1
/
5
This page is intended for users in Japan(English). Go to the page for users in United States.

100人参加のオンライン忘年会を実現させたニットが、オンライン上の場づくりで大切にしていること

ニットは2019年末、運営するオンラインチームによる業務サポートサービス「HELP YOU」のメンバーと一緒に、参加者100人のオンライン忘年会を開催しました。どうしてそんなに大規模なオンライン忘年会を実現させることができたのか? その舞台裏について、ニット人事の宇治川紗由里さんに聞いてみたところ、多様な働き方を尊重する中で醸成された、組織風土が見えてきました。

〈目次〉
・オンライン忘年会の幹事たちが大切にしたこと
・オフラインとオンラインのメンバー間に生じた“コミュニケーション格差”
・醸成されていった「配慮し合う文化」

オンライン忘年会の幹事たちが大切にしたこと

‐どんなきっかけで、100人参加の大規模なオンライン忘年会を開催することになったんですか?

HELP YOU(以下、HY)のメンバーから、「今年はオンライン忘年会をしないんですか?」と、尋ねられたのがきっかけですね。前年に、小規模なオンライン忘年会を開催していたので。

そこで、チャットで幹事を募ってみたら、北海道、東京、広島、クロアチア、アメリカに住む5人のHYのメンバーが手を挙げてくれたので、エルサレム在住の私も加わり、6人で幹事グループをつくりました。

‐幹事が国内外に点在している中で、どんな方法で準備を進めていったんですか?

チャットでのやりとりのほか、オンラインミーティングを3回開いて、企画を具体化していきました。

まずは、幹事が全員参加できる日にしないとねって話になり、開催日時を決めることから始めましたね。海外組はクリスマスホリデーが終わってからでないと難しい、日本組は帰省にかからないようにしたいということで、日にちは12月26日に決定。時間については、HYのメンバーには子育てママが多く、海外在住の人も結構いるので、時差や子育てママのライフスタイルを考慮して、21:30スタートにしました。

‐この忘年会でこだわったことは?

私たちが特に参加してほしいと思ったのは、「参加したい」「参加したくない」というはっきりとした意思をもった人たちの間にいる、「参加したいけど、どうしようかな?」と迷っている人たちや、育児に追われてなかなか飲みに行くことができない人たちでした。だから、そういった層にも気軽に参加してもらえるように、個別に声をかけたりしました。

それから、途中参加・退出しやすいプログラムにして、タイムテーブルを事前に知らせることで、それぞれの都合に合わせて参加・退出しやすくしました。

退屈する人やその場に馴染めない人がいなくて、そこにいるみんなが楽しめる場にするにはどうしたらいいかについても、みんなで話し合いましたね。その結果、オンライン上で大人数でも楽しめる、ビンゴゲームやクイズをプログラムに盛り込みました。

※当日の様子はこちらで
100人参加!一風変わった「オンライン忘年会」に参加者が殺到したワケ

オフラインとオンラインのメンバー間で生じた“コミュニケーション格差”

‐ニットではこうした忘年会以外に、オンライン上でおこなっているイベントはありますか?

イベントというほど大げさなものはしていませんが、日常的に、メンバー同士でオンライン飲み会や「Web息抜きミーティング」をしてます。参加したい人が参加するという形で。

‐「Web息抜きミーティング」とは?

ミーティングと言っても、何かについて話し合うわけではなくて、週1回30分間、ただ雑談するだけなんです。

‐「Web息抜きミーティング」を始めたのは、どんな理由からですか?

フルリモートで働くメンバーとオフィスで顔を合わせることが多いメンバーとの間に、“コミュニケーション格差”が生じてきたからですね。

ニットは、海外や地方在住で主に自宅で働くフルリモートの人、オフィスを主な仕事場にしている人、オフィスとカフェなどを併用している人といったように、様々な環境で働くメンバーで成り立っている組織です。業務のミーティングはオンラインでしていますが、アジェンダからそれた話は、時間的になかなかできないんですよね。でも、オフィスにいるメンバーたちは雑談できるから、多くの情報をキャッチできるんです。

‐オンライン飲み会や「Web息抜きミーティング」は、どんな雰囲気ですか?

私がすごく感じるのは、「ここから踏み込まないで」という、ラインを引く人がいないということですよね。みんな赤裸々に、自分のプライベートを表現してくる。それぞれの恋愛観とか(笑)。

‐どうしたら、そのようなオープンな関係を築くことができるんでしょう?

ありのままの自分をさらけ出すことが安心につながると考えているから、みんなオープンになれるんじゃないですかね。ダメな自分を見せても誰も否定しないし、「なんかそれ、面白いね!」みたいに、ポジティブな反応をするので。

醸成されていった「配慮し合う文化」

宇治川さんは海外在住でフルリモートで働く中で、メンバーとのコミュニケーションで、どんなことを感じていますか?

「Web息抜きミーティング」のとき、オフィス組のほうが人数が多くて、オンライン組がマイノリティになることがあるんですが、そんなとき、みんなの気づかいを感じますよね。オフィスにある共有のモニター越しに参加することもできるのに、あえてそれぞれのパソコンから入ってきて、オンライン組と同じ環境をつくってくれる。

オフィスにいるメンバーがモニターの前に集まってオンライン上で話すと、隣にいる人同士で“オフライン”で話が盛り上がったりして、リモートで参加している人が会話から取り残されてしまうことがあるんですよ。だからみんな、そういう状況をつくらないように配慮してくれるんですよね。オフィスで働くメンバーもリモートワークを経験しているから、相手の立場になって考えることができるんだと思います。

海外や地方に住んでいて、オフィスがある東京に年に数回しか行けないメンバーたちは、みんなと“オフライン”で話すことが難しい。でも、「みんなと飲みたい!」と言ったら、「どうしたらそれができるだろう?」って考えてくれる。一般的に無理だとされていることを可能にしていくのが、ニットが会社として目指していることでもあるから、みんなそういう視点で考えて、努力してくれているんだなと感じますね。

‐そうした配慮は、100人参加のWeb忘年会の幹事が大切にしたことにも通じるところがありますね。

そうかもしれないですね。いろんな環境で働くメンバーが集まっているから、自然とそれぞれの事情に配慮しながら働くようになって、そんな中でも全体のパフォーマンスを上げるにはどうしたらいいか考えたところ、オンライン飲み会や「Web息抜きミーティング」という場をつくることになった、ということなのかも。

そう考えると、もし全員がオフィスで顔を合わせて働ける環境だったら、ここまでお互いを配慮し合う組織にはなっていなかったかもしれないですね。

〈ライター後記〉
今回の話で印象的だったのは、「参加したい」「参加したくない」という人の間にいる、参加を躊躇している層に目を向けたということです。「参加したくない」人に働きかけず、“どちらでもOK”という空気をつくったことも、このオンライン忘年会を成功させた要因の一つではないでしょうか。

また、いろんな働き方をする人たちで成り立つ組織だからこそ、相手のことを配慮するようになったという、ルールありきではなく“自然にそうなっていった”という流れも、とても興味深いです。

HELP YOUライター 小笠原綾子

株式会社ニット's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more