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各領域のプロフェッショナルが集う組織横断型チームだから実現できた「Googleで予約」参画プロジェクト

松田 周達 プロジェクトマネージャー

2014年、証券会社に入社。2016年に渡米し、UCLA Extensionでマーケティングを学ぶ。帰国後、2017年10月に株式会社トレタに入社。プロジェクトマネージャーとしてサービス企画および事業開発を担当。 紹介記事:未経験でも臆せず、固定概念を打ち破り続けていきたい

坂田 航太 QAエンジニア

2008年、Webマーケティング会社に入社。自社開発ソフトウェアの品質保証に6年間従事したのち、テクニカルサポートとして4年間勤める。2018年12月、株式会社トレタに入社。QAエンジニアとしてトレタの各サービスの品質保証を担当。 執筆記事:なぜQAエンジニアが仕様を書いたのか


飲食業界に好意的に迎えられた新サービス

ーーー 2019年3月、飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ®」が「Googleで予約」に参画し、飲食店のオンライン即予約サービスの提供を開始しました。トレタが持つ正確でリアルタイムな空席情報をGoogleに提供することで、「Googleで予約」上で飲食店のオンライン即予約を完結できるようになるサービスですよね。これにより、Googleユーザーは、Google検索やGoogleマップから飲食店を選択し、「席を予約する」ボタンから、人数・日付・時間を入力するだけで予約ができるようになりました。当時リリース後の反響はどうでしたか。

松田 ありがたいことに、注目いただき数多くのメディアでご紹介いただきました。またトレタを導入する飲食店だけではなく、未導入店からも「このサービスを使い始めるにはどうすればいいのか?」というお問い合わせがありました。反響をみると、飲食店の方々にはとても好意的に受け取っていただけていたと思います。

坂田 新しいサービスへの参画ということもあり、サービス提供開始に関して不安に感じる飲食店もなかにはいるのではないかと懸念していたんです。ところが、リリース後には「私たちのお店でも使いたい!」といったお問い合わせが殺到。嬉しい悲鳴でしたよね。

さらに飲食店の方々だけでなく、ユーザーからも好評でした。「Googleで予約」を使ってみて良かったという多くの口コミをSNS上で目にして、自分たちが生み出したサービスが実際に使われている実感が湧きました。

松田 トレタ®」を導入する飲食店は、「Googleで予約」に対応することで、さらに集客を強化でき、人手を介することなくワンストップで集客から予約・顧客管理まで実現できるんです。設定も、トレタ側でウェブ予約の設定を最低限行っていただくだけ。とても簡単なので、今回の参画によって飲食店のウェブ予約活用の促進にも繋がったと感じています。

ーーー 今回の「Googleで予約」参画プロジェクトは、いつごろからはじまったんですか。

松田 私自身が入社する前からお話自体はあり、参画するために必要な調整期間を経て、正式に2018年夏頃に契約が結ばれました。そのタイミングでようやくプロジェクトにGOがかかりました。社内でも内密に進められていたので、最初に知った時は「トレタが持つリアルタイムな空席情報をGoogleに提供することで、飲食店の予約体験をガラッと変えられるなんてすごい!」と驚きました。正式にプロジェクトマネージャーとして担当するようになったのは10月ぐらいからです。

ーーー プロジェクトを任されたときは、どんなふうに感じましたか。

松田 非常に緊張しました。入社して1年弱たった頃だったんですが、入社以降担当した中でも一番大きなプロジェクトでしたし。「絶対に失敗できない!ちゃんとできるだろうか」という、不安感が強かったですね。最終的にプロジェクトのメンバーは15人ぐらいになりましたが、本当にメンバーに支えられてリリースすることができました。

総勢15人。社内横断的に組織されたプロジェクトチーム




ーーー 最初から15人全員が参加していたわけではないんですよね?

松田 最初は4〜5人ぐらいで基礎的な設計をしながら、これを実現するためにはどういうフォーメーションで、どういう人が必要だろうかというところから検討をはじめました。

Googleで予約」は飲食店を予約する多数の方々が利用するサービスなので、Google側のシステムと正確に相互連携しながら、確実でスムーズな予約体験を実現する必要があります。そこで今回のプロジェクトにQAエンジニアの存在が欠かせないと判断し、坂田さんにジョインしてもらいました。

さらに開発以外にも、プロジェクト初期の頃から組織を横断して様々な部署のメンバーを巻き込んでいきました。例えば、セールスやカスタマーサクセス、マーケティング、PRなど。当社はこれまでグルメサービス連携の開発経験はありましたが、今回の「Googleで予約」への参画は初めての取り組みでした。そのため、飲食店にとっての使い勝手の検討や導入にあたってのコミュニケーション方法など、様々な面で細心の注意を払う必要がありました。多角的な視点でサービスを検討していく上で、自然と携わるメンバーが増えていきましたね。

ーーー 坂田さんは入社して間もないタイミングでジョインされていますが、当時の状況や心境はどうでしたか?

坂田 そうですね、私はQAエンジニアとして12月に入社し、チームに参加したのは1月半ばぐらい。「Googleで予約」リリースの約2ヶ月前のタイミングでした。

もちろん不安もあったのですが、それよりも新規開発のプロジェクトに関われることをポジティブに捉えていましたね。まっさらな状況から開発ができるので、QAエンジニアとしての自分なりの仕事の形を模索する良いチャンスだなと。さらにこのプロジェクトで成果を出して、チーム内で信頼関係を築きたいという思いもあったんです。

ーーー どのようなかたちでプロジェクトを進めていったのでしょうか。

松田 定例ミーティングは週1回開いていました。僭越ながら私が座長みたいなことをやっていましたが、メンバーはみんな各領域のプロフェッショナルなので、相談しながら「このぐらいのスケジュールでこういうふうに進めていきましょう」という具合に進捗確認をしながら進めていました。

全員プロ意識がとても強かったのでメンバーにあまり干渉しないというのが、私の基本的なコミュニケーションのスタンス。ただ「少しでもビジネスの観点で判断が必要なら気軽に言って欲しい」とだけはよく伝えていました。

坂田 話しやすい環境を作ってもらっていたので、少しでも懸念やリスクがある時は遠慮なく松田さんに相談していましたね。例えば「仕様のここがわからない」「進みが悪い」「やり直しが必要かもしれない」といった内容です。密にコミュニケーションを取っていたことで、結果的にプロジェクトが早く進みました。

松田 リリース当日もメンバーのチームワークが発揮されましたよね。各自に作業の割り当てをしていたので、バトンを繋ぐように次々とリリースまでの工程を完了していきました。当日の作業を全て終え、チームのメンバーが行なった最初の予約が無事に成功した時はとても嬉しかったです。

日本の外食産業におけるオンライン予約の発展に寄与していきたい


ーーー 今後、日本の外食産業におけるオンライン予約は更に発展していきそうですね。

松田 そうですね。飲食店のオンライン予約は、一見普及しているように思えて、実はまだまだ課題があります。

例えば、飲食店が紙台帳で予約管理をしている場合、電話や複数のグルメメディアから入ってくる予約を人力で管理しています。リアルタイムの空席情報がわからないと、予約管理に相当な労力と時間を費やすだけではなく、オーバーブッキング、ダブルブッキング、予約漏れなどの事故が起きてしまうんですね。このようなオペレーションでオンライン予約を利用すると、飲食店は予約が増えれば増えるほど予約管理の工数が増えてしまいます。だからこそ、オンライン予約は一元管理されているリアルタイムな空席情報と繋がっていることが非常に重要なんです。

私達が実現したいのは、飲食店利用者と飲食店の双方にとってハッピーなオンライン予約。双方が簡単で安心して使えてこそ、オンライン予約は普及していくはずです。その実現のために、当社が持つリアルタイムで正確な空席情報は必要不可欠であり、大きな役割を担い続けていくはず。私達は外食産業の明るい未来に向けて、それだけの可能性と責任を担っていると考えています。これからも、日本の外食産業におけるオンライン予約の発展に貢献していきたいですね。

坂田 オンライン予約が普及していくと、飲食店の方々が予約管理にかけていた多大な労力や時間が削減され、その分の労力や時間をもっとお客様を喜ばせるために使えるようになっていきますよね。そうすると、今よりもっと飲食店と来店客の双方を幸せにできる。そういう明るい未来を実現していきたいです。

そのためにも、今後はさらにユーザーが予約したいと思うタイミングや気持ちを捉えて、そこに最適なサービス、UIを当てていきたいです。これは今後のオンライン予約の重要なポイントだと思っています。またQAエンジニアとして、ユーザーに対する品質はもちろん、開発の内部にいても保守しやすいなど、様々な切り口から良いサービスと言えるものを作っていきたいですね。

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