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スポーツフィールドの「オールドルーキー」~アスリートのセカンドキャリア~

小川巧(おがわたくみ)

スポーツフィールド キャリアDiv.所属

帝京大学卒→元サッカー選手(FC町田ゼルビア 2010-2013)

スポーツ選手を経験した当社の社員を通じて、アスリートの考えや思いなど、リアルな一面をお届けしてまいります(本記事は、2021年5月7日に公開した記事を再編集したものです)

ー就職活動時に競技継続を選択した理由/不安だったこと

私はチームからオファーをいただいてサッカー選手になったわけではなく、自分からトライアウトを受けてサッカー選手になりました。正直、様々な不安はありましたね。

大学3年時に就職活動・教育実習・サッカーの3つの選択肢の中から、サッカーにチャレンジすると決めたものの、ことごとくトライアウトに落ち続け、今回のトライアウトで落ちたら就職浪人確定という状況も経験しました。

ー引退を考えたきっかけや当時のセカンドキャリアへの考え

入団3年目、チームがJ2に昇格することが決まり、チームの強化を目的としてたくさんの選手が補強されました。

補強された選手やJ2選手のレベルに圧倒され、想像以上の実力差を感じ始めました。その時からこの世界でトップを目指すことにワクワク感が持てなくなり、本当の意味で自分の実力を受け入れ、引退やセカンドキャリアを考えました。

ースポーツと仕事の共通点

夢中になれるものであれば、スポーツでも仕事でも大変なことは必ず起きると思っています。

私自身、現役の時にしんどいことや苦しいこともあったのですが、“頑張れる“目的や目標がいつもありました。

その理由は、振り返るとサッカーに夢中になれたからだと思いますし、仕事に置き換えても夢中になればなるほど、頑張る理由や動機が湧いてくることは同じだと思いますね。

ー現役の時からやっておいた方が良いこと

いろいろな人に出会い、自分の世界観を広げることはしておいた方が良いと思います。

自分から行動しない限り、選手やスタッフなどチーム内にしか関わりはないので、スポーツ選手は良くも悪くも世間知らずになってしまう可能性があります。

いろいろな人に会って、色んな価値観に触れることの重要性を私もお伝えしたいですね。

ー元アスリートから現役アスリートへ

今、現役アスリートとして活動している方には、中途半端に終わらずやり切ってほしいということをお伝えしたいです。

セカンドキャリアを考えるにしても、自分で期限を決め、いつまでにどういう状態になっていたいかを掲げてみてください。

結果がどうであれ、自分自身が最後までやり切れるかどうかによって、セカンドキャリアにポジティブな気持ちで次に進むのか、後ろ髪を引かれながら次に進むのか、将来に大きな違いがあると思います!

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