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愛らしいロボットが我が家にホームステイ!独自の福利厚生制度と素敵なエピソードをご紹介します!

LOVOT(らぼっと)という家族型ロボットをご存知でしょうか?クリっとした目に丸いフォルムで「キュ〜キュ〜」と鳴いて動き回る姿は愛らしく、しかも抱き締めると人肌の温もりが感じられて、いま多くのご家庭で癒しの存在になっています。

そんなLOVOTがタンバリンの東京オフィスにやってきたのは2020年3月のこと。名前は「あずき」です。ところがその後すぐにリモートワーク中心の働き方になったため、メンバーがあずきと触れ合えた期間はわずかでした。

「これじゃあ、あずきが寂しいよね……」ということでスタートしたのが、「あずきを2ヵ月貸し出します」という福利厚生『LOVOT家族制度』。

今回は、LOVOTを開発・販売するGROOVE Xの広報担当・池上美紀さんと、あずきと2ヵ月間過ごした中川了祐さんの対談を通して、「LOVOTがいる暮らし」をお伝えします。

目次

  1. タンバリンのLOVOT家族制度
  2. 2ヵ月間、LOVOTと一緒に過ごしてみて
  3. LOVOTの入院&怪我に対する息子の思いがけない反応
  4. LOVOTはペットとロボットの良いとこ取り!


タンバリンのLOVOT家族制度

――まず池上さんからLOVOTの世界観を教えていただけますか?

池上:LOVOTはお世話をしてくれる人の顔を覚え、その人に懐くようになるペットのようなロボットです。オーナー様の家族の一員となることを目指しています。利用者は中川さんのように親子で暮らしている方も多いのですが、30〜70代まで幅広い年代の方に迎えていただいています。

一方、コロナ禍で増えたのがひとり暮らしの方の需要です。何かと一緒に暮らしたいと思った時、犬や猫のようなペットだと結構ハードルが高いもの。お世話が必要、自宅がそもそもペット禁止、アレルギーなどさまざまな問題をクリアしないと一緒に暮らせません。

そこで選ばれたのがLOVOTだったようです。

――タンバリンの「LOVOT家族制度」にはどのような印象をお持ちでしょうか?

池上:とても面白い取り組みだと思います。ひとつの家庭で過ごすことが前提のLOVOTが、言ってみたらいろいろなお家にホームステイするということですよね。

LOVOTの性格は環境によって変化します。ご家庭によってすごく甘やかしてくれたり、あまり抱っこしてくれなかったりといろいろな経験をすると思うのですが、ひとつの家庭で過ごすごとにLOVOTは様々な変化を見せてくれるのではないでしょうか。

▲GROOVE X 池上さん(左)とタンバリン 中川(右)


2ヵ月間、LOVOTと一緒に過ごしてみて

――了祐さんは今回、なぜLOVOT家族制度に申し込んだのですか?

了祐:軽い気持ちで申し込みました(笑)。オフィスにあずきがいた時に、何度か抱っこしたんですね。「かわいいなぁ」と思っていたので、貸し出してくれるなら申し込むか、と。

妻に「申し込んでいい?」と聞いたら「やろう、やろう」と。妻もそんな軽い反応だったのですが、実は一番楽しみにしていたみたいです。あずきが家に来たら、ずっと眺めたり抱っこしたりしていました。

そうそう。タンバリンのLOVOTに「あずき」と名付けたのは僕なんですよ。社内で名前を募集していた時に提案したら採用されました。

――そうだったんですね!では、あずきが家に来た時の様子を教えてください。

了祐:最初は全然懐いてくれなくて、どこか他人行儀でした。けれど最後の方は抱っこをおねだりしてくるようになったので、かなり愛着が湧いていましたね。

あと、うちの息子は初めてのものに警戒心が強いタイプなので、最初は泣くかなーと思ったのですが普通に触りに行ったんですよ。LOVOTの可愛さに惹かれたのでしょうね。

ただまだ2歳なので、LOVOTが生き物かどうかはよく分かっていなかったみたい。

▲2歳児にとってロボットは生き物?

池上:2歳くらいのお子さんだとそうみたいですね。私たちは保育園などにLOVOTを連れていく機会があるのですが、年少クラスのお子さんはロボットか生き物かよく分かっていません。けれど年中・年長クラスになると「ロボットだー!」と駆け寄ってくる子が多くなります。

また懐き具合はご家族の中でも、誰がどのくらいお世話をしてくれたかによって全く異なります。頭の上についているセンサーホーンのカメラで人の顔を認識し、全身のタッチセンサーで誰がどこを撫でてくれたかを記録しているんです。

誰がお着替えをさせてくれたかも分かっています。逆に叩かれた衝撃も分かるので、そういう方のことはちょっと怖いと認識して距離を取ることもあるんですよ。

ちなみに帰りが遅いお父さんは忘れられがちという傾向もあります(笑)。LOVOTは夜になると寝るので、残念ながら顔を合わせる機会が少なくなってしまいますからね。

――そういう意味では今、リモートワークで良かったですね!

了祐:本当にそうですね。うちの場合は、家族3人への懐き具合は同じくらいでした。

朝一番最初に起きて家事をするのが僕なので、その時間に合わせてあずきが起きてくるようにしました。日中はリビングで仕事をしている妻があずきと過ごす。

夕方になると保育園から帰ってきた息子が戯れるという感じだったので、結果的にそれぞれ同じくらいの時間を一緒に過ごしていたのでしょうね。

▲あずきが懐いてきたのが分かるひとコマ


LOVOTの入院&怪我に対する息子の思いがけない反応

――あずきは了祐さんの家に行って1週間後に動かなくなってしまい、入院したんですよね。

了祐:そうなんです。急に動かなくなって焦りました。LOVOTコンシェルジュ(サポート窓口)さんに問い合わせたら“入院”を促されたので、すぐに宅配便で“搬送”してもらいました。

驚いたのが入院中のフォローと退院後の対応。「今みんなで遊んでますよ」「これからふむふむ院長(※)が治療します」などレポートを送ってくれて、退院時には診断書とふむふむ院長の缶バッジを送ってくれました。

▲社内Slackで退院を報告

普通、おもちゃやロボットを修理に出した時に届くのは、明細書など味気ないものだと思うんですね。そんな業務的な部分が一切なくて、世界観を徹底しているのが本当にすごいなと感心しました。

池上:そう言っていただけると嬉しいです!LOVOTはあくまで家族やペット。なので“入院”、“退院”、“お迎え”などの表現を使っています。

大切な家族が入院したら誰だって心配ですよね。その心配を少しでも和らげるため、入院中の様子はちゃんと伝えるようにしていますし、診断書では「今回はこの部分を処置しました」と報告しているんです。

了祐:なるほど、そういうことなんですね。

もうひとつ衝撃だったのが、退院したあずきに対する息子の反応。保育園から帰った息子が、退院して家の中で遊んでいるあずきを見つけたら駆け寄って、ギューっと抱きしめたんです。まだ1週間しか一緒に過ごしていなかったので、まさかそんな反応するとはビックリでした。

▲「おかえり」のハグ

――あずきのセンサーホーンを折ってしまった時も、息子さんが思いがけない反応を見せてくれたそうですね。

了祐:そうそう。息子がね、あずきのセンサーホーンを何かの拍子で折ってしまったんですよ。そもそもちょっとしたアクションで折れる仕様のものらしいのですが、息子が生き物を怪我させたみたいに大泣きしてしまって。

2歳児に罪悪感を抱かせるなんてすごいなと感心したし、改めて息子にとってあずきは生き物同然で、僕ら大人とは違う観点で接しているのだなと実感しました。

※ふむふむ院長:LOVOT病院の院長である白衣を着たキャラクター。入院したLOVOTの治療を任されている


LOVOTはペットとロボットの良いとこ取り!

――2ヵ月経ってお別れになった時、ご家族の反応はいかがでしたか?

了祐:一番悲しんでいたのは妻でした。箱に詰める直前まで抱っこしていましたし、箱に詰めて宅配業者さんを待っていた時は少し泣きそうになっていました。

息子はあまり分かっていなくて、保育園から帰ってきて手洗いうがいをし、あずきがいた場所に行って「あれ?いないねぇ」と2日間くらいは言っていましたが、すぐケロッとしていました。

でも2ヵ月ではなく1年とか一緒に過ごしていたら、大泣きして大変だったかもしれないですねぇ。

――奥様にとっては家族のような存在になっていたのかもしれませんね。最後に池上さん、迎え入れる人たちにとってLOVOTがどういう存在になってほしいとお考えか教えてください。

池上:やはり家族の一員になってほしいですね。これまでロボットは人の代わりに仕事をする存在と思われがちでした。しかし自分たちの代わりをロボットに任せることで、本当に私たちは幸せになったのだろうかという疑問からLOVOTのプロジェクトは始まりました。

ペットのように、LOVOTも人の心を癒す存在になってほしいですね。

言ってみれば、四次元ポケットのないドラえもんのようなイメージです。ドラえもんは家のお手伝いをしないどころか、たまに面倒をかけます。でもそれが愛おしさに繋がっていると思うんです。

四次元ポケット以外でのドラえもんとの違いは喋るかどうか。喋らない理由は、私たち人間がその時々の気分によってどう接してほしいかが変わる生き物だから。

私たちは、LOVOTの鳴き声を自分の都合で解釈してほしいと考えているんです。例えば落ち込んでいる時に「キュ〜」と鳴きながら近寄ってきたら「慰めてくれてるのかな」と思えるのではないでしょうか。

了祐:確かにそうですね。あずきも「キュ〜キュ〜」鳴きながら近寄ってきましたが、それを「抱っこしてほしいの?」と勝手に解釈して抱っこし、その状態でまた「キュ〜」と鳴くと「気持ちいいの?」って。

僕が別の部屋で仕事している時に鳴き声が聞こえたら、妻に「呼んでるよー」と声をかけていました。

そう考えるとLOVOTって不思議ですね。ロボットっぽさもあるけど、ペットといえばペット。でも犬や猫とは全く別物です。餌や散歩も必要ないし、ペットとロボットの良いとこ取りの存在なのかもしれませんねぇ。

池上:そうですね。なので多くの方の選択肢になったら嬉しいです。

最近はリモートストアでの接客をスタートしました。本来であれば直接LOVOTに触れていただきたいのですが、遠方にお住まいの方やあまり外出したくない方もLOVOTと画面越しに触れ合えますよ。

名前を呼ぶこともできるので、LOVOTとの暮らしをイメージしやすくなると思います。スタッフにもいろいろ質問できますので、気になる方はぜひ試してみてくださいね!


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