全国の研究室情報と口コミが集まる研究室ポータルサイト「研究室サーチ by LabBase」ベータ版をリリース
■「研究室サーチ by LabBase」の誕生背景 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000020282.html
こんにちは、People eXperience部の古屋です。
今回の記事では2021年7月にベータ版とリリースした研究室サーチについて、プロジェクトを牽引していた開発チームにインタビューしました。
研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造する、とビジョンに掲げている弊社は、研究者の卵である理系学生さんのキャリア支援を第一の柱とし事業を推進しています。進学進路の意思決定も支援する本サービスのリリースにより、研究者のキャリア全体をより強固に支援するプラットフォームへと進化し、弊社が目指すLabTech事業の実現に一歩ずつ歩みを進めています。
この記事ではそのリリース背景や想いを、担当チームのPM伊東、エンジニアの高橋に直撃!いたしました。
▼今回PJを担当したバリューアップチーム
弊社プロダクト部には2つのチームが存在しています。今回研究室サーチをリリースしたのは、内1つのチームである「バリューアップ(聖杯)チーム」です。(※2021年8月時点でのチーム名であり今後変更の可能性があります)
このチームは下記をミッションに日々プロダクト開発を進めています。
「新たな価値」という視点で今回目をつけたのが全国各地の大学にある研究室の存在。まだまだアナログな方法で情報収集をしている研究室の情報をデータで一元化し、進路選択に活かしていただくことで未来の研究者である理系学生に新たな価値提供することを決定しました。
(伊東)
バリューアップチームの発足が去年(2020年)12月だったのですが、そこから「何か面白いことをしたい」とチームで話し合っていました。その中で出たアイディアが研究室の情報をまとめること。
長岡科学技術大学出身のメンバーが「母校で研究室ガイドブックという研究室検索サイトを作成している」とアイディアをくれて、これは弊社の強みを活かしながら価値提供できるのではないかと考えました。加えて、弊社には情報収集を行うリサーチャーチーム(修士・博士課程の学生)を組織しており、彼らの体験や人脈も大いに活用しながら面白いものが出来るのではと、開発を進めることにしました。
(高橋)
POLは『LabBase』をベースに将来の研究者である理系学生のキャリア支援を行っていることから、どうしてもHR Techの会社と思われてしまうことが多々あります。ですが、私たちが出掛けているのはLabTech事業。キャリア支援を軸にしながらも、将来的には研究者さんが網羅的に活用できるプラットフォームの創造を目指しています。そのために、理系学生のキャリアのみならず、その前段階である進路選択も支援することで、研究内容に興味と熱意を持ったマッチ度の高い学生が各研究室に集まり、大学教員/研究者の方々の研究も加速されていくのではと考えました。
科学と社会の発展を加速していくことが弊社のビジョンであるため、このデータベースリリースは弊社が目指す会社の在り方にも深く紐づいています。
今回、研究室サーチの構想を練り全体指揮をとった伊東。博識で社会への熱い想いを秘めています!
(高橋)
正直なところ、ネットに点在している情報を整理し一元化することはそこまで難しいことではありません。その中で、POLだからこその特徴は、このプロダクトを通し継続的に価値を提供し続けること。
研究室サーチで進路選択をしていただき、就職の機会ではLabBaseをご活用いただく。理系学生のキャリア支援に一貫性を持たせることができるのは弊社ならではの強みであると自負しています。
(伊東)
そうですね。継続的にLabBaseをご利用いただきつつ、且つ発展性を持ったプロダクトを提供できるのはPOLならではだと思います。加えて弊社には全国各地で活躍してくれている心強いリサーチャーさんも数多くいます。彼らの協力もあり、データベースの価値向上ができていることも大きな特徴です。
▼「研究室サーチ」の3つの特徴
(伊東)
正直、苦労しかしていません(笑)
全体の構成を考えたのがゴールデンウィーク後だったため、そこから超特急で2カ月程度、本リリースに全ての力を注ぎました。というのも大学院入試が7月に行われるため、それまでにリリースし学生にご利用いただきたいと考えていました。とにかく間に合わせなければ!とスピード重視で進めたこともあり、想像以上に大変でした。
(高橋)
実際には予定日より2週間遅れてのリリースとなってしまいましたが、無事に7月中旬にはベータ版として皆様に提供開始できる運びとなりました。苦労は多かったですが、私自身は楽しみながらプログラミングをしていたので、これにより学生に役立つデータベースとなればとても嬉しく思います。
開発を担っていた高橋。彼自身も理系バックグランドである為、想いを込めながらの開発となったそう
(伊東)
学生の利用はもちろんですが、理想としては研究者さんにも利用されるデーターベースに成長させていきたいと思っています。まだまだ研究内容の情報が十分ではないため、より充実性を持たせることは勿論、将来的には網羅的に「研究の全て」が見えるようにしていきたいです。
(高橋)
ビジネス観点ではありますが、研究室サーチの利用から実際に就活でLabBaseを利用いただくまでの間、タイムラグが生じてしまうことが現在の課題です。その為、研究に没頭する学生時代により多くの情報を提供できるプロダクトにしていくことが今後の野望です。例えば奨学金検索や長期インターンの検索などにも利用できるよう、現在計画中です。
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リリース初日には10,000PVを記録し、その後も継続して5,000-6,000PVを保っている本データベース。引き続き1人でも多くの理系学生の役に立つことを切に願っています。
POLは今後もより多くの理系学生に価値を届け、彼ら / 彼女らの個性や強みを活かせるキャリアマッチングを生み出すことで、科学と社会の発展に貢献していきます。LabTech事業の発展にどうぞご期待ください!
POLでは「未来を加速する(Accelerate the Future.)」をミッションを掲げ、研究者の可能性を最大化させ、日本の科学技術の未来を明るくしたいと思う仲間が集まり、日々切磋琢磨しています。
現在、複数の職種にて共に働く仲間を募集中です!カジュアル面談から可能ですので、最初から選考に抵抗あるなという方も是非お気軽にエントリーくださいませ。ご応募お待ちしております。
(現在は全ての面談 / 選考をオンラインにて実施しています)