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世界が認める敏腕デザイナーが、SIVAで働き続ける理由

Takahashi Alexander
ウクライナ生まれ。15歳でプログラミングとデザインをはじめ、高校時代にはすでに仕事としていた。日本へは18歳で来日し、リクルートの系列の会社に就職し、日本でのデザイナーとしてのキャリアをスタート。その後は、会計ツールスタートアップ企業や有名デザイン開発会社などで活躍し、2017年にはグッドデザイン賞も受賞。世界的企業からヘッドハンティングを受けるほどの敏腕デザイナー。

SIVAには、もともと中東事業のデザイナーとしてジョインしたが、現在はSquad beyondの比重が大きくなり、今はSquad beyondのデザインすべてを担っている。

多数の企業・プロジェクト経験があるからこそわかる「柔軟性」の価値

—— まずはSIVAにおける役割を教えてください。

Squad beyondに関わるUI/UXを含めたデザインをすべて担当しています。ロゴもそうですね。
あと、現在は新型コロナウイルス感染症の影響で一時ストップしていますが、日本と中東をつなぐカルチャーマッチングECサイト「GANSO」のUI/UXデザインも任せてもらっていました。


—— Alexさんはグッドデザイン受賞歴もあり、多くの企業やプロジェクトで活躍されていますが、さまざまな引き合いがある中で、SIVAを選び続ける理由はどこにありますか?

最初SIVAを選んだ理由としては、新しいプロダクトやそもそもの概念を作っていくところにすごく魅力を感じて、一緒に仕事をしたいと思いました。

そして仕事をしていくうちに、変化を恐れない強さやカルチャー、おどろくほどの柔軟性に惹かれて、今も一緒に仕事させてもらっています。

—— 柔軟とは、具体的にどんなところですか?

簡単にいうと、意見を聞き入れたり取り入れたりする柔軟性です。
一般的に、実績ある人や専門家は「この通りにしてほしい」という強い意思やこだわりがあると思います。たとえば、「マーケティングのことをわかってるわけでもないのに、偉そうに…」なんて思う人いると思うんです。

実際過去のプロジェクトでは、なかなか受け入れてもらえないこともありました。でもSIVAは、そういうのが全くないんです。説明すれば必ず意見は聞いてくれるし、考えてくれるんですよね。

だから、自分のデザイナーとしての知見を、きちんとプロダクトに反映できる環境がある。信頼してくれていると思うから、より貢献したいと思えるんです。

だから今もSIVAで仕事しています。

プログラミングとデザインを始めたのは15歳

—— プログラミングやデザインに興味を持ったきっかけは何だったんですか?

そんな大きなきっかけはなかったんですが、優秀な方の作品を観て自分でも作ってみたいと何気なく思ったのがきっかけだったと思います。

こういうの作るにはどうしたらいいんだろうと、独学で勉強を始めたのが15歳でした。まずパソコンを使いこなすところから始まって、次はPhotoshopとかで技術を磨いていくという風に、1年ぐらいかけて趣味のように勉強していたら、いつの間にか仕事にもなっていました。

当時はロシアのウラジオストクというところに住んでいたんですが、そこはとにかく寒いんですよ。冬が長くて、雪もかなり積もるので、外行く気にならないじゃないですか(笑)だから半分遊んでる感覚で勉強をしていましたね。

—— 今はデザインをメインとされていますが、当時はプログラミングもやっていたんですよね?

そうですね。日本に来てからも両方やっていました。
たしか2013年頃、面白法人カヤックで働いていた頃に、某世界的企業から仕事のオファーをいただいたタイミングで、デザインにフォーカスするようになりました。

その後、2017年にはグッドデザイン賞もいただきました。今はデザインにフォーカスしていますが、プログラマーでもあったバックグラウンドがあることが、自分の大きな強みになっていますね。

—— それはどのような強みですか?

スピード感のある、逆算的なアウトプットです。

デザインも結局、プログラムに乗せて動いたり見えたりするものなので、形になって初めてそのデザインが成立するんですよね。
プログラムに乗った動きを想定しながらデザインできますし、実装するのにどれだけ時間かかるかとか、どういうふうに作れば実装しやすいというのもわかった上でデザインできます。

そしてプログラムを組む人にも自ら説明できるので通訳も必要ありません。
あと、プログラマーをやっていた頃は、マウスをほとんど使わず何でもターミナルで作業していた習慣で、いまもなんでもショートカットを使います。
それだけですごく作業スピードが上がるんですよ。これらが結果的にスピード感のあるデザインのアウトプットを出せることにつながっていると思います。

良いアウトプットを導き出すのは、「自分が間違っているかもしれない」という前提


—— Alexさんが考えるいいデザインとは何ですか?

ユーザーにとって「わかりやすいかどうか」だと思います。
つまり、見た目だけではなくて、その前にしっかりと設計されてるかどうかがすごく大事で、綺麗かどうかは二の次です。もちろん綺麗なことは大事ですが、綺麗であっても、使いにくければ使われない。

使われなければ意味がありません。見た目のデザインにはトレンドがもちろんありますが、わかりやすいかどうかはいつの時代も変わらないものです。

—— いいデザインをアウトプットするために、仕事する上で大事にしていることや気をつけていることはありますか?

人の意見をとにかくたくさん聞くようにしていますね。その上で、「自分が間違ってるかもしれない」という前提で聞くようにしています。人間なので、間違っている時って絶対あるんですよ。

10代のときなんかは、何年もやってるんだから自分のほうがわかってるなんて思ってる時期もありましたが、だんだんと経験を重ねるうちに、その姿勢が変わっていきましたね。

一歩引いて人の意見を聞いて、そのあと考えてもう一度判断してを繰り返していく。そうやっていろんな考え方を受け入れることが、最終的に、良いアウトプットにつながっていくと思っています。

いい意味で、半年後はどうなっているかわからない

—— 今後のSquad beyondはどうなっていくと思いますか?

おそらく、半年後、1年後のはまた大きく変わってると思います。常にベストを求めているし、そのために改善を惜しまないです。自らユーザーとして使っていくうちに、1カ月前とか半年前に作ったものに対して「使いにくい」など不満を抱くことがあれば、どんどん改善していきます。早い時は、リリースして1週間で…なんて時もあります。

お客さんからも声をたくさんいただくので、「使いやすくなりました」となればそれは当然嬉しいですし、「ちょっとわかりにくい」となれば、どうしたら良くなるだろう、ここをこう変えようと、すぐに話してそれを形にしていきます。

このサイクルは、勉強になることが本当にたくさんあるし、デザイナーとしても非常にやりがいを感じます。こんなサイクルでプロダクト作りをしているので、学んだことがすぐに活かせるんですよ。

僕も以前そうでしたけど、若手だと仕事をさせてもらえない、任せてもらえないってことが他ではあると思います。それがSIVAには全くない。

先に話したように、意見を聞く文化があるので、若いからとか経験が浅いからとか専門分野ではないからとか、そういうフィルターがないんです。見方を変えれば、良いプロダクトにするために全員が同じ方向を向けている証拠だと思います。こんな環境、活かさない手はないですよね。

—— 今後SIVAで、どんな人と一緒に働きたいですか?

任された仕事に没頭できる方がいいですね。単に言われたことをこなすだけの仕事ではなく、自分なりに価値を見出して、没頭できる人がいいですし、そういう人はSIVAで活躍できると思います。義務でやるのではなく、価値を見出して、楽しくできた方が伸びますからね。一緒に「デジタル広告のあり方を再定義する、Squad beyond」を作ってくれる方を待っています。


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