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【社員インタビュー・経理部部長】成長企業ならではの環境を活かし、どこでも通用するスキルを。全員がキャリアアップできる経理部を目指して

(※2020年11月より、株式会社レゴリスはスパイダープラス株式会社に社名を変更いたしました。所属部署・役職など、記事内に記載の内容は取材時点のものです。)

こんにちは!業務効率化アプリ『SPIDERPLUS』を開発・販売する建設Tech企業、レゴリスの採用広報担当です。

レゴリスで働く社員たちは、どんな思いを持って、どんな業務に取り組んでいるのでしょう?

今回は、経理部部長の吉田真さんのインタビューです。吉田さんは、大手企業の子会社で経理職を10年ほど経験した後、ベンチャーマインドのある企業で幅広く業務に携わりたいと2017年7月、レゴリスに入社。当時、未整備だった経理部門立ち上げの立役者として、事業の基盤づくりに尽力してきました。

そんな吉田さんに、ゼロからの仕組みづくりや経理部門が大切にしていることについて、お話を聞きました!

当時の経理部門は、ほぼ未整備状態。だからこそレゴリスを選んだ

ーーこれまでのキャリアについて教えてください。

新卒で大手百貨店に就職しました。5年ほど婦人服・婦人雑貨の担当として販売に携わるうちに、この先のキャリアにイメージが持てなくなってきて。改めて「どんな企業でも長く通用する職種は何だろう」と考えるようになったんです。

そこで出た結論が、「『お金』を扱う仕事は必要とされ続けるだろうから、経理職にキャリアチェンジしよう」ということでした。そこで退職して職業訓練校に通い、簿記2級を取得し、大手IT企業の子会社の経理部門に転職したんです。

その会社には約10年在籍し、債権・売上、原価管理などを担当して、今のベースになる経験を積みました。

経理にはさまざまな種類の業務があります。私としてはメインで担当する分野以外の領域にも挑戦したいと思っていたのですが、大手企業のため業務が細分化されていて、なかなか他の業務に加わる機会がなかったのが当時の悩みでした。

1人で幅広く経理部門の仕事を手がけて、将来的には部署をマネジメントするポジションを目指したい。その思いが募り、転職活動を行うことにしたんです。

ーーそこでレゴリスと出会うわけですね。幅広い業務に関われることが入社のポイントになったのでしょうか?

はい。当時のレゴリスはちょうど経理部を立ち上げるフェーズで、まだ全社員を合わせても20名ほどの規模。ここから企業が大きく成長していく過程では、これまでに培ってきたスキルを活かしながら、未経験の領域にもチャレンジする機会がたくさんありそうだなと。

「経理部門全体を見る立場」へのキャリアアップも目指していたので「これは自分が次に挑戦するのに最適な環境だ」と思い、入社を決めました。

初めての領域を次々とこなし、部門の体制を整える

ーー現在の経理部の体制と業務内容について教えてください。

部長の私を含めて8名の部署で、ICT事業部、エンジニアリング事業部の各事業部別に担当がいます。

税務申告に至るまでの各経理業務の内製化は完了し、現在、各担当者が責任を持って業務に当たっています。業務内容としては、請求書や人件費等の仕訳、固定資産の減価償却計上、社員の経費精算といった日常のルーティーン業務や、月次決算や年次決算、年次の税務申告の準備などですね。

以前のレゴリスは、会計事務所に経理を完全外注していたこともあって、私が入社した頃には社内にノウハウや情報の蓄積がほとんどない状態。そこから1つひとつの業務の流れを整え、メンバーを指導しながら、この体制を作ってきました。

ーー立ち上げのフェーズだからこそ経験できた、経理部の仕組みづくりで特に印象に残っていることはありますか?

入社前に想像していた以上に初めての経験の連続でしたね。整備しないといけないことが山積みで驚きました(笑)。その分、やりがいや達成感はものすごくありましたよ。

入社から間もないとき、新たな会計システムの導入・運用を担当したことは、特に印象に残っています。レゴリスの現状と今後の方向性に適したシステムの選定から勘定科目の設定、導入後の運用フロー策定に従事しました。試行錯誤しながら整備していったのも良き思い出です。

過去の決算書をひも解いて、仕訳を見直して修正する過年度修正も大変だったのでよく覚えています(笑)。非常に細かく骨が折れる作業でしたが、財務情報を追って正しい数字を見極める力や決算処理の知識が深められた手応えがありましたね。

その他、予算の策定など前職では携わったことのない業務も数多くあり、そのたびに実務書を読んで学んだり、上司や外部パートナーの会計士さんに聞いたり。現場で知識や実務スキルを身に付けていきました。

実務の枠を超えて、主体的に考え動けるチームづくりへ

ーーマネジメントでは、どんなことを心がけていますか?

どんな業務も「〇〇さんの担当だからやっておいて」という任せ方はせず、まずは私がすべてやって理解したうえで、かみ砕いてメンバーに指導することを徹底してきました。

私は、部下ができない・わからないのは、その人の責任なのではなく、上司の責任だと考えています。だから「何でわからないの?」という言葉は絶対に使いたくない。わからないときは、シンプルにこちらがアドバイスすればいいだけ。投げかける言葉1つでモチベーションが大きく変わることを何度も体感してきたので、気を付けています。

今では、業務経験が浅いメンバーも担当業務に関しては全く問題なくできるレベルまで成長してくれたので、次のステップとして、「より主体的に考えて自走できるようなサポート」を心がけています。目の前の実務だけではなく、会計基準や税制などの法改正に関して知識のアップデートができるよう、勉強会もやっていく予定です。

ーーレゴリスでは、どんな人が活躍できると考えていますか?

レゴリスは、現在、100名規模まで成長してきましたが、さらなる飛躍に向けて成長を続けているベンチャー気質のある会社です。

だからこそ、枠内の業務で満足するのではなく、改善点を自ら見つけて発信し、裁量を持って仕事を進めていきたい人にとっては成長できる環境だと思います。

成長するために最も大切なのは「個人の目的意識」だと私は考えています。メンバーには「経理としてどのようにキャリアアップしていきたいか?」「どんな強みを持ち、どうなっていきたいか?」を考えながらスキルを高めていこう、とよく伝えていますね。

レゴリスで活躍してほしいのはもちろんですが、それだけに留まらず、今の環境を活かして、他社でも通用する能力を身に付けてほしいです。

業務効率化を進め、本質的な経理業務を社内に根付かせたい

ーー最後に、今後の展望について聞かせてください。

近い将来、会計システムの入れ替えをしたいと考えています。その目的は2つあります。

1つは、業務上、まだまだ紙ベースの部分も多いので、デジタル化を進めるため。

2つ目としては、今やっている手入力の仕訳を自動化し、業務効率化を進めて、「本質的な経理業務」に時間を割いていくためです。最終的にシステム上で出てきた数字を把握・チェックする部分に力を入れ、数字がどのような根拠や意味を持っているのか各担当が詳細に説明できるようになれば、自ずと全員が経理としてレベルアップできるはずです。

経理部としての管理体制を進化させていくと同時に、私が大事にしている「経理としてのキャリアアップ」ができる環境を作っていきたいですね。

ーー吉田さん、ありがとうございました!

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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