【社員インタビュー】コロナはむしろ追い風に、来るべき未来へ躍進していく_(Education事業部 マネージャー 石垣 小百合さん・前編)
ストリートスマートの魅力的な社員を知ってもらいたいと始まった社員インタビュー。
今回はEducation事業部マネージャーの石垣小百合さんです。
前半ではコロナ禍での事業成長や石垣さんの業務内容、転職のきっかけなどをお話いただきました。後半ではコロナによる働き方の変化や、ストリートスマートの魅力などをお伺いしております。ぜひご一読ください。
プロフィール:
石垣 小百合さん
2019年入社/社会人10年目
Education事業部 マネージャー
コロナが追い風となり、会社全体として躍進した時期
ー2020年春に起きた新型コロナウイルスによる非常事態では、良くも悪くも影響を受けた会社も多くありましたが、ストリートスマートではいかがでしたか?
石垣:ちょうどGIGAスクール構想*が始まった時期とコロナが重なり、自宅学習などのオンラインの重要性が注目されたのが追い風となって、日本全体でICT教育が推進されたんです。ですので、ありがたいことに逆に忙しくなりました。
*文部科学省が掲げる日本全国の小中学校に一人一台端末と環境整備を行いICT教育を推進していく構想
ー確かにどの業界もリモートやオンラインの重要性を実感していましたよね。コロナになってからの事業成長はいかがでしたか?
石垣:自治体様や学校様もGIGAスクール構想が掲げられているからではなく、ICTの必要性をリアルに感じていただけるきっかけとなったので、研修の依頼や書籍の注文がこの時期に爆発的に増えました。
ー事業成長に対しても追い風だったのですね。他にもコロナによる変化はありましたか?
石垣:はい、例えば弊社が共著で発行している「できる Google for Education クラウド学習ツール実践ガイド」という書籍があるのですが、これを題材にした無料オンラインセミナーを開催しました。
それまでは、オンラインでの配信は実績がなかったのですが、コロナによって書籍や研修を求められる声が増えたことも後押しとなり、いよいよ動画配信を始めよう!と4月からスタートし、結果的に新たなチャネルが増えました。
(オンラインセミナーの様子:講師はインタビュー2人目で登場した菊地さん)
ー4月初旬の緊急事態宣言後にすぐに対応されるスピード感がすごいですね!どれぐらいの視聴者がいらっしゃったのですか?
石垣:申込開始前は参加者数が読めない状態だったのですが、ありがたいことに最大視聴者数が200名を超える規模となりました。4月から8月までの計14回、毎週開催し、その後もアンコールのご要望が多かったので、10月上旬までアンコール開催を行なう予定です!
(無料オンラインセミナーの題材となった共著で発行した書籍)
社外と社内、2つの役割に共通する“繋ぐ”ということ
ーEducation事業部での石垣さんの業務内容をお聞かせください。
石垣:大きく2つの軸がありまして、ひとつがリセラーである取引先企業様と弊社を繋ぐフロントとしての役割です。リセラーとはパソコンなどの端末やICTツールの販売を担当されている会社です。一方で、弊社はICTツールである Google Workspace のシステム導入時のサポートや教育を行っているので、協業させていただくことが多いんです。
ー “リセラー様との協業”とは、具体的にはどういったことをされているのでしょうか?
石垣:今ですとGIGAスクール構想の入札案件で、例えば「○○市の入札をしたく、導入や研修をストリートスマートさんに担ってほしいので、提案を依頼したい」といったご相談を受け、弊社でできることを各部署のメンバーと相談しながら内容を確定させご提案し、プロジェクトの進捗管理を行っています。
リセラー様が都道府県の教育委員会様へ Google Workspace の導入を提案し、入札されると、その後のシステム導入から活用推進までをストリートスマートが支援するというプロセスで進みます。
ーありがとうございます。2つ目の軸である業務を教えていただけますか?
もうひとつは、Education事業の全体の動きを把握して、事業進捗の把握・共有を行っています。Education事業部内ではさまざまなプロジェクトが同時並行で進んでいるので、それぞれの会議にジョインし、情報を集約し、必要に応じて共有しています。内容はサービス開発から運用・対応、研修企画、広報、新人教育など多岐にわたります。
ー “事業部全体の進捗把握や共有” とは具体的にどういったことなのでしょうか?
石垣:例えば、広報のミーティングに参加して今後のPR戦略を把握し、他のメンバーに共有できたら「じゃあこのタイミングでお客様に案内しよう」といったことが段取りでき、相乗効果を出せますよね。
Education事業部はさまざまな窓口があるので、GIGAスクール案件で動いている人、今後予定している案件を把握している人、Webの対応をしている人、現場で研修をしている講師など、一人ひとりが把握できる情報が部分的な「点」となっているんです。それを、私が把握し共有することで点が線になるような役割です。なので、「これってどうなっていましたっけ?」と聞かれることが多いですね。
自身の知見を広げることで、コラボレーションを促進
ー石垣さんが業務をする上で大事にされていることはありますか?
石垣: 情報を正確に伝える、ということを大事にしています。例えばリセラー様とのフロント対応の際に、社内で「こういうコンテンツはご提供できるけれど、この部分は確認してもらえる?」といったことがあるのですが、当事者同士が直接やりとりしないが故に、話が噛み合わないということがないように気をつけています。
情報を正確に伝えるためにはその前段階である、情報や話の意図を“正確に理解する”ということも大切になってきます。
ーその他にもありますか?
石垣:あとは、幅広く知見を貯めるということも大事にしています。
ーフロントだといろいろな角度からの依頼や相談がありそうですよね。
石垣:そうなんです。例えばシステムの構築と研修はそれぞれ別の専門的な知識があるので、自分が双方の知識を習得することで、メンバーの工数を増やさずとも対応できるよう、スキルアップを図っています。
異業種からの転職。きっかけはITスキルの必要性を痛感した経験
ー前職でもIT関連のお仕事をなさっていたのですか?
石垣:いいえ、前職は管理栄養士をしていました。
ー全く違う職種だったんですね!
石垣:そうなんです。スポーツ選手の管理栄養士から始まって、フリーランスを経て、直近では全国の栄養士を束ねている公益社団法人の事務局で、栄養士のための研修やイベントの企画などを行っていました。
ーそこからどういうきっかけでIT関連のお仕事に興味を持つことになったのですか?
石垣:そこでは、栄養士のためにできることや、国民の皆さまに対して栄養の重要性を伝えるためにできることは何か、ということを行っているのですが、その中の一つのイベントで大手企業様に協賛いただいて20万人規模の栄養の日(8月4日)のイベントが発足したんです。
そのイベントの統括として、栄養士からの問い合わせや申請関係だったり、情報発信などを行っていく中で、確実にITスキルを身につける必要があるなと痛感したんです。私も他のメンバーもITスキルが全くない状態でイベントを運営していたので、ITスキルが高い企業様には迷惑をかけているなという思いでした。
(管理栄養士時代の石垣さん)
ー栄養士の仕事ではあまりITを活用していなかったのですか?
石垣:今までだとそうですね。栄養計算でパソコンを使うぐらいなので、パソコンというものがあまり身近じゃないんですよね。でもこのままじゃ衰退していくし、ITスキルは絶対に必要だから私もITのことを学びたいなと思ったのがきっかけです。
ーなるほど、それでIT関連のお仕事に興味を持たれたんですね。
石垣:ストリートスマートの求人で「未経験でも大丈夫」という募集をみて、お話を聞いてみたいなと思いました。ICTの導入やスキルの向上を推進する専門職があるのか!と衝撃を受けました。
私がこのお仕事に就くことで、栄養士の世界にもいずれ貢献ができるかも!と思ったのも、この職業を選択した理由のひとつですし、そうなれたらと思っています。
(終始笑顔の絶えない石垣さん)
いかがでしたか。コロナが追い風となった事業成長や仕事をするうえで大切にしていること、そして転職のきっかけなどをお伺いしました。石垣さんの、初対面でも相手を緊張させない空気感とコミュニケーション能力の高さに、現在の業務に就かれている理由を感じました。
インタビュー後半は、新型コロナウイルスによる働き方にどのような変化があったのか、また石垣さんから見るストリートスマートの魅力などをお伺いしております!ぜひ後半もご覧ください。
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