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筆者:松本 直樹(代表取締役社長)
皆さんはいわゆる「炎上プロジェクト」の経験はありますか?
「ないよー」という方、素晴らしいです。
平和に日々を過ごせるのが一番ですw
「ある・・・」という方、お疲れ様です。
今回はプロジェクトを炎上させないコツを少しお伝えします。
ただし、自分の預かり知らぬところで炎上することも多々ありますし、全てのパターンに当てはまるわけではありません。あくまで一般論として、です。
さて、もし仮にプロジェクトが炎上してしまったのであれば、
そのPJでは本来なら「当たり前のこと」ができていない可能性が高いです。
原因を探ってみると進捗管理、課題管理、品質管理、クライアントやベンダーとのコミュニケーションといったところが特に多いでしょうか。
また「ちゃんと管理してるつもりだったのに」という場合には「やり方がまずい」というパターンも多いです。
例えば課題管理であれば、担当者が決まっていないまま放置、期限が設定されていない、完了条件が不明確、といったところですね。
逆に言うと、炎上しないPJでは上記のようなことが起こらないように進められています。
特に「いつまでに」「誰が」「どうするのか」「また間に合わない場合に何が起こるのか」といったところを考え、それぞれを「ハッキリさせる」ことが重要です。
往々にして炎上というのは「ハッキリしていない(なんか曖昧な)こと」が連鎖した結果であることがほどんどです。
皆さんが参画しているプロジェクトにおいて「ハッキリしていないな」と感じることがあればそれらは全て炎上の火種となりうる事項です。
勇気を出してPMやリーダー、クライアントに「これハッキリさせないとまずくないですか?」と問題提起してみてください。
皆さんの小さな気づき、小さな指摘、小さな一言が炎上を回避するきっかけ(=Trigger)になるかもしれません。
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