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「プラス・テクノロジー」を実践して変革を先導する、異業界からきた “パートナー”

(写真:イエウールセールスチーム鵜澤卓也)

テクノロジーの力は社会が前に進む伸びしろになる。Speeeが提供している不動産売却の一括査定サービス「イエウール」もまた、テクノロジーと中古物件を掛け合わせて事業に変えました。リリースから2年で年間20万件の売却成立サポートを行うサービスへと成長してきたその過程の中で、異業界のプレイヤーが参画し、躍動しています。

社会の“不”を解決し、新しい選択肢を増やしていく

会にないものを創っていくーー。これは多くのベンチャー企業が目指していることです。その中で、私たちSpeeeは、社会の“不”、看過されているものを見つけ出すことに集中。業界に散在する課題を発見し、事業創造による課題解決を模索し、実行へと移していくため、社員は「必ず役に立つ」「新しい選択肢になる」と信じて事業を創り、成長させています。

当社が手がける「イエウール」は、不動産売却の一括査定サービスです。日本では新築物件の取引は盛んなものの、中古物件の取引はあまり注目されていません。これを社会の“不”と捉え、解決すれば不動産取引の新しい選択肢となり価値になると信じて事業にしました。

イエウールでは「住まい売却のパートナーとして“技術”と“心”で多くの出逢いを創造する」というミッションのもと、「売りたい」と「買いたい」を繋げるためにサイト上で査定を依頼し、最も高く取引をしてくれる不動産会社様と出会うことが可能。ユーザー様は所有している不動産情報や個人情報を入力するだけで、複数の不動産会社に一括で査定を依頼することができます。不動産会社様から届いた査定内容に納得ができたら、実際に売却を開始。成約まで繋いでいきます。

これまで不動産業界はITを必要としない風土があり、物件の検索、内覧をサポートするサービスはありましたが売却をITを通してサポートできるサービスはなかったと言っても、過言ではありません。

不動産売却という業界にテクノロジーの力を掛け合わせることで、売り手と買い手の間に橋を架けました。これにより、リリースから2年半で掲載いただけた不動産会社様は1,500社を超え、年間20万件の売却成立をサポートする、大規模な不動産取引プラットフォームに成長しました。

しかし、テクノロジーを掛け合わせただけで成長できた訳ではありません。このイエウール自体が、異業界で活躍してきたプレイヤーを惹きつけ、躍動したことも成長の一因なのです。

テクノロジーの力があれば、想いは実現できる

イエウールは不動産業界を経験したメンバーが発案し、創り上げていきました。当初は3名だったメンバーも現在は40名にまで増え、それぞれの想いをイエウールを通して実現させようとしています。2015年にセールスとしてチームに加わった鵜澤卓也もまたイエウールで自身の想いを実現しようとしているひとりです。

「イエウールに関わる以前は注文住宅の営業をやっていました。お客様は強い気持ちや想いを持って家を買った、建てたのに、売却するときはあまり評価をされない。結果、売却に対してネガティブになってしまう……。このジレンマを解消する方法はあるのか。模索しているうちに出会ったのがイエウールでした」(鵜澤)

かつて鵜澤は「ITにはアレルギーがある」というほどITを苦手としていました。しかし、IT、テクノロジーには不動産業界に新しい価値を提供する。自身の問題意識、想いを実現できる可能性を秘めていると感じ、思い切ってイエウールに関わることを決めたのです。

Speeeのカルチャーのひとつ「プラス・テクノロジー」(※)。テクノロジーの力を使えば、新しい価値の創造ができると信じ、実現に向かっていくというもの。

※プラス・テクノロジー テクノロジーは成果を飛躍的に伸ばす。私たちは技術発想を根幹にもち、技術を活かして大きな効率化・創造をもたらす集団である。

鵜澤は「テクノロジーの力に触れて、自身が漠然に持っていた課題感、希望が具体に変わっていった」と話しています。目的のために苦手も克服していく自信や武器にもなるため、彼のように「ITは苦手」と感じる人をも巻き込みイエウールは業界を変えていきます。

実際、いま彼は自分の経験を活かしながら、「テクノロジーの力で業界を変えて行く」と苦手意識を克服して走り続けています。

「入社当初、私は不動産会社様の気持ちがわかると思っていました。しかし、不動産会社様からは業界経験者ではなくITの人と見られて『あなたに何がわかるんですか?』と言われてしまうこともあったんです。それならば、ITの人間と割り切り、どうやって不動産会社様の悩みを解決していくか、一緒に考える存在になろうと考えを改めました」(鵜澤)

不動産会社様とIT企業、共通点は少なく見えますが、「売りたい」と「買いたい」を繋げたいなど根幹に抱く想いは同じ。相手の想いを受け取り、違う立場として関わって一緒に“不”の解決を目指していく“パートナー”になれると彼は考えました。

不動産会社様のご担当者ひとりひとりにも寄り添っていく。これを実現するためにも、イエウールでは社員一人ひとりの想いにも耳を傾けて巻き込んでいます。

Speeeには、想いをチャレンジする力に変える環境がある

「私は日本らしい街並みを増やしたい。以前は、トレンドに乗った外国風の新築物件を扱っていましたがトレンドが追われば古く見えてしまう。古い建物に足を踏み入れると『良い歳の重ねかたをしている』と感じることがあります。イエウールで家主様と一緒に歳を重ねていく家屋を増やして、日本らしいと言われるような街並みを増やしていきたいと考えています」(鵜澤) 異業種から参画して、文化の違いも感じることがあったという鵜澤。前職では、物件を見に来るお客様とひとりで向き合い、ひとりで成約まで繋げていく。ひとりだからこそ、頑張りがそのまま成果に反映される。すべてをガッツでやり抜くという強い想いで仕事に臨んでいました。

しかし、Speeeではさまざまな経歴、スキルを持つ人材が背中を預け合って仕事をしています。自分ひとりで動いては周りに迷惑がかかってしまう。誰がやっても同じように価値を届けることができる「再現性」や納得してもらうことを意識して、一緒に仕事をしていくことを大事にしてます。個人としての成果は実感しづらくなったものの、新しい価値を創っているという実感がある。鵜澤はそう続けます。

「不動産業界は、私と同じようにITが苦手という方が多いんです。でも私は不動産業界が好きで、『どうにかしたい』という想いがIT、テクノロジーの力でどうにかなる。Speeeでなら、苦手なことがあっても、想いをチャレンジする力に変えていけるんです」(鵜澤)

こうした想いが集まるイエウールは2014年1月のリリースから、いま国内の大手不動産サイトと比肩する利用者数、規模のサイトへと成長を遂げました。業界のスタンダードのひとつとして定着してきたことも感じていますが、まだまだこれからとも考えています。

パートナーとともに、社会の“不”を解決していく

現在イエウールは、不動産会社様に力を貸いただき成果をあげることができています。しかし、本来の目的はお客様自身の成果に繋がること。「イエウールがないとお客さんが集まらない」「イエウールがないと事業が成り立たないよ」、そう言っていただけるような“パートナー”でありたいと考えています。

「Speeeには“不満足”な人が多いんです。ひとつ目的を達成してもすぐに新たな目的を見つけて『足りない』を創っていく。常にまだまだ自分たちにはできることがあると考えて、前に進んでいくんです」(鵜澤) 鵜澤には「日本らしい街並みを増やす」以外にも想いがあります。不動産業界はひとりで頑張っていく業界だからこそ、体力がついていかず転職をしてしまう人材もいる……。こうした人にとっても、イエウールが“新しい選択肢”となり、想いを諦めずに不動産業界で活躍し続けてほしいと考えています。

「不動産業界が好きだからこそ、お客様、働いている方々、すべてにハッピーになってもらいたいんです。新しいモノを創ると言うと、古いモノを壊していくようなイメージがありますが、そんなことはありません。中古物件を取り扱うことで、古いモノの価値を見極めて適切な人たちを繋いでいく、そんな変化を起こしたいんです」(鵜澤)

Speeeでは社員はもちろん、サービスを使ってくれるお客様、ユーザー様も“パートナー”と呼んでいます。社会の“不”を解決したいーー。その目標は、何よりそういったパートナーが強く持っている想いでもあるからです。

不動産業界は歴史の深い業界。それ故に変化を起こすのが難しいともいわれています。しかし私たちはパートナーとともに歩むことで、不動産業界にポジティブな変革を起こし、社会に還元していくことができると考えています。

Text by PR Table 2016.08.25

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