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ママは自己肯定感が低い?

こんにちは、株式会社シンプルメーカー代表の市川です。弊社では、多くのママエンジニアを面接・採用してきました。そこで私が感じたことは、「自己肯定感が低い」ということです。
特に責任感の強い方により顕著に見受けられます。

専業主婦に罪悪感、産休・育休に負い目

家事・育児は、やるのが当然と思われることが多く、いつも感謝されるわけではありませんよね。しかし、子育てをしながら完璧に家事をするのは簡単なことではありません。
一方で、ある調査では専業主婦の半数以上が罪悪感を抱えているという結果もあります。
産休・育休期間のブランクがあることを負い目に感じている方も多くいらっしゃるようです。
そういうことの積み重ねが、彼女たちから自己肯定感を奪っているのだと私は思います。

辞めたいと言われた理由

子育てをしているだけあって、精神的にとてもタフです。そして、みなさんどんな厳しい仕事も逃げ出さずに責任をを持って一生懸命取り組んでいます。
弊社では、人事評価項目に資格取得が入っています。彼女たちは、現行の業務を行い、かつ子育てをしながらでも、資格取得にチャレンジし、中には難しい資格を取得したメンバーもいます。
何事にも一生懸命仕事なママエンジニアたちですが、ある日、ひとりの社員から辞めたいと言われたことがあります。
私は、子育てを理由に働けなかった方たちのキャリアをつなげぐために採用しているため、キャリアアップにつながるポジティブな退社は引き止めることはしません。ただ、子育てと仕事の両立ができないなどのネガティブな理由だった場合は、働けるように会社を改善する必要があると考えています。
彼女に理由を聞いてみると、「自分は役に立たず、会社に迷惑を掛けているので辞めたい。」という理由でした。
私は、役に立っていないとも、迷惑を掛けられているとも思っていなかったのですが、それを伝えても、彼女は「そんなことはない」の一点張りでした。

ママ人材は、ダイヤの原石のような存在

辞めると一点張りの彼女に私は、「あなたがこの会社で役に立たなくてもいい。会社に迷惑をかけてもいい。私は子育てをしながら働ける会社を作りたいのだから、ママであるあなたがこの会社に居てくれることが、この会社の目的なんだ」と伝えました。
その言葉を聞いて彼女は安心したようで、仕事を続けることになりました。
以前は自信がなさそうな様子の彼女でしたが、現在は自信を持って発言するようになり、頼りになる存在になりました。私はまさかここまで変化するとは思っていなかったため、驚きました。
自信がなさそうな態度をとっていたのも、責任感が強いため、自分を追い込んでいたのだろうと思います。
ママ人材は、とてもポテンシャルが高く、ダイヤの原石のような存在。安心して働く環境さえ用意してあげれば、とても綺麗に輝くことでしょう。
今後も、もっと輝ける環境になるように心がけたいと思います!

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