こんにちは!ポジウィル採用担当です。
今回、みなさんと一緒に考えたいのは、「リスクよりも面白さが勝る転職」について。
「新しいことに挑戦したい」という気持ちを抱えつつも、お金や年齢、経験の有無などであきらめた経験がある人もいるのではないでしょうか。
そんな時に思い出してほしいのが、今回の主人公である鎌形の転職ストーリー。彼は29歳でキャリアチェンジを決意。新卒入社した大手証券会社を経てポジウィルに出会い、スタートアップの大黒柱として自分らしいキャリアの一歩を踏み出しました。
30歳を目前に「血が騒ぐ」ことを見つけたい
—— 鎌形さん、今日はよろしくお願いします!
鎌形:インタビューは初めてでガチガチですので、どうぞお手柔らかにお願いします。
鎌形誠(ポジウィル株式会社 コーポレート・経営企画)
—— 新卒で入社した証券会社では、上場準備支援に携わっていたとお伺いしています。まずは、これまでの経歴について教えてください。
鎌形:私は新卒で証券会社に入社して、支店での営業と、投資銀行にて上場準備支援を、それぞれ約3年ずつ経験しました。
仕事内容は、「上場を目指す企業の社長やCFOと折衝して、IPOするために必要な機能の構築の相談役」というと分かりやすいかと思います。プレゼン、資料作成、予備調査、公開価格の設定などなど、本当に様々な業務を行わせていただきました。
「1社が上場するまでに2~3年くらいかかるのですが、上場日を迎えた時は毎回感動しましたね。」
鎌形:自分が担当していた会社が株という形になることや、東京証券取引所でお祝いしていただけることは思い出深かったです」
—— 充足感を持って仕事されていたように見えるのですが、どうして転職活動を?
鎌形:上場される担当企業の方を見ていると、とても大変そうではあるのですが、すごくイキイキとしていて。上場準備支援を3年経験する中で、徐々に「スタートアップに行ってみたい」と考えるようになりました。
30歳を前に、血が騒ぐことを見つけたいなとずっと考えていまして。そんな中、担当していた会社が無事に上場日を迎えたこともあり、「いったん転職活動をしてみよう。それでも心躍る会社が見つからないなら、一生証券マンとして生きよう」と決めて転職活動を始めました。
—— 30歳を目前に、自身のキャリアを見直す方は多そうですね。
鎌形:20代は「大学生もいれば社会人もいる」世代ですが、30代だと「社長もいれば役員もいる」世代。いよいよ自立しないといけない歳だなと捉えています。
「血が騒ぐもの、あったじゃん」生き方にフォーカスした事業
—— 数ある企業のなかでも、ポジウィルに目をつけた理由について、お伺いさせてください。
鎌形:転職活動中、けっこうな数の求人を見たのですが、その中で最も「?」がついたのがポジウィルでした。正直、最初は「何か壮大な片鱗は見えるけれど、この事業って成立するのか?」という気持ちがありました。
—— 率直にいうと、どのような点でしょうか?
鎌形:キャリアのパーソナルトレーニングを受けて最も変化するのって、「顔つき」だと思うんです。
パーソナルダイエットだと体型や数字に結果が出る。でも、「顔つきの変化」ってどうしても定性的ですし、数値的に落としにくいがゆえに反感を買ったり、詐欺だと思われたりしまうのではないかと。でももしかしたら、その懸念以上に、見えない所ですごい絵を描いているのかもしれない。そう思い、代表・金井さんにお会いさせていただくことにしたんです。
—— 代表と直接お話されたのですね!なにか気づきはありましたか。
鎌形:どこのスタートアップもそれなりに面白いと思っていたのですが、「このサービスが伸びた時、世界が便利になるのか」「それとも世界が変わるのか」でいうと、ポジウィルは圧倒的に後者だと気づいたんです。
たとえば、何かツールを提供する事業は、世界が便利になると思うのですが、ポジウィルのサービスだと考えが変わる、人が自立する、そこから先全ての行動が変わる、すると世界が変わる。それを事業としてスケールさせていくのは、社会的に意義があるなと。
単純にワクワクしたし、「血が騒ぐもの、あったじゃん」という気持ちですぐに入社を決めました。
—— とはいえ、前職時代からは大きく環境が変わったことと思います。環境を変えることへの不安はなかったのでしょうか?
鎌形:「人材系はイケてる人が多い」という勝手なイメージがあったので、少し不安でした。でも実際は全然そんなことなくて、落ち着いていて気遣える人が多いなと思いますし、行動に関しても素直に謝れる人が多いと思います。
大手金融機関からスタートアップってけっこうな環境の変化だと自分でも思うのですが、全然違和感なく今日も働いていることがギャップです(笑)。
ポジウィルのVALUEは、ギュッとまとめると「ゴール思考で自分から動いて素直に語って違いを愛してとことん学ぼう」なのですが、おそらく性分に合っているのかなと。
「奥さんにも『それだけ血踊ってるなら、やってみなよ』と背中を押されました。」
スタートアップへの転職はリスクより面白さが勝る
—— 鎌形さんは入社まもなく、経理労務等バックオフィスの大黒柱として活躍されています。入社後の所感を、ざっくばらんにお伺いしたいです。
鎌形:大企業は過去に多大なリソースをかけて構築した仕組みがあり、ベースがある中で風土が作られて、適宜メンテナンスをしながら続いてきた歴史があります。
一方で、スタートアップは仕組みが十分に整っておらず、1人がファイナンスをしながら人事制度を考えて電気工事をする、みたいなカオスな環境だと思っています。船に乗る、の前に船を作る材料調達からはじめる必要があるというか。
ポジウィルの今のフェーズは、目指す方向性も決まって、ある程度の土台や人もそろってきているので、後はアクセルを踏んで改善を重ねていく時期だと思っています。もはや何をやっても+に働くので、面白さしかないなと。
—— とはいえ、「スタートアップで働くことはリスクが大きい」と捉える方もいると思います。
鎌形:「数ヶ月後の景色が見えにくい」という意味ではリスクを感じるかもしれません。一方で、今の時代、どこで働いていたとしても大きくは変わらなくなっているのではないでしょうか。
30~40代になると選択肢がだんだん狭まってきますよね。でもスタートアップにくると毎日自分の頭を使って考えなくちゃいけないので、広い視野を持ったまま歳をとっていけるんじゃないかな、と感じます。「なんとかなるな」と自分の未来を描けるようになったのは、大きな変化かなと思います。
—— スタートアップへの転職は、リスクより面白さが勝るということですね!最後に、ポジウィルに興味を持っている方に向け、メッセージをお願いします。
鎌形:社外の様々な方から「今から一番面白いとき」だと言葉を頂いており、私自身も強くそう思っています。
スタートアップ=ギャンブルという考えがあるのは承知ですが、実際に働いてみて、正直なところあまり大手との差を感じてはおらず、同じ熱量を持ったメンバーと同じ方向を向いて働くことが単純に楽しいです。
少しでも引っかかりがございましたら、ポジション問わずご連絡をお待ちしております。