ライダース・パブリシティが紹介する「発見！未来のおうちじかんコラム」。コロナ禍では政府より、密集・密閉・密接の「3密」を避けるよう指示が出ています。密閉を避けるためには換気が有効です。今回は、「24時間換気システム」などの法律で定められた換気方法や、空気環境の大切さについてお伝えします。

◇現代の住まいに必要な換気システム
昔と比べて近年の日本の住まいは各段に改善されています。しかし、高気密高断熱住宅が増え意識して換気する必要があることと、ホルムアルデヒドが原因のシックハウス症候群の問題が増えたことから換気の重要性が注目されるようになりました。そこで法律により、住まいに室内の空気を入れ替えられる「24時間換気システム」を設けることが決められました。

◇換気しないと住まいはどうなる
住まいの空気を換気しないと、主に「二酸化炭素が増える」、「有害物質が蓄積される」、「結露が増える」などの問題が生じます。すると人体にも、息苦しくなったり頭痛を引き起こしたり、疲れやすくなるなどの影響を及ぼす可能性があります。このような問題を回避するには、定期的に窓を開けて新鮮な空気を取り入れることが大切です。

◇住まいの温度と湿度は一定に保ち快適な環境を整える
空気環境を快適にするために、住まいの温度を一定に維持し、建物の外周部の断熱性能が保たれた環境で過ごしましょう。そうすることで、ヒートショックに代表される、部屋間の激しい温度差により発生する心筋梗塞などのリスクを低減できます。

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