1
/
5

ベトナム人Directorたちが振り返る成長の軌跡とSHIFT ASIAの未来

日本人とベトナム人がともに助け合うハイブリッドかつフラットな企業文化を大切にしているSHIFT ASIAでは、開発やテスト、バックオフィスなどを統括するベトナム人Directorが活躍し、適材適所で会社の屋台骨を支えてくれています。今回は彼らを代表して、開発部門を率いるPETERとテスト部門をまとめているRYUの二人を迎え、CEOの伊藤がSHIFT ASIAで働くことのメリットややりがい、目標などを直撃取材しました。※なお、インタビューはすべて日本語で実施しました。


初のエンジニアとして入社し、唯一無二の存在に

伊藤:まずはあらためて自己紹介をどうぞ。まずはPETERからお願いします。

PETER:僕はビーチリゾートで有名なベトナム南部のニャチャン出身で、現在は開発部門の責任者を務めています。日本の東京工業大学などに留学した後、シンガポールのセキュリティ企業を経て2016年にSHIFT ASIAがホーチミン市に開設された時にエンジニア第1号として参画しました。当初はテスト専業の会社だったということもあり、実はそこまで興味はなかったのですが(笑)、創業メンバーが自分と年も近いということで意見が合ったし、これから始まるスタートアップという雰囲気に惹かれて入社を決めました。

僕自身は生粋のものづくりの魂を持っているエンジニアなのですが、入社してみると、SHIFTグループが培ってきた品質保証のノウハウなどを社内勉強会で学ぶ機会が多く、いろいろと新鮮でした。実際、ものづくりの観点から見た場合、開発における欠陥をいかに減らすかを考える上でいろいろと活かせることが多いなと感じました。入社したばかりのころは社内でたった一人のエンジニアだったので、自発的に業務に役立つ社内ツールや自分が作りたいツールなどの開発を手掛けながら、徐々に新規ビジネスの立ち上げにも関わるようになりました。入社してからの5年間は本当にあっという間でしたね。


開発部門を率いるPETER

伊藤:SHIFT ASIAは最初の1ー2年はテスト事業に注力していたので、今振り返ると、ものづくりという点ではPETERにとっては物足りなかった面もあったと思うんです。正直なところ、当時は会社の規模もプロジェクトもまだまだ小さかったので、PETERの高いエンジニアスキルを活かせるプロジェクトを十分に提供できていない面もありました。

PETER:でも、社内ツールの開発も会社のビジネスに貢献するという面があったから、けっこうおもしろかったですよ。その後はセキュリティテストやテスト自動化サービスを立ち上げながら、日本のSHIFTの開発チームとも連携を深めていきました。

伊藤:補足すると、PETERの技術力は当時から突出していて、次第に「ベトナムにすごいヤツがいる」という風にSHIFTの一部にも名前が知られるようになっていきました。PETERは今ではSHIFTで先端技術の活用などを担当する「技術推進部」のメンバーからも頼られる唯一無二の存在になっていて、私自身とても頼もしく感じています。

PETER:現在は30名超のフルスタックエンジニアを含む約40名の開発チームを統括していています。彼らは一言で言うと、「SWAT」(Speedy Willing Alliance Team:一致団結し、意志を持ってスピードを追求する開発部隊)のようなチームで、日本語や英語のサービス開発におけるデリバリーを担当できる体制を整えています。まだまだ立ち上げ段階にある組織なので、今後はさらにビジネスを拡大させつつ、サービスの安定稼働などの課題にもチャレンジしていきたいと考えています。それ以外にもSHIFTのテスト管理ツールである「CAT」や自動化ツールを開発するエンジニアを含めると、総勢約80名を管理しています。

伊藤:SHIFTはモノづくりにおける新たな概念としてDAAE(ダーエ)」という考え方を提唱しています。これは「Design(デザイン)」、「Agility(迅速性)」「Assembly(組み合わせ)」「Economic Quality(経済品質)」の頭文字をとった略語ですが、わかりやすく言うと、サービスの企画段階からプロジェクトに参画し、「試作」を作って顧客の要望を可視化しながら、圧倒的なスピード感でサービスを作り上げていくアプローチです。

これにはビジネスモデルからサービス、さらにはアプリのUI・UXのデザインまでが含まれますが、特に大事なのがモックアップやプロトタイプなどの実際に動く「試作」を作り、市場で良い反応を確認できたものを「量産・本格開発」を進める、という開発手法を採用していることです。この言わば、「動いて触れる要件定義」を一手に引き受けているのがPETERです。彼はSHIFTグループが目指すDAAEというアプローチを実現するため、自ら積極的に課題を特定し、トラブルシューティングから新規案件に向けた提案などに注力してくれています。

PETER:SHIFT ASIAが提供できる価値について考えた時、僕は「SHIFTグループの中で役に立つ存在になること」が大事だと考えています。ベトナムは日本より労働力人口が若く、若いエンジニアが豊富にいるので、めまぐるしく変化し続ける新しい技術に対しても、比較的素早くキャッチアップできる環境があると思います。なので、そうしたさまざまな技術にも対応できる優秀なエンジニアをベトナムで確保、育成し、日本側に安定的に提供することができれば、SHIFTとSHIFT ASIAにとって相乗効果を産み出し、ともに拡大していけるはずです。実際、今は生みの苦しみを感じることもありますが、人生は辛くないと楽しくないので、さまざまな課題を乗り越えた後には楽しいことが待っていると信じています。


テスト部門のリーダーは人間関係の“調整の達人”

伊藤:うん、その精神ってすごく大事ですよね。さて、お待たせしました。次はRYUの自己紹介をお願いします。

RYU:私は現在、マニュアルテストとセキュリティテストの部門のエンジニア約80人を統括しています。出身はベトナム南部・メコンデルタのドンタップ省というところです。もともとはベトナム最大手のIT企業であるFPTソフトウェアで約10年ほどエンジニアやブリッジSE、プロジェクトマネジャー(PM)、シニアPMとしてキャリアを積み重ねてきましたが、次なるキャリアアップを考えた時に知り合いからSHIFT ASIAを紹介されました。FPT在籍時に2年ほど日本で働いた経験もあるので、自分の日本語を活かせる職場であること、さらにマニュアルテストにも興味があったということもあり、創業から約半年後のタイミングで入社しました。

テスト部門を統括するRYU

伊藤:RYUは入社当初から品質保証の専門会社としてスタートしたSHIFT ASIAに品質を根付かせるために、人材育成やツールの導入など、いろいろと裏で支えてくれたメンバーです。現在はオフショア開発における品質に困っている企業に対して我々独自の方法論を提案するなど、営業面の責任者を務めているほか、開発チームが手掛けたシステムやアプリの品質を担保していくという新たなミッションに挑んでくれています。

RYU:会社としてこれから5年先の成長を考えた時、優秀なエンジニアをより多く確保し、うまく育てていく仕組みをつくることが重要になってくるのは間違いありません。もちろん簡単なことではないので、いろいろ悩むことも少なくないですが、方向性としてはPETERのようなエース級のエンジニアを活かせる組織にしていくことが大事なんだろうと考えています。そのためには、私が統括しているテスト部門のエンジニアをうまく育て、品質保証のプロとしての素養を身に着けた形でプロフェッショナルブリッジSEやプロジェクトマネジャー(PM)などにキャリアアップできるルートをもっと整備していきたいですね。社内の人間関係をうまく調整しながら、開発部門をテスト部門が支えていく仕組みを作っていければ、会社としてももっと大きくなれると考えています。

PETER:僕から見ると、RYUは人間関係の調整が得意というか、何か問題が起きた時の解決がうまいですよね。

RYU:確かに、私はSHIFT ASIAに入社してから経営に携わるようになる中で、お客様とのコミュニケーションや社員同士の人間関係を調整する能力を大きく伸ばすことができました。実際、さまざまな個性を持つ優秀なエンジニアたちをうまくまとめるのは簡単なことではないですが、みんなで同じゴールを目指して前進できるよう、課題を抱えた社員にアドバイスをしたり、働きかけたりできるようになり、ビジネスパーソンとしても成長したと感じています。

PETER:エンジニアの成長という観点から振り返ると、僕もSHIFT ASIAでいろいろなことを学んできました。ハードスキルに関しては、さまざまな開発プロジェクトを経験する中で、品質保証の観点やセキュリティ、自動化、パフォーマンステストなどに関するスキルセットを身につけることができました。それ以外にも開発責任者として経営に関わるようになってから、さまざまなソフトスキルや経営スキルも鍛えられたと感じています。僕自身はエンジニア気質が強い方なので、以前は事業のマネタイズなどについてあまり意識が向いていないところがありました。でも、今はDirectorの一人としてしっかり経営課題に目を向けながら、大好きな開発だけでなく、採用や組織運営の強化などに向き合っているところです。

RYU:PETERは英語も日本語も上手だし、新しい技術に対するキャッチアップもすごく早いので、同僚としていつもすごいと感じています。あと、彼は社内のイベントなどで司会を務めることが多いんですが、大きな声を出してみんなを盛り上げ、惹きつけるリーダシップもありますね。

伊藤:わかりやすく言うと、パリピです(笑)。彼はパーティのMCとかが得意なんです。

PETER:そう言われてみると、マイクパフォーマンスもSHIFT ASIAで学んだことのひとつですね(笑)。


開発とテストの融合でさらなるシナジー創出へ

伊藤:さて、話を戻すと、開発部門では今後ますますアジャイル開発が中心になっていくので、例えば、テスト部門でスクラムマスターやアジャイルテスターなどを担える人材が育ってくると、会社としてさらに強くなれるのは間違いないね。開発チームとテストチームの融合を一段と進め、フルスタックエンジニアと、PM、スクラムマスターなどの人材をパッケージとしてセットで提供できるようになると、より高いレベルの品質を提供できるので、二人の連携には期待しています。

2020年は新型コロナウィルス(COVID-19)の世界的な感染拡大を受け、私が東京からずっとリモートで経営の指揮を執ることになったのですが、結果として彼らを含むベトナム人Directorたちの経営に対する意識が高まったように感じています。私が常に現地にいないからこそ、彼らで自発的に新たな課題を特定し、解決策に向けて話し合い、結果を相談ベースで上げてくることがぐんと増えました。その意味で、PETERとRYUは一緒に経営課題に立ち向かう同志だと思っています。

それでは最後にSHIFT ASIAの魅力、良さについてそれぞれメッセージをお願いできますか。


CEOの伊藤

オープンかつフラットな環境で成長にチャレンジできる環境

RYU:SHIFT ASIAの良さとして私が一番に挙げたいのが、オープンな環境です。世の中にはトップダウンの会社も多いと思いますが、SHIFT ASIAはそうではないんです。伊藤さんが言ったようにみんなにとってベストな結論を導き出せるよう、フラットな立場で相談できるカルチャーがあるところが気に入っています。ビジネス面で言えば、品質保証から始まり、将来的には上流の開発も含め、将来はフルライフサイクルの開発ができる会社になっていきたいと思うので、エンジニアとしてチャレンジしたい人がいれば、是非SHIFT ASIAに参画してください。

PETER:SHIFTグループには僕たちSHIFT ASIAを含む数社の開発会社のほか、デザインやセキュリティテスト、パフォーマンステスト、カスタマーサポートなどのサービスを提供するさまざまな子会社があります。その中でSHIFT ASIAは開発やテストだけでなく、さまざまなサービスを提供できる環境があるので、自分の得意領域をもっと広げたいと考えているエンジニアや、新しいことにチャレンジしたい人であれば、ベトナム人、日本人を問わず、誰もが活躍できると思います。

伊藤さん:最後にCEOの立場から言わせてもらうと、SHIFT ASIAは「遊ぶときは遊び、仕事するときは徹底的に仕事する。どっちも120%やる会社」にしたいと思っています。それが、社員全員にとって良いことかどうかは正直よくわからない面もあるのですが、目の前の課題に向き合い、最後までやり抜くという文化を持った会社にしていきたいですね。

あと、誰もが活躍できるという点で補足すれば、SHIFT ASIAには過去に日本でエンジニアとして働いた経験を持つベトナム人エンジニアも多く在籍しているので、現在日本で働いているけど、将来はベトナムに帰国し、エンジニアとしてのキャリアアップを目指したい人も即戦力として歓迎しています。SHIFT ASIAの成長フェーズを支え、自分自身も成長してみたいという意欲のある方は、是非こちらの募集要項をご覧ください。


ソフトウェア開発PM
世界で活躍する人材への一歩を踏み出しませんか?開発PM大募集!
SHIFT ASIAは、ソフトウェア品質保証・第三者検証のリーディングカンパニーである株式会社SHIFTのグループ会社としてベトナム・ホーチミンを拠点にソフトウェアの品質保証および開発サービスを展開しています。現在は日本企業を中心に情報・通信、金融、小売り・流通、サービス、医療・ヘルスケアなど、さまざまな業界のお客様向けにソフトウェアのマニュアルテストのみならず、テスト自動化やセキュリティテスト、インスペクションのほか、業務システムやアプリケーション開発などを支援しています。 SHIFT ASIAでは、日本語能力が高いベトナム人エンジニアがテストや開発に従事している点が大きな特徴で、日本人とベトナム人がともに助け合うハイブリッドかつフラットな企業文化を大切にしています。 日本ではエンジニアが不足が深刻化する中、フルスタックエンジニアに代表されるような“頭を使って設計から開発、運用までをカバーし、新たなアプリやサービスを生み出せる”ような優秀なエンジニアが圧倒的に足りていません。そうした人材不足を解決する手段の一環として、私たちは優秀なベトナム人エンジニアと一緒になってベトナムで事業を展開しています。具体的な事業内容は以下の通りです。  [ソフトウェアテスト・品質保証]   ・ソフトウェアテストに関するサービスの提供   ・自動テストの導入支援   ・セキュリティテスト実施、診断   ・インスペクションサービスの提供  [開発およびオフショア開発]   ・グループ会社向けアプリケーション開発   ・オフショア開発   ・オフショア開発に関連した品質保証支援 ※詳しくはこちら:https://shiftasia.com/ja/qa-solutions-ja/
SHIFT ASIA
品質保証PM
グローバルな環境でマネジメントスキルを磨きたい方募集!品質保証PM
SHIFT ASIAは、ソフトウェア品質保証・第三者検証のリーディングカンパニーである株式会社SHIFTのグループ会社としてベトナム・ホーチミンを拠点にソフトウェアの品質保証および開発サービスを展開しています。現在は日本企業を中心に情報・通信、金融、小売り・流通、サービス、医療・ヘルスケアなど、さまざまな業界のお客様向けにソフトウェアのマニュアルテストのみならず、テスト自動化やセキュリティテスト、インスペクションのほか、業務システムやアプリケーション開発などを支援しています。 SHIFT ASIAでは、日本語能力が高いベトナム人エンジニアがテストや開発に従事している点が大きな特徴で、日本人とベトナム人がともに助け合うハイブリッドかつフラットな企業文化を大切にしています。 日本ではエンジニアが不足が深刻化する中、フルスタックエンジニアに代表されるような“頭を使って設計から開発、運用までをカバーし、新たなアプリやサービスを生み出せる”ような優秀なエンジニアが圧倒的に足りていません。そうした人材不足を解決する手段の一環として、私たちは優秀なベトナム人エンジニアと一緒になってベトナムで事業を展開しています。具体的な事業内容は以下の通りです。  [ソフトウェアテスト・品質保証]   ・ソフトウェアテストに関するサービスの提供   ・自動テストの導入支援   ・セキュリティテスト実施、診断   ・インスペクションサービスの提供  [開発およびオフショア開発]   ・グループ会社向けアプリケーション開発   ・オフショア開発   ・オフショア開発に関連した品質保証支援 ※詳しくはこちら:https://shiftasia.com/ja/qa-solutions-ja/
SHIFT ASIA


一緒に楽しく働ける仲間をお待ちしています!

SHIFT ASIA's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more