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「僕が考える世界を平和にする方法」を読んで思ったこと

先日、月へ行くことでも話題になったZOZO前澤社長のnoteを読みました。

僕が考える世界を平和にする方法 | 前澤友作


前澤さんは『世の中からお金をなくして世界を平和にしたい』と考えています。

総資産3,000億円以上とも言われる前澤さんが、自分のお金を失ってまでなぜそんなことを考えるのでしょうか?

それだけのお金を持っていれば、普通はそのお金を失いたくないと思う気がします。

しかし前澤さんは、自分のお金がなくなるのを覚悟で世の中からお金をなくしたいとおっしゃっています。

前澤さんの頭の中では、一体どのような世界が広がっているのでしょうか。

お金は人間らしさを奪い、争いを生む

前澤さんのnoteの引用です。

お金を増やす経済活動こそが、それを最優先しない国の人々にとっても正義なんだという押し付けのもと、戦争が仕掛けられ、人や建物がことごとく爆撃され、戦勝国にとって都合の良い再生が繰り返されてきました。

うまく使っていたはずのお金に、いつのまにか私たちが使われていたのかもしれません。私たちの人生の主役はお金ではありません。私たち自身です。主役の座を引き戻さなければなりません。

戦争もテロも殺人も強盗も虐待も貧困も餓死も自殺も、お金がなくなればかなり減らせるはずです。

お金がないと生きていけない、という洗脳的な固定観念から人々が解放された時、人々は改めて生きる意味や働く意味を再考するでしょう。

本来の人間らしさを取り戻すのです。

お金だけが争いの原因とは思いませんが、争いが起きる原因の一部にお金が絡んでいることは往々にしてあります。

たしかに資本主義は世界中の経済を発展させ、人々が生活するためのコストを大幅に下げることに成功しました。

一方でお金に振り回され、自分の世界観・夢を諦める人も増えました。

お金は信用を目に見える形にしたり、物流効率を上げたりするためのものであるはずなのに、お金が原因で、人間らしさを失ったり争いに巻き込まれたりして不幸になる人がいるのはとても悲しいです。

お金の価値を決めているのはだれ?

生まれたときからぼくたちを振り回している「お金」ですが、お金の価値は一体だれが決めているのでしょうか?

市場?

銀行?

政府?

人々の信用?

ぼくは、お金の価値を決めているのは「自分」だと思います。

自分の人生においてお金はどれくらい必要で、大事なのでしょうか?

お金が持つ価値は自分の世界観や夢を諦めなければいけないものほどに、大事なのでしょうか?

これからお金の価値がどうなっていくかは誰にもわからないからこそ、一人ひとり(特にこれからの時代を生きる人達)がお金に対する価値を自分のなかで再定義する必要があるように思います。


もちろん、お金はとても大事です。

お金がないと家族を養うどころか、自分1人生きていくこともできません。

大事なのは、お金よりも大事なことを見つけることではなく、自分でお金の価値を再定義すること。

お金という固定概念に惑わされず、自分にとって本当に価値あるものに対して、人々が時間を使う社会になればいいなぁと思います。

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