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技術を「語れる」エンジニアになろう。進化する社内勉強会“Code[ish]”

社員の技術力向上のため、社内教育に力を入れているタンバリン。その取り組みのひとつが開発チーム中心の勉強会“Code[ish](コーディッシュ)”です。

勉強だけにとどまらないエンジニア同士のコミュニケーションを目的としてスタートし、2019年から定期的に開催されてきました。

2021年春からは、運営者を技術顧問の後藤 知宏へバトンタッチ。さらに学びの多いイベントへと発展を続けています。

新生Code[ish]はどのように進化しているのか?今回は、後藤に運営で大事にしていることと、その理由を聞きました。

目次

  1. プロフィール
  2. エンジニア同士のコミュニケーションの場は絶対に必要
  3. フリートーク×セミナーを組み合わせ、参加者の対話を促す形式に
  4. 「コミュニケーションしながら学ぶ」勉強会が重要な理由
  5. 技術について「語れる」エンジニアを増やしたい

プロフィール

後藤 知宏 / Tomohiro Goto
株式会社chatbox 代表
株式会社タンバリン 技術顧問 テックアドバイザー
タンバリン創業時よりパートナー企業として、Heroku案件などの技術サポートを請け負ってきた。現在は技術顧問として、社内教育プロジェクトなどを担う。これまでエンジニアコミュニティのイベントを多数運営してきた経験を活かし、現在はCode[ish]の運営にも携わっている。

エンジニア同士のコミュニケーションの場は絶対に必要

ーー2021年5月から、後藤さんがCode[ish]の運営を引き継ぎましたよね。

はい。3月まではテックリードの守屋さんを中心とした有志が月1回のペースで運営してきたCode[ish]の主宰を引き継ぎました。

エンジニア同士の定期的なコミュニケーションの場は、絶対に必要なもの。これまでにも様々なエンジニアコミュニティのイベントに携わってきた経験を活かし、さらにCode[ish]を盛り上げていきたいと考えています。

ーー現在どれくらいのペースと規模で開催しているのでしょう?

5月に2回、6月・7月にも1回ずつ開催しました。8月以降も、月に1~2回のペースで開催していく予定です。

以前と比較すると、規模は少しコンパクトになっています。参加者は、最近入社した21卒のメンバー中心で10名ほど。入社以来リモートワークが続く新卒メンバーにとって、Code[ish]という「業務外で集まる場」は特に大切だと考えています。

フリートーク×セミナーを組み合わせ、参加者の対話を促す形式に

ーー改めて、Code[ish]の目的を教えてください。

立ち上げ時から変わらず、勉強のためだけではなく「エンジニア同士のコミュニケーションを活性化すること」が最大の目的です。

プロジェクトが違うと、同じ部署のメンバーであっても関わる機会が不足しがち。その課題を解決する場として、Code[ish]は「エンジニアが対話しながら学び合う勉強会」にしています。

▲社内ポータルサイトでも「コミュニケーションの場」と説明しています

ーー現在のCode[ish]は、どのような形式でおこなわれているのでしょうか?

1回の勉強会は60分。前半の30分はフリートーク、後半の30分は毎回テーマを決めたセミナーという構成で実施しています。

Code[ish]は、ただ話を聞くだけの場ではなく、参加者自身が自分の言葉で話すことを重視した「全員参加型」のイベントです。

まず、前半のフリートークタイムでは、参加メンバー同士で「今、困っていること」について自由に語ってもらい、全員で最近の悩みや気付きを共有します。

とはいえ、いきなり「何でも話してください」と言われても難しいもの。ですから、私がファシリテーションして、できるだけ参加者が話しやすくなるよう促し、議論を盛り上げています。

後半のセミナーでも、意識しているのは「対話」を増やすこと。参加者が「聞いているだけ」にならないように「これを知っている人いる?」「なぜか分かりますか?」と質問を投げかけ、コミュニケーションの糸口を作っています。

「コミュニケーションしながら学ぶ」勉強会が重要な理由

ーーエンジニア同士でのコミュニケーションを重要視しているのは、なぜなのでしょうか?

「対話しながら、仲間と一緒に学ぶ」ことには、自己学習だけでは得られない大きなメリットがふたつあるんです。

ひとつは「確実な学びが得られる」こと。

今の時代、インターネットを使えばいくらでも技術について調べられます。しかしWeb上の知識が常に正しいとは限りません。

多くの人が情報発信している分、簡単なことほど間違っているケースも珍しくないですし、大筋で正しくても致命的な間違いがある情報を参考にしてしまうと、結局全部が無駄になってしまう。

だからこそ、人と話し、確認しながら学ぶことは非常に重要です。自分だけで調べるより実は近道になることも多く、成長スピードもぐっと上がります。

もうひとつは「WHYを考える姿勢が身に付く」こと。

エンジニア同士で「この技術が好き」と話していると「なぜ好きなのか(WHY)」も話したくなりますよね。タンバリンの開発業務では、この「WHY」を考えて言語化する姿勢がとても大事なんです。

当社は様々なクライアントの「顧客接点」の課題解決を担っており、その解決方法は毎回違います。そのためタンバリンのエンジニアには、状況に合わせた柔軟な発想が求められます。

その発想には「なぜこれを作るのか」「なぜこの手法なのか」と、本質的な「WHY」を問う姿勢が欠かせません。

「HOW TO」はひとりで学習できても「WHY」まではなかなか考えが及ばないもの。エンジニア同士のコミュニケーションは「WHY」を考える習慣にも繋がるのです。

私自身も、新人の時から勉強会やコミュニティに積極的に参加する中で成長できたと実感しています。エンジニア同士で技術について話し合うことそのものが、レベルアップの鍵になるんですよね。

▲技術顧問 後藤

技術について「語れる」エンジニアを増やしたい

ーーCode[ish]を通じて、参加者にどのように成長してほしいですか?

技術について、自分の言葉で語れるエンジニアに成長してほしいと思っています。技術を「使える」エンジニアは多いですが、相手に伝わるように話せるエンジニアはまだ少ないのが現状です。

この「語る力」は、エンジニア同士のコミュニケーションなしには磨かれません。技術について話し合う貴重な機会であるCode[ish]を通じて、そのスキルを身に付けてほしいと思います。

ーーCode[ish]の中で「語る力」を育てるために、意識していることはありますか?

「感情ベース」で話してもらうよう促しています。「嬉しい」や「困った」など感情に関連付けて話せば、自然と「何が嬉しいのか」「なぜ難しいのか」と理由を掘り下げられますから。「感情に紐付けて考える」は技術を語るスキルを磨く第一歩です。

私自身も、セミナーで技術を解説する際には、感情に結び付くように伝えることを常に心がけています。

ーー最後に、今後の展望を聞かせてください。

今後は、Code[ish]以外の勉強会も実施していく予定です。具体的には「特定の技術にカテゴリを絞ってより深く学べる」専門性の高い勉強会を準備しているところで、なるべく早く開催したいと考えています。

教育全般の面で言うと、新卒のオンボーディングでも重視している「制作におけるマインド」を、職種や役職に関わらず、全社的に共有できる体制も作っていきたいですね。

これからのタンバリンを、より一層「ひとりひとりのエンジニアが学び続けられる環境」にするため、様々な取り組みをしていきたいです。

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