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【対談|外からシナマケを見てみたら...】チーム、コミュニティ...みんなで協力してみんなで盛り上がる!シナマケのカルチャーをペイフォワードでも再現したい

※森川さん(左)と伊藤さん(右)写真撮影時のみ、マスクを外しております。


自分が思っている自分と、他人が思っている自分は違うもの(ジョハリの窓でいうと「盲点の窓」ですね)。同じように、自社の社員が持っている自社のイメージと、他人が持っている自社のイメージは往々にして違うものです。

そこでこの企画では、シナジーマーケティングの社員と縁(ゆかり)・つながりのある方との対談を通して、いいところ、悪いところ含めて、いろいろな側面にスポットライトを当てていければと思っています。

第2弾となる今回は、シナジーマーケティングの親会社である株式会社ペイフォワード(*)の森川さん、伊藤さんに、お2人の出会いから今の仕事、さらに、これからやってみたいことまで、根掘り葉掘り、お話をお聞きしてみました。

*株式会社ペイフォワード
シナジーマーケティングの創業者、現会長である谷井等が創設した、プリンシパル投資や事業開発を行うビジネスプロデュースグループ。


<登場人物>
■森川さん
2014年に新卒でシナジーマーケティングへ入社。セールス、ヤフー株式会社への出向、新規事業の拡販などを経験し、2020年3月よりペイフォワードへ出向。新規事業の企画・開発、メンバーの採用に携わる。

■伊藤さん
新卒で大手住宅メーカーへ入社、海外進出のコンサルティング会社を経て、2021年2月にペイフォワードに中途入社。現在は主に、新規事業の企画・開発を担当。

■聞き手・木戸口
新卒で電気通信事業を行う会社に入社し、2021年8月にシナジーマーケティングへ転職。現在は、経営推進部にてコーポレートブランディングの推進や広報を担当。広島県在住、フルリモートで勤務。

*ちなみに第1弾として、企画立案者である木戸口も対談をしています!

【対談】新しいステージでもつながり、新しい価値を提供したい!変わらずに続いていく縁、「ファン」とともに作りたい世界観とは。

違うからこそピッタリハマる!凸凹コンビ誕生?

木戸口:
2人が出会ったのは、伊藤さんが入社した2021年2月ですよね?

森川さん(以下、森川):
そうですね…厳密にいうと、面接をしたときです。事業開発メンバーの募集をしていて、何人かお話させていただいたのですが、伊藤さんとはなんとなく価値観が近い感じがしたんですよね。何を話したのかは、まったく覚えていないんですが(笑)。

伊藤さん(以下、伊藤):
僕も、まったく覚えてないんですよね(笑)。でも、フィーリングが合う感覚はありました。


木戸口:
実際に一緒のチームで仕事をしてみて、どうですか?

伊藤:
いろいろあるのですが、特に、アドバイスが的確なところがすごいな、と。たとえば、企画を考えていて煮詰まったときに、みんなで壁打ちをするじゃないですか。そのときに、「言いたいのは、こういうことだよね」とシンプルに言い換えたり、ロジックツリーのように話を整理してわかりやすくしてくれて。そのうえで、ロジカルなツッコミを入れてくれる。自分では気づけない、新しい視点を映していただけることがとても印象的でしたね。おかげで、論理的に考える癖がつきました。

森川:
「論理的に考える」というのは、シナジーマーケティングのカルチャーみたいなもので、私の場合は意識せずにやってる感じですかね。セールスをする上でお客様の要件をまとめて提案をするというスキルは、絶対に必要なものですから。

伊藤:
あとは、ゴールから逆算してスケジュールを組んだり、きめ細やかな対応でみんなをフォローできるところも尊敬しています。僕は持っていないものなので。

森川:
なるほど。伊藤さんからはそんなふうに見えてるんですね。でも、丁寧にやっているつもりではないんですよね。心配性だから、事前にリスクヘッジをしたり、カバーできるような動きを無意識にしている気がします。

伊藤さんは、いい意味でマイペースだなあと。自分のペースでブレずに独自の視点で物事を捉えたり仕事を進められるところは、事業企画において大事な素質だと感じているので、、これからも変わらずにいてほしいですね。



木戸口:
面接では価値観やフィーリングが合うと感じたとのことでしたが、蓋を開けてみたら真逆だったということなんですかね?

森川:
たしかに仕事の進め方や人との関わり方は、ほとんど正反対かもしれません。でも、それが悪いことだとは思っていなくて。むしろ、お互いにないものを補い合えるって、理想の関係ですよね。一方で、「すぐに共感しない」という部分は、すごく似ているな、と。

伊藤:
そうですね。たとえば、音楽とかでも流行っているから好きになる、みたいなのはまったくないんですよね。自分なりにアーティストを解釈して、自分の中で腑に落ちて初めて、好きになったりのめり込めるというか...。

森川:
ほんと、そのとおり!どんなものも客観的・俯瞰的に見て、本質を捉えようとする…というと、良く言いすぎかもしれないけれど、考え方や行動特性といった、根っこの部分が同じなので、「合う」と感じるのかもしれないです。


会社員だけど、会社員っぽくない働き方

木戸口:
森川さんはシナジーマーケティングから親会社のペイフォワードに移ったわけですが、変化や違いを感じることはありますか?

森川:
変化という意味でいうと、経営者の近くで仕事をする中で、経営者がどういうふうに世の中を捉えていて、どういう目線で事業を見ているのかが、ほんの少しかもしれませんがわかってきたことですね。

新規事業のアイデアを話すと、たいていは「楽しそう!」などユーザー目線での意見が出てくるじゃないですか。反応を得られるという意味ではありがたいのですが、これだけだと事業を成功させるどころか、立ち上げもままならないんです。

一方で経営者に話してみると、その事業で「どうやってお金を生んでいくのか」とか「どうやって人を集めるのか」といった質問や話が出てくるんです。一個人としてではなく、あくまでビジネスとして事業が成功するかどうかを考える―こうした視点そのものを学べたことや、経営者目線で新規事業の企画に対して指摘やアドバイスをいただけるのが、一番の大きな、そして、嬉しい変化ですね。

もうひとつ、バックオフィス業務をしてくれるメンバーがいることのありがたみを感じました。ペイフォワードに移った当初は、​​社長である谷井さん(シナジーマーケティングの創業者で、現会長※)を含めて3人だけの組織だったので、採用活動も、ルール作りも、すべて自分たちでやったんです。経験そのものはおもしろかったですが、やはり、たいへんでしたね。ちなみに伊藤さんのパソコンも、私が買ってきたものだったりします(笑)。

※谷井さんがシナジーマーケティングを創業した当時から現在までの話は、以下のコンテンツで掲載中です!

シナジーマーケティングが大切にする価値観ってなんですか。


木戸口:
独立とか、起業した人から聞く話に近いですね(笑)。

森川:
まさに、そんな状態でした。仕事の進め方もシナジーマーケティング時代とはずいぶん変わりましたね。新規事業の企画を考えるのは基本的に一人ですし、谷井さんの前でプレゼンをするのも自分だけ。すべてが自分の責任になるので、自然と自走できるようになった気がします。

伊藤:
メンバー同士で壁打ちやブレストをして、アドバイスやヒントをもらえたりもしますが...。一人で完結させなきゃいけないことが多く、一般的な会社員の仕事の進め方とはちょっと違うのかなと思います。

森川:
そこでいうとシナジーマーケティングでは、チームみんなで協力して、達成したときにはみんなで喜んで。中にいるときはあまり感じなかったのですが、こうして外から見るとうらやましいなと。とはいえ、今の、一人で仕事を進めるやり方も楽しんでるんですけどね。

伊藤:
僕はシナジーマーケティングのメンバーとは絡みがないのですが、同じオフィスにいて聞こえてくる話や雰囲気を見ていて、明るくてオープンなイメージを持っています。わーっと盛り上がっているのもいいですよね。

森川:
ペイフォワードのメンバーもみんな明るくていい人だけど、人数が少ないとなかなかね...。でも、そういうカルチャーをこれからペイフォワードの事業開発グループでも作っていけたらいいなと思ってます。


木戸口:
逆に、外に出てみたからこそ見えてきた、シナジーマーケティングの課題みたいなものってありますか?

森川:
全社的に在宅勤務になって、それ自体はすごくいいことだと思う反面、エンゲージメントを高めていくむずかしさもあるのかなあと。たとえば、新卒のメンバーが初受注したらオフィス中から拍手が沸き起こるみたいな経験って、やっぱり必要な気がするんですよね。

木戸口:
僕自身もフルリモートなので、そのむずかしさは実感しています。直接、顔を合わせる機会がほぼないので、オンラインで顔を合わせたり、一緒になにかをする機会を意識して作りたいと考えているところです。


今はまだスタート地点に立ったばかり…いつか、誰かの背中を押せる人になりたい

木戸口:
さきほど新規事業の企画は一人で考えてプレゼンするという話がありましたが、GOサインを出すのは、やはり社長ですか?

伊藤:
そうですね。週に1回プレゼンをするのですが、なかなか首を縦に振ってくれなくて。まあ、考えてみれば、新規事業は失敗する確率のほうが圧倒的に高いと言われていますし、そう簡単にGOサインなんて出せないですよね。

それでも、もしかしたら何万分の1の確率かもしれないけれど、ひとつでも新規事業を立ち上げることができたら、自分自身がもっと成長できて、もっと(人間としての)おもしろみが増すんじゃないかなと思っていて。

実は、ちょうど最近、進めている新規事業がありまして。お墓に関するサービスなのですが…ここからは企業秘密ということで(笑)。リリースまで持っていけたら、ご報告させていただければと。これからやりたいことでいうと、自分自身が使って楽しいと感じられるアプリを作りたいですね。まだ企画を始めてもいないので、いつになるかはわからないですが…。



木戸口:
そのときはぜひまた、インタビューさせてください! 森川さんは今後、どんなことをやってみたいですか?

森川:
シナジーマーケティングで新規事業に関わらせていただいたときから、自分で考えた事業を世に出して、「いいね!」と思ってもらえるものを作りたいという想いがあって。ペイフォワードにきて、やっとその土俵に上がれたと感じているんです。

なので、まずはひとつ、新規事業を成功させて弾みをつけたいなと。そしてゆくゆくは、事業開発コミュニティを作りたいんです。

伊藤:
それ、僕も同じこと考えてました!

森川:

すごい! 一致した!…って、寄せてきた?(笑)

伊藤:
まさか(笑)。谷井さんご自身が、グループ企業や投資先の会社間で情報共有をしたり、上手く連携していくことで、新しい事業が生まれていく…みたいなことをイメージしていると思っていて。そういうシナジーが生まれたらすごくいいんじゃないかと、僕自身も強く思ってるんです。

木戸口:
それはワクワクしますね! さきほどのチームワークの話とも近い気がします。ちなみに、事業開発コミュニティでは具体的にどんなことをするのですか?

森川:
私自身がそうだったのですが、やりたいことやアイデアはあるのに、なにをしたらいいかわからない人って多いと思うんです。そういう人や組織を導いたり、背中を押せるようになれたら嬉しいですね。

こう考えるようになったのは、やはり谷井さんの存在が大きいと思います。谷井さんは会社を興して事業を大きくさせた上で、さらに今は、主に関西のスタートアップ企業に対して、あらゆる立場で支援されているんです。一例ですが、大阪府のベンチャー支援政策をプロデュースしたり、複数の会社で社外取締役として参画したり、単に投資するだけでなくアドバイザーとしての役割を担ったり。その様子を間近で見る中で、生き様というか、社会に対して自分自身の人生を懸けて貢献しようとしているって、かっこいいなと。

それで私もいつか、谷井さんのようになりたいと思うようになったんです。自分ひとりではむずかしいかもしれませんが、コミュニティという形で、みんなで実現できればと考えています。

木戸口:
「事業開発にチャレンジする人をサポートする」ことで、新規事業の数も、世の中に生まれる新しい価値も、ぐんと増えていきそうですね。楽しみにしています!
今日はありがとうございました!お2人が新しいビジネスを生み出していくこと、応援しています。


(取材/編集:経営推進部 ブランドマネジメントチーム)

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