「店長呑み語りインタビュー＃人間レストラン編」

歌舞伎町で遊びを仕事にしている会社スマッパグループ。
スマッパの多方面に渡る業種の中で柱といっても過言ではないBAR・飲食事業の店長陣とリレー方式でインタビュー！
インタビュアーはBAR・飲食事業マネージャー大西能彰が務めます！

（大西のアー写）

企画第7弾の今回は歌舞伎町人間レストラン、奈苗店長に、スマッパグループに入社した経緯や店長としての店作りで大事にしている事など聞いてきました。

スマッパのお仕事に興味がある方はもちろん、飲食店やBAR経営に興味のある方は是非最後までご覧ください！

＃　人生を変えた伝説の2秒面接

大西　奈苗店長よろしくお願いいたします！

奈苗　こんにちは！歌舞伎町人間レストラン店長古川奈苗です。役者業もしております。卯年、AB型、今年の9月で入社10年目に突入いたします。よろしくお願いいたします。

大西　もう10年経つんだね。奈苗はスタッフの紹介からの入社だったよね。

奈苗　そうですね。当時芝居始めたばかりの頃で、深夜働けるとこ探してたんですよ。歌舞伎町のガールズバーでなんとなく働いたりとか。で、その時一緒に芝居に出てたのがここのスタッフで。

大西　伝説のイカれアルバイト田中くんだね。

（田中と奈苗）

奈苗　その舞台をマネージャーのアヤコさんが観てくれていて、あの子面白かったねとなったらしく、舞台が終わったある日、田中くんに「奈苗もウチで働きたいって言っておいたよ」と言われ、面接日も決まっておりました。
働きたいとはまだ一言も言ってないのになぁなんて思いながら面接に行ったのを覚えてます。

大西　そういう男だったよね、田中は。

奈苗　で、面接日。ゴールデン街近くの待ち合わせ場所で待っていたら緑道からかなり長身の全身黒尽くめで少し不機嫌そうな女性がやってきまして、めっちゃ歌舞伎町怖いなと思ってたら、それがアヤコさんで。ぶっきらぼうに挨拶され、当時のブライアンバーに連れていかれ、履歴書お渡ししたら一瞥もせず「今日から働けんの？」と聞かれそのまま、歌舞伎町のkiitosという系列店に連れていかれ働くことになりました。面接は体感2秒でしたね。

大西　舞台観て、もう採用が決まってたパターン！

奈苗　今思うとあれが人生が変わる2秒間でしたね。そこから今に至る私の10年はスマッパグループと一蓮托生みたいなとこありますしな。

大西　あの頃は俺がブライアンの店長で、スタッフも奈苗みたいに友達が友達誘って皆で働いて、めちゃくちゃやってたけど楽しかったな！

奈苗　売上上げるためにべっろべろになるまで飲んだ後、店締めて皆で焼肉行ったり、ゴールデン街の先輩と泣きながら戦ったり、そんで２時間くらい歩いて話しながら帰ったりしてましたねw 無尽蔵に皆元気な頃ww

大西　今はもう体力が…ね。

奈苗　ね。我々も歳をとりました。

（楽しかったね）

＃　バイトスペシャリストから人間店長へ

大西　人間レストランの店長になった経緯を教えてください！

奈苗　私バイトリーダーじゃなくてバイトスペシャリストだったんですよ。

大西　え？何それ？

奈苗　前にTOCACOCANってネット番組をスマッパがやっていた時、24時間テレビやったじゃないですか。あの時のチラシの出演者リストに古川奈苗（スマッパグループバイトスペシャリスト）って書いてあって。

大西　ダセェ肩書き！

（TOCACOCAN24時間テレビのリンク）

奈苗　ね！そんな謎の肩書きでのんびり働いてたわけですが、30歳でご縁ありまして常連さんと結婚する事になったんです。で、婚姻届けの保証人をアヤコさんにお願いしに行きましたら「おめでとう。あ、ちなみに次のお店の店長奈苗だからよろしくね」と言われあれよあれよで人間の店長になりましたw

大西　アナタあれよあれよパターン多いね！

奈苗　ね！しかもオープンが結婚パーティーの次の日でw そもそもリーダーとか向いてないんで、オープンから半年位毎日泣いてましたね。上司には怒られ、バイトには舐められ、私いない時に勝手に店長名乗るバイトもいましたしw

大西　泣いてたねww目がもう毎日はまぐりみたいになって。

奈苗　はまぐり店長。まぁなんやかんや人は強くなるもので今は威厳ある店長やってます。
そういやスマッパで働く前に働いてたガールズバーが入ってたのが人間レストランのビルでした。

大西　そんな偶然ある！？ww

大西　人間のスタッフは皆なんか、あれだよね。個性的！

奈苗　今の人間スタッフは私はじめ全員個々の仕事してます。私は役者、副店長は芸人、相方も働いてるし、他の子も役者、ダンサー、音楽とやってて。
私、バイト時代皆でシフト助け合って働いたりしてる環境にすごく感謝してるんですよ。
アヤコさんや大西さんがやってくれてたように、次の世代にもそんな環境作ってあげたいんですよね。