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EC事業の拡大に伴い必ずぶつかる壁 “システム移行” - その成功の秘訣とは?

 こんにちは!採用広報のホノカです。

 以前、SUPER STUDIOが提供するSaaS「EC Force」について紹介しました。※下記リンク参照

世界に誇れるプロダクトへ!D2C特化型のSaaS「EC Force」について簡単に解説してみます。
https://www.wantedly.com/companies/super-studio/post_articles/144804

今回はSUPER STUDIOの強みのひとつである「カートシステム移行」(他社カートシステムからEC Forceに移行する際に必要となるプロセス)についてご紹介します。

「EC Force」について

 EC Forceは、ひとことで言うと「カートシステム」です。

サブスクリプション型の販売にも対応した設計になっており、クライアントであるメーカーに、常に業界動向を踏まえた最新の機能を提供しています。

 数あるカートシステムのなかでも、獲得面の向上、バックヤードの自動化、ブランド力の強化など、ビジネスをグロースさせる機能が充実していると多くのお声をいただいています。

 例えば

  • 閲覧から購入までの全ての過程を1ページで完結できるよう、入力フォームをランディングページ内に設置した、フォーム一体型のLPを実現
  • ECサイト上に会話形式の注文チャットを簡単に設置し、管理画面で自由自在にカスタマイズできるサービスSMART DIALOGを提供
  • 物流システム、カスタマーシステム、MAツール、といった各ツールとAPI連携を行うことで、オペレーションコストをゼロにすることを実現
  • 自社のブランドサイトを構築でき、とにかく自由度が高い
  • 顧客毎に最適化されたプロダクトを届けるパーソナライズシステムを開発中

など、挙げるとキリがないほど毎月機能を開発し、リリースを行なっています。

 他にも社内の専門部隊がメーカーのEC事業支援を行なっているため、メーカー目線で機能実装ができます。ショップ運営のノウハウをバックエンド開発チームにフィードバックすることで、現場目線な施策が打てる特徴があります。

システム移行とは

 カートシステムは顧客情報をはじめ、ドメイン、商品、注文情報、顧客応対履歴といったEC事業の核となるデータを扱います。そして顧客の購買前のweb流入経路から、決済、商品の発送に関わる全てのデータをカートシステムで管理し、戦略的なショップ運営を実現します。

データの種類は様々ありますが、例えば

  • 商品データ
  • 顧客データ
  • 定期受注データ
  • 受注データ
  • 決済関連データ などがあります。

データの数は、ショップの規模によって様々ですが、受注データだけで累計数千件から数百万件にまで渡ることもあります。

 「システム移行」と聞くと、具体的にどのような作業を行なっているのかイメージしづらいかもしれませんが、簡単に言えばショップが持つデータをEC Forceに取り込む(インポートする)作業です。カートシステムは、それぞれシステムの仕様毎にデータの持ち方が異なりますが、移行後もメーカーが従来と遜色ない状態、またはそれ以上にショップ運用がしやすい状態を目指し、元データを最適な形に変換して、EC Forceにインポートします。移行実施までの工数はそれなりに要しますが、これまで以上に簡単操作ができる状態でショップ運用・データ管理を行うことができます。

また、物流やコールセンターなどとよりスムーズに連携するために、都度操作・運用を一緒に考え、働きかけていくのもEC Forceへの移行の強みです。

システム移行における営業の役割

 今まで以上に使いやすい状態でご利用いただくために、EC Forceでは常にメーカーの業務効率化支援を行っています。

 カートシステムの移行を考えているメーカーは何かしらの課題を抱えています。例えばWebサイト管理やバックオフィス・発送業務の管理に必要以上の工数がかかるなどです。EC Forceの導入を提案する際は、メーカーが現在使用しているシステムに対して顕在的な課題だけではなく、事業を成長させるために何が必要なのかをディスカッションすることで、潜在的な課題を抽出し、メーカーの1年後のゴールを設定します。その課題をしっかり理解した上で、メーカーとスクラムを組み、ワンチームにするのが営業担当です。

ただのプロダクトセリングではなく、メーカーの正しい姿をより良い形で見せられるかが営業の力量になります。

システム移行におけるプロジェクトマネージャーの役割

 SUPER STUDIOが行なっているEC Forceへのデータ移行において、一番強みとなるのが「専任のプロジェクトマネージャーをアサインしている」ことです。

 各カートシステムが持っているデータ形式や、オペレーション、施策はショップ毎に異なります。システム移行をする際は、移行実施までにどのような作業や情報が必要なのかを、プロジェクトマネージャーがヒアリングをし、「広告」「受注」「発送業務」などそれぞれの項目毎に分けてデータを整理していきます。主に、WBSをメーカーに共有し、両社タスクがスケジュール通りに進行できているか、不備がないかを確認し、移行実施までの作業や確認事項を管理していきます。

ショップが行なっている現状の運用方法や課題をいかにキャッチアップできるかが、移行完了後に最善の形で運営するカギとなります。

 しかしながら、数々の移行プロジェクトを担当してきたプロジェクトマネージャーであっても、状況によってはメーカーの運用全てを把握することが難しいため、メーカーと協力体制を築いた上で、できる限り詳細な部分にまで手が届くように、二人三脚となって移行を進めていきます。



プロジェクトマネジメントチームリーダーの稲垣とセールスチームリーダーの水井

EC Forceに移行したクライアントから評価されている理由

 導入において対象データの移行作業だけではなく、移行完了後の運用をいかに成功へ導くかまでを要件定義の対象としていることが、クライアントからの信用及び評価につながっています。

 実際にメーカーからは、EC Forceを導入したことで、これまでマンパワーで乗り切っていた多くの作業が自動化され、オペレーション工数が40%ほど削減されたと伺ったこともあります。また、業務が自動化されることにより本来行いたかった、顧客一人ひとりとの重要な接点のひとつであるカスタマーサポートや、同梱物周りの工夫ができたりと、より上流な仕事に専念できるようになったとのお声もいただいています。

 売上実績としても、他社カートシステムからEC Forceへ移行した後、1年で400%成長したショップや、CVRが最大で300%増加したなど、数多くのメーカーからご好評をいただいています。今後もより多くのメーカーの期待に応えられるよう、EC Forceのアップデート含め、導入後もサポートしていきたいです。

移行完了後の達成感とやりがい

 実際にプロジェクトマネージャーの稲垣とセールスの水井から、それぞれ仕事をする上で感じる達成感や、やりがいを聞きました。

【水井】:SUPER STUDIOはスタートアップなので全く実績のないところから、システムの提供を始めていますが、実際に販売開始1年で導入企業が100社を突破するという急成長を遂げています。現在では250社を超え、様々な業種のショップ様にご利用いただいているので、“実績を積めている”という実感は強くあります。

 毎月の高い数字目標に対しても100%以上の達成ができており、サービスとして市場価値が高まっていたり、事業計画や数字が目に見えて上がっていることは本当に嬉しいです。

そして何より、ショップ様から
「ECサイトのデザイン自由度が非常に高いのでブランドの世界観を伝えられるし、機能開発のスピードも速く、売上が700%も上がりました!」
「利用できる決済の幅を広げ、フォーム一体型LPやチャットボットの導入等でCVRが上がり、カゴ落ち率は半分ほどまで下がりました!」
などたくさんのお声を頂き、実績としてちゃんとショップ様の売上アップに繋がっていることに一番やりがいを感じます。EC Forceの良さをより多くのショップ様に知ってもらいたい!と思いますし、自分の活力にもなっています。

【稲垣】:新卒で入社し、社会人経験が浅い上に業界未経験である私があらゆるカートシステム移行案件を取り仕切り、プロジェクトマネージャーチームのリーダーを任されていることにまず自分自身が驚愕しているのですが、弊社で行うシステム移行はただ単純にデータを移行するだけでなく、EC Forceに切り替わった後、いかに前カートシステムよりも使いやすいかを感じていただけるかが重要なポイントと捉えています。

 ショップが移行後の売上を伸ばす、オペレーションコストを削減できる、といった課題解決は嬉しく、達成感があります。そして問題なく移行が完了した時に、クライアントから「移行前も移行後も密にサポートに入ってくれるので、安心してSUPER STUDIOに任せることができる」とお声をいただけた時は何よりもやりがいになっていますし、クライアントのみならず、弊社の成長にもつながっています。

 ありがたいことに、現在も数ヶ月先まで移行予定が入っていますので、これからも日々学び、提案につなげて、より多くのショップの成功につながるような移行業務を行なっていきたいと思います。

最後に「移行作業」とは

 移行作業とは、様々な要素が入っていますが、「信頼関係の構築」です。
メーカーからの信頼があるからこそ、EC Forceはメーカーに寄り添った提案ができ、より良いものを提供できます。

 私たちは、EC業界を更に盛り上げていくために、より良いものを作り続け、生活者のニーズを叶えて世の中をさらに豊かにしていけると信じています。

そしてSUPER STUDIOのEC Forceが市場のデフォルトであり、他社から真似されるような存在でありたいです。

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