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THEマルチプレイヤー。幅広業務をこなす、スタートアップに必ず1人存在するタイプの人材の素顔とは

BizDevから経営/営業企画まで幅広くこなす吉田さんへのインタビューです!
吉田さんと同期入社である人事の養安が根ほり葉ほり聞きました!
リモート勤務のため、オンラインインタビューでお届けします。

※この記事は2020年9月に作成されたものをリメイクしwantedlyに転載しています


吉田 秀治 / corporate & BizDev
関西学院大学卒業後、NECにて事業企画や経理に従事。簿記一級を取得。その後パーソルキャリアと建設系スタートアップにて事業企画や新規事業立ち上げを経験後、2020年1月からスペースリーにジョイン。業務領域だけでなく知識の幅も広くどんな話題もできるが、PSゲームと音楽フェスについて語らせると思わず熱くなる。朝ドラ大好きでPCも自作する男が、VRの社会実装に興味を持った。

朝ドラ大好きでPCも自作する男が、VRの社会実装に興味を持った

ーーでは早速、自己紹介からお願いします!

吉田秀治です。31歳です。
何を考えているのか分からない人とよく言われます。

ーーどんな話題も話せる印象ですが、特に好きなことって何ですか?

映画を見たり、音楽などは海外フェスに行ったりとエンタメ鑑賞全般は好きですね。特に朝ドラはこの5年間は欠かさず観ており、最近の実力派若手俳優は、朝ドラ出演者が多いので年々詳しくなっています。

あと新しいテクノロジーが好きで、スペースリーに入る前からVRゴーグルは色々触ってました。

ーー非エンジニアでは珍しく、PC作ったりもしてましたよね!

はい、一時期自分で作って遊んでました。ただ3回故障してメンテナンスにすごく労力がかかったので、エンジニアはすごいなぁという尊敬の念を抱きつつ今は既製品を使ってラクをしています。
でも最近は、仕事柄たまに動画編集もするのでもう少しスペック高いPCが欲しいなと思い、近くの秋葉原でパーツを調達して自作したい熱は出てきているのですが、既にコロナの特別定額給付金も別のデバイスで使い切ったので我慢です。

ーーところで今4社目とのことで、今までどんな経歴だったのでしょう?

新卒ではNECに入社し府中の工場にいました。僕は経営企画・事業企画的なポジションでしたが、同期は院卒・博士卒の優秀な技術者が多く、人工衛星を作る宇宙関連の事業部もあったりと技術力がモノをいう世界で面白かったですね。
2社目に同じようなポジションで転職したパーソルキャリアは、若くて賑やかな組織でNECとは全く違う文化が面白かったです。
その後は、建設系スタートアップでマッチングサービスや金融系サービスの新規事業立ち上げを経験しました。良い経験でしたが、事業立ち上げには非常に苦労しましたね。

ーーそこからどのようにスペースリーへの入社を決めたのですか?

当時転職先として検討していた会社の中で最も技術寄りでNECと似たような雰囲気を感じたからです。また、スペースリーのビジョンはVRを社会実装していくことなのですが、どのようにそれがされていくのか正直なところ当時は全くピンと来なく、逆にそこが面白いポイントだなと思い入社を決めました。

ーー不確実だからこその面白みってありますよね!
  スペースリーに入社して、今はどんな業務を任されているのですか?

今は経営企画、営業企画、アライアンス推進やBizdevとして研修VRの立ち上げ・・・というように何でもやってます。業務の幅が広すぎて大変ですが、経営陣を筆頭にスタートアップはマルチプレイヤーな方が多いので、こんなもんだろうなと。
でも、一人でやれる業務量は限られているので、労務環境的にはホワイトな方だと自分では思っています。

ーーマルチでこなす人材はスタートアップに必ず1人は存在するイメージですがまさにそれですね!

ーー基本リモートワークに変わりましたが仕事は問題なく進められますか?

リモートになって、非常に働きやすくなり良くなったと思いますね。
普段オフィスにおらずみんなが見ていないことを良いことに、実は好き勝手に色々と遊んでいます。笑

ーー吉田さんのアウトプットで実は遊んでるとしたら生産性高すぎです。笑

プロダクトアウトの考え方が自分にフィット。もっとVRの民主化を進めたい

ーー吉田さんの仕事の遣り甲斐や面白さを教えてほしいです!

一番の醍醐味はVRやその周辺技術を活用して、顧客と一緒に新しいVRの活用シーンを作っていくところです。

新規事業立ち上げのときは、顧客像(ペルソナ)/課題/提供価値/ソリューションなどを整理しサービス自体を定義していきます。通常のweb系の会社であれば顧客像/課題から整理してプロダクトを定義していくパターンが多いですが、スペースリーの場合はプロダクトアウトの文化なので先にソリューション(製品)が固まっていて、それが役立ちそうな顧客や課題を定義しに行くというアプローチです。
このプロダクトアウトのアプローチが技術寄りのメーカー的な発想と似ていて、自分にフィットしていると感じており、まさにVRという新しいテクノロジーの社会実装を最前線で楽しんでいます。

また、経営企画としての役割もあるので「如何に会社を大きくするか?」という高い視点で会社全体の課題を考えるというのも面白いですね。

ーー顧客とも接点を持ちつつ、会社全体の課題も考えているのですね。

2020年9月時点でシリーズAのフェーズですが、これから世の中でVRの活用が進み事業が拡大していく中で様々な課題にぶち当たるでしょう。
今後は更にバリュエーション(企業価値)を上げるために新たな事業領域(=新しいVRの活用領域)を開拓しないといけない場合もありますし、マネジメント層を増やしスケールに耐えられるような体制にしていく必要もあります。

課題を明確にして一つずつきちんと解決していき、スペースリーを、メディアでよく取り上げられる成功したスタートアップと言われるような会社にできたらいいな、と思っています。

ーー話に熱が入りますね!!
  逆に、この仕事で難しいなと思うことも教えてください。

世間との期待値の擦り合わせが難しい点でしょうか。
VRに限らず新しいテクノロジーが現れるとメディアに取り上げられ一気に話題になりますよね。ただ、顧客思い描いたようなクオリティのモノを作るにはコストがかかりすぎ費用対効果が合わず、結果、トーンダウンしてしまうのをよく見かけます。

結局、新しいテクノロジーも低コストで、誰でも簡単に使えるように民主化していかないと広がらないんですね。

VRは今まさにその民主化のフェーズにいると感じる一方で、顧客からは高いコストをかけないと実現できないようなレベルを求められる期待値のギャップがあります。
そこの期待値をすり合わせるのが、長くお付き合いする上で重要なのですが、一方でプロダクトのレベルも上げて期待に応えなければならない部分もあるので、このあたりの調整や判断は時流を見ながらとなり、難しいですね。

スペースリーをBtoB向けVR SaaS業界で圧倒的な存在にしたい

ーー吉田さんが仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

「人の顔色をあまり見ない」です。
今まで経営企画とか事業企画などの経験が長かったので、上の人(役員など)の顔色を見ながら作ることが多かったのですが、それだと矛盾している内容を上手くまとめないといけないこともあり、それに悩んで深夜残業したりと非生産性的でストレスがかかることもありました。

そのため、一定の意見は踏まえつつも、何かアウトプットを出す時は自分が正しいと思ったことを出すようにしてます、若しくは誘導します。その方がストレス無く精神衛生上良いので。

もちろん、いきなりだと不快に思う人もいたり、知識不足で自分が的はずれな見解を出す可能性もあるので、最初数ヶ月は信頼関係の構築と知識を付けることを優先し、徐々に牙を剥くようにしています。笑

ーー吉田さんの本質を突く発言はその考えから来ていたのですね!
  これからスペースリーをどんな会社にしたいですか?

少なくとも日本においては、BtoB向けVR SaaSではスペースリーが圧倒的!と世間から言われる状態に少しでも早く持っていきたいです。
また、VRは会計ソフトなどと比較すると日常的に使うものではないので解決できる課題の市場の大きさはそこまで大きくないと思っています。なので早めに海外に展開して、グローバルで認知される状態にもしていきたいですね!

ーーそのためには私たち全員の頑張りと新しいメンバーが必要ですね!

図らずもコロナによって、BtoB分野におけるVR活用に対する世間の温度感が上がってきました。まさにスペースリーにとってはチャンスな部分も大きいのですが、社内外関係なく課題も非常におおく、決して順風満帆ではないです。そのカオスな過程を一緒に楽しめる方がいたら一緒に働きたいですね!
是非、VRの民主化!に皆さんも興味持っていただけたら!

ーー熱いお話をありがとうございました!​

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