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テンシャルCTOに聞く、エンジニアの成長を加速させる「モダンな開発環境」

社内外から「天才エンジニア」と呼ばれることもあるテンシャルCTOの市來さん。

さまざまな事業に携わってきたこれまでの経験や、テンシャル エンジニアチームの仕事内容、特徴、求める人物像などを聞いてみました。

市來晟弥(いちき・せいや)/CTO
18歳でプログラミングコミュニティTECH LOGICSを設立。同時期にサイバーエージェントで最年少インターンとしてジョインするなど、以降さまざまなスタートアップの技術支援に携わる。19歳でFar Connectionを設立。ZEALSのCTOに就任。その後、3ミニッツにてWEB&APPフロントリーダーとして立ち上げとグロースを牽引し、グリーグループ入りまで経験。2019年、24歳でテンシャルのCTOに就任。

「天才エンジニア」がテンシャルCTOに就任した理由

――市來さんがテンシャルのCTO就任に至るまでの経歴を教えてください。

はじめてプログラミングの世界に出会ったのは中学2年生のときです。チームを組んでプレイする対戦型オンラインゲームにハマっていたんですが、メンバーを集めるためにホームページを作ったのがきっかけでした。HTML、CSS、Javascriptなどを自分で調べて、独学で作っていましたね。

高校時代はサッカーや勉強に熱中していましたが、大学入学後にまたプログラミングに興味が湧いてきて、本格的に取り組むようになりました。

そして中学当時を振り返り、自分がとても効率の悪い学習をしていたことに気づいたんです。「コミュニティを作ってみんなで情報共有し合えばいいのではないか」と思い立ったのがきっかけで、大学入学後の18歳のときにプログラミングのコミュニティを作りました。

SNSやゲームを通じてコミュニティへの参加者が100人、200人と増えていき、そのうち、プログラミングの仕事が舞い込んでくるようになったんです。さらに講演や取材の話もいただくようになりました。


――コミュニティの立ち上げから、一気に活動の場が広がっていったんですね。

一方で、「自分の技術がどこまで通用するかを確かめたい」という気持ちもありました。そこでサイバーエージェントのインターンに応募すると、当時最年少の19歳で合格することができたんです。優秀な社員や先輩方に囲まれながら技術を学び、インターン生内のコンテストで入賞するなど経験を積んでいきました。

そしていくつかのインターンも経て、19歳のときに、先鋭エンジニア集団として株式会社Far Connectionを設立しました。現在も大手からスタートアップまで企業のプロジェクト開発から運用まで手掛けています。

起業と同時に大学も中退しました。大学では友達を作るなどコミュニティの中での生き方を学ぶという価値観を大切にしてきました。でも、大学の外にもどんどんコミュニティが広がっていったので、大学にいる意味がなくなったんです。それからは本格的にシステム開発事業の世界に踏み込んでいきました。


――その後もさまざまな事業に携わっていますよね。

はい、会社設立後もさまざまな企業の業務委託を受けながらシステム開発の実績を積んでいきました。とくに3ミニッツの業務に携わった4年間は、ファッション動画マガジン「MINE」の立ち上げから、GREEグループ入り、その後のグロースと、多くのスタートアップが目指している成長ステージを歩むことができ、本当に良い経験になりました。

そして24歳のときにテンシャルCEOの中西から声がかかり、テンシャルのCTOを務めることになりました。


――中西さんから声がかかったきっかけは何だったんですか?

中西とは19歳からの知り合いだったんです。声をかけてもらったタイミングは、プログラミングの仕事でひと通り経験を積んだと感じていたときで、次に何をするかを決めかねていました。

趣味の神社巡りをしながら全国を放浪しようかなと思っていたところ、中西から連絡があり、「CTOになってほしい」と言われたんです。

自分も学生時代にスポーツに傾倒していた過去がありますし、中西の事業構想を聞くうちに、まだ東京でやり残したことがあるなぁと思わされました。

それに、3ミニッツ時代にずっとお世話になっていた方の投資先でもありました。今までの繋がりや縁のようなものを感じ、総合的に考えてテンシャルの力になりたいと思い参画を決めました。

エンジニアの成長を加速させる「モダンな開発環境」

――市來さんの現在の業務内容を教えてください。

事業としては、ECサイト「TENTIAL公式オンラインストア」の構築と、スポーツ情報メディア「スポシル」運営の二軸です。

参画当時は「スポシル」が急成長していたので、改修・実装に注力してリニューアルを行いながら、並行してECサイトのフルスクラッチ開発を行いました。2020年2月に「スポシル」のリニューアルを終え、その後はフルスクラッチでのECサイト構築に1ヶ月程集中しました。これが入社後の最初の大きな仕事でした。

フルスクラッチでECサイト構築した際は、最低限の機能でリリースしたので、細かい機能は改修を続けながら追加・実装と進めていました。

2020年6月に発売した「TENTIAL MASK(テンシャル・マスク)」は、ありがたいことに大好評につき即日完売になりました。一方、裏ではトラフィック増に対応するため改修や細部のブラッシュアップを継続的に行っている状態でした。

今は新たなプラットフォームを構築しています。メディアが拡張し、マーケットプレイスという形へ。現在はここにも注力をして開発チームを動かしています。


ーーTENTIALサービス全体のアーキテクチャーについて教えてください。

メディア「スポシル」については、参画前からRailsで作られていたため現在もRailsで進めています。

ECサイトはNuxt.js(Vue.js+Express.js)とMongoDB。新規事業はNuxt.js(Vue.js,TypeScript)とFireStoreという技術スタックです。

僕が入社したときの全サービスの総トラフィックはまだ月間90万PVほどだったんですが、月間700万PVにまで成長していきました。その間にデザインリニューアルやメイン機能・施策改修のみならず、インフラ周りの対応や裏側の仕組みをごっそり変えるなどサーバーを支えるような改修を重ねてきました。

具体的なことだと、今まで特定の言語環境にしか対応していなかったインフラ構成をDockerが動けばデプロイができ、なおかつマルチコンテナで稼働・管理しやすい構成にしました。そうすることで、各サービス・言語環境をそれぞれの知識でメンテナンスを行っていたのが統一でき、例えプロダクトが増えてもデプロイをなるべく安定化するという資産化ができてきています。また、札束でサーバーを叩いて動かすという力技をしていたところも最適なパフォーマンス管理、パッケージ調査や重い部分はSaaSへの切り出しなど、いかに重くならず動かせるかというチューニングを重ねたりしていました。

ECサイトや新規事業については、非同期処理をベースとしてJavaScriptと、MongoDBというデータベースの高速処理に長けた言語を採用しました。これにはこだわりがあり、今後のトラフィックの増加や最適なパフォーマンス設計を見越して、JavaScript+MongoDBを選定して進めました。

もともと僕が得意だった領域でもあり、「その事業で一番コードを書く人が、一番使い慣れているツール」を使った方が絶対にいい。誰かに業務が属人化してしまい、その人に代わり自分が緊急対応しなければならないという状況に陥ったときに「自分が触れない」という状況は避けたい。どんな状態でも自分が解消できるように、責任を取れるように、最初は自分が一番使い慣れている言語を選定して、さらにトラフィック増加にも耐えられる技術選定にしました。

分析周りでは、マネーフォワードで分析推進室長も務めていた酒井が経営統括チームにCFOとして参画したことで、組織全体の技術的理解が深まり、データベースはMongoDB、分析用データとしてBigQueryを採用したりして進めています。

アプリケーションの構成はNuxt.jsやTypeScriptなど新しい技術を使っていると思うのですが、それに加えて、オペーレーション周りなどの経営統括チームにもBigQueryを採用できているというのは先進的だと思います。



――エンジニアチームの特徴はありますか?

モダンな開発環境でしょうか。技術者は新しい技術をどんどん使っていきたいという人が多いです。そうしないと成長できない。自分が成長しないと会社も成長しません。そこが技術者として成長するにはモダンな技術を採用するというのは必要だと思います。

当社ではECサイトのフルクラッチや新しく開発しているモールではTypeScriptとNuxt.js、パフォーマンス・ログ管理にはNew RelicやDatadogを採用しています。こういった新しい技術の選定は、フェーズによって変えながら進めています。

そもそもCEOの中西が技術への理解があることも大きく、新たな技術採用なども柔軟に受け入れられる、恵まれた環境だと思います。


ーー現在エンジニアを募集中ですが、どんなメンバーを迎えて開発を行いたいですか?

いまは事業を作っていく総合的な知識が求められていますが、これから先のフェーズでは、専任的な人たちによってより細かい技術を突き詰めることになるので、専任的な技術や知識を持った方々を加え、開発をしていけたらと思っています。

例えば、ユーザー分析や分析を惜しみなく行える分析基盤、それをどう設計し、捌くかというアプローチの検討・実行、UIUXの細かい技術や技術選定の部分の知見に長けた方ですね。

また、決済周りは特に多様化していくと思うので、決済の知見や、大量のトラフィックを捌くための分散処理やバッチ処理の経験など。あとは言い出すとキリがないのですが、組織的に適切なコード運用を意識できるようにOSSコミッターの方や、分析に特化したエンジニア、AI、ディープランニングや、その周辺領域に精通したエンジニアも大歓迎です。


ーー市來さんが感じているエンジニアチームの魅力は何ですか?

チームで働くという意識が根付いていることですね。チームで支え合う、成長し合うというカルチャーが浸透しています。

例えば、どんなにメンバーが増えても、エンジニア定例会は欠かさずやっています。今ではそれに加え、各チームのスプリント定例会も実施しています。

今後、事業の拡大と共にチームごとの会議体が増えていくと思いますが、そちらも引き続きやりながら、テンシャルのエンジニア全員が一体として集まる場も作っていきたいです。

コミュニケーションを取り合う場は、さまざまな知識に触れられて刺激になりますし、リモートですがすぐにハングアウトを立ち上げて気軽に相談もできます。一人一人の意見を聞いたり、技術的雑談をしたりする時間など、なにより楽しくやってもらえるかどうかも意識しながら運営していますね。


ーー市來さんはテンシャルで働くエンジニアにどうあってほしいですか?

一番は楽しくやってほしいです。僕がこれまでエンジニアをやってこれたのは、周りの人に技術者として大切にしてもらえたり、やりたいことを尊重してもらえる環境があったからです。それが結果に結びついたり、今につながっていると感じています。

CTOである僕がエンジニアを大切にし楽しく事業に貢献して頂くために最大限のサポートをするということも強く意識しています。いま、僕たちについてきてくれているエンジニアにはエンジニアリングを楽しみ、やりきったと言えるぐらい、燃え尽きるまでコードを書いてほしいと思っています!

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