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【CTO Message #5】自分の責任で“Trigger”を引こう

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

筆者:田村 秀一(取締役/CTO)

おはこんばんにちは。田村です。

今回は誰しもが持つ"心の弱さ"にフォーカスを当てたいと思います。

私もたまにメンタルが強いと言われますがそんなことは全く100%絶対にありません。
お客様から「これどうなってるの」という一文のメッセージが来ただけで色々な想像をしてしまいご飯も食べられなくなる豆腐メンタルです…

メンタルが強いと言われる方々は、良くも悪くも対象となる物事や人の優先度を自身の中で冷静にコントロールできていたりして、何か言われたり失敗したりしても「別に大したことじゃない」と割り切れているような気がします。
責任感がないわけではなく、自分が今何に一番責任を持つべきか、やるべきかをブレずに理解しているのです。
自分なりのストレス発散の方法などを知っていたりするのもの含めて、メンタルコントロール、セルフコントロールが上手だ、と言われたりしますね。羨ましいです。

瞬発的なものはともかく、長く続く型(またはそうなると思われる型)の不安や恐れは徐々にメンタルを削っていきますよね。
仕事、家族、恋愛、お金、健康、この世は悩みに満ちています。

そんなときは「悩みを話す」を試してみましょう。

恥ずかしいとか情けないとか思わずにそれを受け入れてくれる人や場所を探しましょう!
友人でもいいですし、家族でもいい。
SNSのメッセージチャットでも、街の占い師でもいいのです(ただし個人情報や機密情報には十分に気をつけましょう!)
話す場所、相手、タイミングに応じて内容は切り替えていきましょう。
極端な例ですが、お客様との会議中に恋愛相談する人はいませんよね。

さて、タイトルにもあるように相談と弱音と愚痴ってそれぞれ何がどう違うんでしょう?

ここでは「相談」は相手にアドバイスやヒントを得ようとするのが主、「弱音や愚痴」は一方的に聞いてもらったり言い合ったりするのが主というイメージでしょうか。
弱音や愚痴は友人や家族などの方がいいですよね。
上司がムカつく、仕事仲間に嫌われている、業務がうまく進められない、などは意外と口に出して聞いてもらうことでスッキリするものです。

完全になくなるということは、時が経たなければあまりないのですが、逆に時が立てば悩みの種は小さくなっていたりすることもあります。
それまでに少しずつ悪い栄養を外に出さないとどんどん悪い木が育っていってしまいますからね。
また、基本的に自分が吐き出すのを目的として、明確な行動の指示をもらおうとせずに相手の言葉は参考程度で受け止めるつもりでいましょう。

アドバイスした方も責任を取るつもりはないですし、受けた方もその通りにするかどうかは最終的には自分の責任で“Trigger”を引くのです。

何故言う通りしなかったのだ、と責めてくる人は相談役に向いていませんので避けましょう。
逆に言われた通りにして失敗してもその人を攻めてはいけないのです。
仕事関連の悩みはやはり同じ会社のメンターや上司、先輩や同僚などが最適だと思います。
同じ境遇のときにどうやって乗り越えてきたか、その手法や考え方をアドバイスしてくれると思います。

組織に共有することで実は大きな問題だったことがわかって個人では取れない方法で解決に向かうこともあります。

冒頭の通り、私自身も決してメンタルが強い方ではないですし、世の中はわからないことだらけです。
そんなときはやはり松本社長や同じプロジェクトのメンバー、お客様、社外の先輩などに相談をするようにしています。
弱音や愚痴もいいます。
聞いて貰う方に「ただの愚痴というか弱音なんだけどね、吐き出させてもらいたくて」と前置きしておきます。
やはりある程度スッキリします!
ただ、これらは自分の都合で相手の時間を頂戴する行為であるということはしっかりと理解して、感謝を忘れないようにしましょう!

Triggerにはメンター制度があり、様々な性格の方がメンターとして皆さんのご相談を待っています。

悩みがあれば、勇気を出して一歩踏み出して会話をしてみましょう!(会話が気後れするのであればまずはテキストでも良いですが、声を発して思いを吐き出すのが重要だと思っています)
※※※ 聞き手に対して「信頼」は良いですが「依存」してはいけません。弱った心を利用されないようにしましょう。※※※

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