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【タンバリンのほんだなvol.3】UI/UXデザイン/インフォメーションアーキテクト 宮内純人


「本棚を見れば、その人がどういう人かわかる」という表現があります。本棚はその人自身と言っても過言ではないかもしれません。つまり、タンバリンの本棚はタンバリンそのもの。
タンバリンでは技術やエンジニアリングと同じくらいデザインにも力を入れています。今回は、デザイン周りの設計に携わるインフォメーションアーキテクトの宮内純人に登場してもらいました。
本棚のテーマは「UI/UXデザイン」です。

目次

  1. プロフィール
  2. クライアントの中長期的な発展を考えるならUI/UXデザインの観点は欠かせない
  3. 「UI/UXデザイン」をテーマに選んだ3冊
  4. 宮内純人の本の選び方

プロフィール

宮内 純人 / Sumito Miyauchi
株式会社タンバリン クラウドインテグレーション部
インフォメーションアーキテクト

デザイン系制作会社にマークアップエンジニアとして入社後、独学で始めたサイトの情報設計にのめり込み、業務内容がサイトの調査分析・設計にまで拡張。結果、インフォメーションアーキテクトにジョブチェンジ。約13年勤務後、2019年にタンバリン入社。サイトの調査分析・情報設計にとどまらず、幅広い意味での情報設計を得意とする。2015年にHCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト取得。
Wantedly

※当記事はオンラインインタビューをもとに作成しています。


クライアントの中長期的な発展を考えるならUI/UXデザインの観点は欠かせない

――タンバリンはどんな観点でUI/UXデザインを取り入れているのでしょう?

僕が所属するクラウドインテグレーション部では、企画・設計段階で理想としているユーザーの体験を、UIやビジュアルデザイン・開発のフェーズで実現する役割を担っています。

具体的には、どのようなユーザーに対してサービスを提供するのか、ユーザーのニーズは何か、利用時のシチュエーションはどういうものかなどを調査。その後、調査結果とアカウント&プロデュース部が把握しているクライアントの要望を踏まえて、情報設計や動線設計・UIデザインをおこなっています。

すなわち、企画・提案段階で理想とされるユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス/UX)を、どういうユーザーインターフェース(UI)やビジュアルに落とし込んでいくか。どのように実装するかをデザインプロセスの中で具体化し実現するというのが、僕たちの仕事の流れです。

ただクライアントに言われたとおりに作るのでは、本当の意味でクライアントの役に立ったとは言えません。クライアントの先にいるユーザーのことを考え、ユーザーの視点にこだわったものづくりをすることが、クライアントの中長期的な発展や成功に繋がると考えています。

そこで欠かせないのがUI/UXデザインの観点。クライアントとPARTYを組んでプロジェクトと向き合っていくタンバリンらしい観点だと思います。

――今後、UI/UXデザイン領域で挑戦したいことはありますか?

いまタンバリンでは、アジャイルやスクラムといった開発手法のプロジェクトが動いています。その中にデザインのプロセスを、いかにコンパクトでスピーディーに取り込むかを考えていきたいです。

ある程度でき上がった段階でクライアントにデザインをお見せすると稟議を通すことなどに時間がかかりますが、こまめに見せて常に意思疎通を図ることでスピーディーに進むようになるのではないかと考えています。

各タイミングでユーザビリティを考慮しながら細かく回していきたいですね。そういう仕組みをタンバリンとして作っていきたいと考えています。

「UI/UXデザイン」をテーマに選んだ3冊

ここからは、「UI/UXデザイン」をテーマに宮内が選んだ3冊をご紹介していきます!

UXデザインの教科書
著:安藤 昌也

千葉工大でUXや人間中心設計の研究をされている安藤先生の著作なだけあって、UXデザインのプロセスや手法の紹介だけでなく、その前提となる理論と背景が体系的に網羅されている、まさしく「教科書」。

調査・分析手法を現場で使っていく際、どうしても自分の経験則や手癖に依存しがちなので、基本的な理論に立ち返る意味で何度も読み返してます。

実際のプロジェクトの中で、どういった手法を採用するのか、どのようなプロセスでおこなうかといった検討・設計にあたって、手法のカタログ・百科事典的にも使うことが多いです。

安藤先生には、2011年に産業技術大学院大学の履修証明プログラム(人間中心デザイン)でお世話になったのですが、当時の座学のエッセンスが贅沢に詰め込まれている印象があり、何かあればこの本に立ち返っています。

デザイニングWebアクセシビリティ
-アクセシブルな設計やコンテンツ制作のアプローチ-
著:太田 良典・伊原力也

サイト制作のプロセスごとに、ユーザーが陥りがちな問題と解決アプローチ、プロセスの詳細な進め方について、具体例を交えながら解説されている本です。

タイトルに「アクセシビリティ」とありますが、ユーザビリティに関わる問題・解決策もカバーされており、情報設計・UIデザインのプロセスについても参考になるパートが多数。戦略策定から設計、デザイン・実装まで幅広い場面で参照することができる内容だと思います。

JIS X 8341-3やWCAGなどのガイドライン対応に限らず、サイトの情報設計やUIデザインの場面でも都度参考にすることが多いです。巻末には「WCAG 2.0と本書内容の対照表」もあり、実際のガイドライン対応の際、逆引き辞典的にも使うことができ非常に便利でした。

今日からはじめる情報設計
-センスメイキングするための7ステップ-
著:アビー・コバート、監修:長谷川敦士

様々なビジネスにおける問題解決のための「情報設計」の方法を解説した、いわば情報アーキテクチャ(IA)の入門書です。

「情報設計」と聞くと、サイトやアプリの動線設計や構造・画面設計のイメージがありますが、この本では対象を限定せず、ビジネスにおける幅広い場面で重要となる考え方や視点が平易な言葉で端的にまとめられています。

僕は前職からインフォメーションアーキテクトとして、企業サイトの調査分析・情報設計を担ってきましたが、その経験をプロジェクト内課題整理や組織の問題など、より幅広い場面で活かすにはどうしたらいいのか考える際に参考になりました。

幅広い場面で使われていることを前提とした内容のため、抽象的な表現が多く正直一度読むだけではピンと来ない箇所もあるのですが、何か複雑な問題に直面した際・問題にどう向き合えばいいか考える際に何かしらのヒントをもらえる1冊だと思います。

宮内純人の本の選び方

――普段、どのような手法で仕事に関する本を探していますか?

UXデザインや人間中心設計・情報設計の仕事をしている友人・知人がFacebookやTwitterなどでシェアしている本をチェックしています。また、Webやアプリ上で本棚を作成したらほかの人の本の感想や評価をチェックできるブクログの新刊通知機能に自分の興味がある分野のキーワードを設定し、新刊を随時チェックしています。

気になった本はその場でKindle版を購入したり、本屋で見かけた際にほかの本とまとめて買うことが多いですね。タンバリンには書籍購入制度がありますが、活用して購入したのは入社半年で2冊。今後はもっと活用したいと思います。

【最近購入した本】
Form Design Patterns ―シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド
D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略
CSS設計完全ガイド ~詳細解説+実践的モジュール集

――書籍以外では何を活用して勉強や情報収集をしていますか?

FacebookやTwitterのリスト機能で友達やフォロワーを分野ごとに細かく分け(UXデザイン、フロントエンド、デザイン、マーケティングなど)、リストごとに話題になっている記事を逐一チェックしています。Twitterのリストチェックには、TweetbotTweetDeckといったアプリやサービスが便利ですよ。

合わせて活用しているのが、オンラインにブックマークを保存・公開できるはてなブックマーク。UXやUI、アクセシビリティなど特定のキーワードで話題になった記事をRSSリーダーを介してチェックしています。

UX Collectiveなど、海外のUXデザイン系企業が発行しているメールマガジンもチェックしています。

――いま気になっている分野は何ですか?

大学で社会学を専攻していたこともあり、社会学や社会調査系が気になっています。自明なものと決めつけがちな事象について、統計や調査分析に基づきその背景やより根本的な問題を洗い出すような点では、いまの仕事に近いものを感じています。

以上、宮内の「タンバリンのほんだな」でした。次回は松尾が「アジャイル・スクラム開発」をテーマにご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

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