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【CEO Message #8】会社の評価制度について
Photo by Markus Winkler on Unsplash
筆者:松本 直樹(代表取締役社長)
今回は「評価」について語ってみたいと思います。
「評価は他人がするもんや」
これは私が高校時代に先生に言われた言葉です。
評価にも「絶対評価と相対評価」とか「他者評価と自己評価」とかいろいろあります。
一応補足すると
絶対評価・・・成績が一定の基準を超えるかどうかで評価
相対評価・・・評価対象者全体の中でどの位置にいるかで評価
他者評価・・・他人が対象者を評価
自己評価・・・自分で自分を評価
ですね。
一般的にエンジニアやコンサルといったTriggerのような業態においては「相対評価」を「他者評価」で確認することがほとんどかと思います。
※プロスポーツ選手なんかであれば「出来高払い」のような評価があったりしますし、営業職は「絶対評価」もありますが。
時々言われる「360度評価」でさえ「上司、同僚、部下」という上下関係の要素を取り入れる、
というだけであって、基本的に「相対評価」であり「他者評価」です。
ポイントは「自分以外の誰かが、自分以外の価値観で決める」前提であり、
「自分の評価に自分自身は直接的に関わらない」ということです。タイトルの通りですねw
ここで「査定」に目を移すと、査定における評価者は基本的に「会社」です。
必然的に「価値あることか、そうでないか」という観点においては「会社にとって」という枕詞が付きます。
「自分としては頑張った実績がある」「この活動は有意義だと思われる」と個人で考えていても
それが会社の期待している方向性や期待値とズレていては評価されないということです。
このズレを少しでも発生させないように、私はTriggerの査定においては
「方向性、期待値、実績に対する認識合わせ」を大切にしたいと思っています。
メンバーに半期ごとに作ってもらっている目標管理の「自己評価」は自分の成果を言語化し、会社と認識合わせをする上で「自分の実績に対する認識はこうである!」を明確にするものと考えると分かりやすいでしょうか。
1年に一度期末に行われる査定面談では、
・会社が自分に対して何を期待しているのか、
・期待値に対して今期の実績をどう位置付けているのか、
・どうすれば高い実績だと認識される(=給与や待遇が上がる)のか
を明確にする機会として改めて考えてもらえると幸いです。