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着手する前から「もし、やってみてダメだったら?」を考えるのは時間がもったない。

ソシオあすかに入る前

地元の大学院を卒業(修了)してすぐ、安定した職種を探していたということもあり、経済産業省の外郭団体の職員として5年間働いていました。職種は「競輪審判員」。法律や規則を覚えることはもちろん、判定の難しさや、絶対にミスが許されない緊張感のなかで生きていた感じです。この仕事はキライではなかったけど、自分らしさを表現できないことに「焦り」や「苛立ち」を感じていたのかもしれません。親が立ち上げた葬儀社を継ぐことになり、思い切って転職しました。でも、前の職場で学んだことはすべて今の仕事で役に立っています。人生、無駄なことなんて何一つないって思いますよ。

現在

葬儀って聞くと、一般的には悲しくて重苦しいイメージが強いですよね。もちろん、若くして亡くなったり、急な病気でこの世を去る方の場合などはとても悲しい葬儀になることはあります。でも、その逆もあって、長生きした方の場合、宴会みたいな葬儀になることもあるんです。つまり「人それぞれ」。私たちが葬儀を牛耳るなんてことは考えず、その人らしく、その人が歩んできた人生をみんなで称賛するような気持ちで取り組めば、自ずと素晴らしいセレモニーができあがるんです。ネットや通販では買うことができない人間らしい商品を売っている、葬儀社ってそんな業種です。だから毎回が新鮮ですね。

ソシオあすかについて

・弊社では新しいことを取り入れるときに、やる前から「もし、やってみてダメだったら?」を考えないようにしています。良いと思ったことはどんどんやる。実際にやっている途中経過で、ヤバいと思ったら方向転換するというスタンスで。実際、やってみた結果失敗だった、という記憶は一度もないですね。やらない理由を考えている時間が無駄というか。 ・明らかなのは、社員やスタッフたち全員が「この仕事に誇りをもっている」と言えます。そして仕事を楽しんでいる。「お葬式が楽しい」というと語弊がありますが、そうではなく、仕事が楽しい。みんな得意なことやアピールポイントはバラバラで、「人種のるつぼ」的な企業でして(笑)、こうやったらお客様が喜んでくれるのではないか、という思いに全神経を向けます。社長の私が社員たちに何かを仕掛けたことではなく、いつの間にかこうなった、そういう人たちが残った、という感じです。

今後どういうことをしていきたいか

会社が設立されて今年で18年になりますが、常にベンチャー企業みたいなノリで仕事をしていて、地味ではありますが、確実にお客様を増やしています。地元の同業者を意識したことはありません。というか、他の企業と同じようなことをしたいとは思っていません。ずっと「ソシオあすか」らしくありたい、と。「ソシオあすか」らしい、ってどんなこと? と聞かれることがありますが、簡単なことです。お客様の声に耳を傾け、お客様から頼まれそうなちょっと先のことを取り入れていく、ただそれだけのことです。お客様を「お葬式の型」に、はめ込まない。パターン化され、大量生産されたセレモニーは「形式」であって「儀式」ではない。これからも物事の本質を見失わず、「時代のちょっとだけ前」を歩いていきたいと思います。

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