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監査法人トーマツ出身スーパービジネスパーソンはなぜニットを選んだのか


ニットで財務責任者としての資金調達・財務管理にとどまらず、人事を含めて広範な経営実務に当たっている辰喜一宏さん。実は、ITバブルの時代から様々なベンチャー企業に関わってきた最強ビジネスパーソンです。そんな辰喜さんはなぜニットにジョインしたのか。そして、今大切にしていることや新卒へのアドバイスまでお伺いしました。

目次===============================================

1.監査法人トーマツからベンチャー企業の立ち上げから成長ステージまで

2.社長秋沢との出会いとニットジョインの理由

3.いつも大切にしていることそして新卒に意識して欲しいこと

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1.監査法人トーマツからベンチャー企業の立ち上げから成長ステージまで

-辰喜さんのこれまでのキャリアを教えてください。

学生時代に公認会計士の二次試験(当時)に合格し、新卒で監査法人トーマツに入社、国内外企業の監査業務、上場準備支援業務及び財務デューデリジェンス等(企業価値の査定や法律に関わる資産について調査する作業)を経験しました。その後、IT企業の設立から成長ステージまでの各業務を経験し、2005年にIT関連のサービス企業を創業メンバーとして立ち上げ(現在、マザーズ上場)、CFO及び副社長として約6年走り回っていました(笑)。

方向性の違いで同社からは離れ、その後は、上場企業のグループ再編、M&A、スタートアップ企業の資金調達、オーナー系企業の事業承継、会社の清算等、様々なステージの会社に携わってきました。

-すごすぎるキャリアですね…!!!大監査法人に含まれる大手企業のトーマツからベンチャー企業に進んだの はなぜですか?

会社の外部から会社の成長に関わるのではなくて、会社の内部からメンバーと協力しあいながら会社の成長に貢献していきたい、と思ったからです。

監査法人トーマツにいた頃、いろいろな規模、業種や様々なステージの企業様に関わらせてもらいました。その時に「はじめから成長を見込んだ上で組織体制を作ったり、会社の財務を考えていれば、そのあとは、もっと会社が無理なく成長していただろうに・・・」と気になる点が多々あったのです。「だったら、自分が会社の内部で会社を成長させていきたい!」と多少奢りもありつつ(笑)、そのような決断になりましたね。

-IT企業の立ち上げから成長ステージまでの各業務を経験したとのことですが、当時はITバブルと言われてた時代ですよね。

そうですね。

渋谷がビットバレーと呼ばれていた時代です。約20年前ですね。

ベンチャーキャピタル(ベンチャー企業やスタートアップ企業など、高い成長が予想される未上場企業に対して投資を行う会社)をはじめとし、業界をまたいで様々な企業の方々と関わらせていただいてました。

当時一緒に働いてたり、気が合って一緒に飲んでいたり、というメンバーが今めっちゃ偉い人になっててびっくりしてるんですよ(笑)。いまでも、そういう方々と一緒に仕事したり情報交換ができていることは、非常に嬉しいですね!

今では規模が大きい会社の経営者になっている仲間たちが誇らしいです。「あの時は若かったなぁ」なんて話したりしてますよ。


社長秋沢との出会いとニットジョインの理由

-ニットとはどのように出会ったのですか?

社長の秋沢さんと面識があったことがきっかけですね。趣味で山登りをしていて、秋沢さんは山登り仲間の一員だったんです。登山の後の飲み会が楽しかったんですけどね(笑)。何回か一緒に登って、お仕事の話になった時にニットのビジョンに共感し、ニットのサービスに可能性を感じたのでジョインすることになりました。

-ニットのビジョンやサービスがジョインの決め手だったということですか?

ビジョンに共感し、サービスの可能性を感じたのはもちろんですが、秋沢さんが決め手ですね。この人と仕事したいと思ったからです。ここは、お互いに人間同士として合うか合わないかの問題になるとは思うのですが、素直で誠実な秋沢さんとニットの成長に関わっていきたいなと思いました。

-実際にニットに入ってみて何か感じたことはありますか?

いいヤツの集団だなって毎度感じます。

いい人たちだからこそ「他人に責任をなすりつけたりしないでみんなで問題を解決していこう」という文化がニットにはあると思います。

「他のメンバーが困っている時に自分ごととして捉え、手を差し伸べる」そんな人たちの集団です。今まで色々な会社やそこに属する社員を見てきましたが、それができていない社員や会社は多いんです。ニットは自分ごとで動ける人が多いからアットホームな会社になっているんだともいます。とはいえ、人が集まるといろいろな問題は日々起きますので、それを一緒にひとつひとつ解決していかないと、と思います。

-ニットで成し遂げたいことはなんですか?

ニットのビジョン達成に向かいながら働く人たちを幸せにしていきたいですね。

働き方が問題視されている世の中であるので、自分の仕事が社会問題解決にも繋がるというのは、やりがいになりますね。

そして、年齢関係なくみんなと意見交換したいです。

お互いの意見を聞くことによって何か新しいことが生まれるかもしれない。そんなチャンスを掴んでいきたいです。


いつも大切にしていること、そして新卒に意識して欲しいこと

-素晴らしい経験をお持ちの辰喜さんですが、何か生きていく上で大切にしていることはありますか??

2つあります。

1つ目は、基本に戻ることです。

仕事をしていると人は物事を複雑に考えてしまうことがあります。でも忘れてはいけないことは基本。「会社のビジョンはなんだっけ」「何を目的に行動をしていたのか」を忘れてはいけないと思っています。私は、本を読んだり、色々な会社を比較してみることで基本に戻る癖をつけています。

2つ目は、教養そして思考することです。

世の中には自分が知らないことがたくさん存在しています。今まで知らなかったことを知ることで新しいアイディアが生まれるかもしれない。今まで話したことのなかった人たちと繋がれるかもしれない。そう考えると教養って重要なんだな、と痛感します。だから、自分の興味の範囲外も知る努力をしています。最近ではBTSの音楽を聴いたり、BTSのバラエティーなんかも見てますよ。普通にハマりました(笑)そしてなぜ韓国のアーティストは世界的に人気で、日本のアーティストは世界的にまだメジャーになれないんだろうとか考えたりして。アーティストから世界の流れが見えたりしますからね。

-これから社会人になる私や22卒の方々に向けてメッセージをください!

「発言をしなさい」そして、「聞く耳を持て」ですね。

「インターンだから」「新卒だから」と遠慮していてはいけないと思います。積極的に手を挙げて発言する。分からないなら、分かったふりをせずに、「分かりません!」と。ただし、その時には、必ず、なぜ(何が))わからないのか、ということも明確にしてほしいですね。「新卒なりのリーダシップ」を発揮してほしい。

何も知らないからこそ会社の新しい勢いになるのです。社会人は同じ環境にいることが多くなり、客観視することがどうしても難しくなるのだと思います。だから新人には何も知らないからこそ出るアイディアを大切にしてほしい。そして、言って欲しい。

また、素直な気持ちで、「聞く耳を持って」吸収して欲しいですね。私は知らない!ではなく、自分から情報を掴みにいくことが大切だと思っています。

<ライター後記>

辰喜さんの成長意識と知識の幅に驚かされました。韓国好きインターン生の私ですがまさか辰喜さんとBTSの話題で盛り上がれるとは思ってもいませんでした。共通の話題があるとさらに距離が縮まりますし、思考の幅が広がりますよね。だからこそ“教養”は大切なんだなと思いました。「発言し、聞いて新しい情報を自分から掴んでいく」新人なりのリーダーシップをこれからもとっていきたいと思います。

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