFUNDSの採用は加速していますが、それでも1年後に今の2倍強(最低100名体制)のチームにするためには、もうひとひねりしないといけないと思っています。だからこそのWantedlyインタビューなのかもしれませんが(笑)

― 最後に

今の仕事にワクワク感を覚えますか?

TRYFUNDSは創業7年目にして、大いなる挑戦に臨んでいます。

メンバー誰一人経験したことのない、未踏の高みを目指して、新たな一歩を踏み出したところです。

皆「一度しかない人生だから」と、口では言います。けれども、頭で「そうしたい」と理解していても、実際に行動に移す人は一握りだと思います。10年後の自分を想像したときにどんな自分でありたいか ー ぜひ考えてみてください。

どの会社もそうかもしれませんが、TRYFUNDSは皆さんの人生を保証することはできません。しかし、TRYFUNDSは、皆さんの人生における「挑戦機会」を提供することは可能です。

挑戦の先には成長がある。10年後の自分を想像したときに、ワクワクしませんか。

「先頭に立つ勇気」を胸に、アリが巨象に挑む醍醐味を一緒に味わいたいという「志」の高い方のご応募・コンタクトをお待ちしています。

以上、TRYFUNDS田上のインタビューでした!

「M&A革命」始動に伴い、TRYFUNDSでは新たなメンバーを募集中ですので、ご興味のある方は下記よりお気軽にご応募くださいませ。

M&A革命に賛同してくださる方
サッカー指導者の西野氏を起用|TVCM放映中!!
【事業投資/M&Aを軸に事業成功までコミットするサービスを提供】 私たちは「挑戦をカルチャーに。」という経営理念に基づき、世界中の挑戦を創出し、多角的に支援する次世代の投資会社です。 事業に必要なヒト・モノ・カネ・情報を事業投資、M&Aアドバイザリー、PMI・バリューアップ支援、自社プロダクト(BIZIT)などの手段で提供しています。それは挑戦の「量」と「質」という観点で位置付けることができると考えております。 ①挑戦の数を増やす <グローバルM&Aプラットフォーム=BIZIT M&A> 弊社が開発した自社プロダクトによって、世界中の挑戦を増加させるオンラインビジネスです。 https://ma.biz-it.co/ 世界中のビジネスの種(様々な案件情報など)をBIZIT M&A内に集約し、売り手・買い手のマッチングやその後の情報開示、交渉、工程管理、契約などのエグゼキューション工程までサポートするという設計思想のサービスです。 2018/3のグローバルリリース以降、利用ユーザーは全世界130ヶ国(2018/9月末現在)に拡大しており、ユーザー数・案件数も日次で伸長しています。現在、日本におけるWEBサービスとしては比較的多くのユーザーを抱えるサービスであり、グローバルM&Aプラットフォームとしては最大級のサービスとなっています。 M&Aサービス本格始動:https://tryfunds.co.jp/images/news/14/index.pdf ②挑戦の質を高める <事業投資/M&A/PMI・バリューアップ支援> オンラインサービスでソーシングした世界中のビジネスの「タネ」を事業の成功までご支援していくサービスがオフラインでの支援です。TRYFUNDSのリソースを投下することで、単なるマッチングに止まらず、その後の事業成功まで支援することを目標にしています。 クライアントは国内外多岐に渡りますが、売上数十億~1,000億円程度の所謂中堅・中小企業がボリュームゾーンです。特に日本においては絶対数で99%を占め、GDPや雇用ベースでも過半数を占めている中堅・中小企業の成功が日本の成功に直結すると信じ、事業に取り組んでいます。 プロジェクトによって進め方は千差万別ですが、大きな流れとしてはクライアントの役員層と議論し、大きな目標・社会的な意義を設定する(Envisionする)ことからプロジェクトが始まります。設定したVISION・目標と現在とのGAPを埋めるべく、タスク、体制、スケジュールが定義されます。 戦略/財務/マーケティング/HR/ITなど様々な観点から現状の課題を分析し、事業開発や組織変革をしていきます。 2018/2には、子会社を通じてファンド組成・投資も行い、マザーズ上場企業の経営権取得→事業再建を行うなど、従来のコンサルティングアプローチではなく、PEファンド的なアプローチでの事業支援の取り組みも行い始めています。
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