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入社から9年。酸いも甘いも経験した叩き上げの広告事業部長は「なぜ」今もPLAN-Bで戦い続けるのか。

2013年に新卒入社し、31歳という若さながらPLAN-Bでは古株の吉田亮さん。入社当時、彼が飛び込んだ立ち上がったばかりの広告事業の部署は、今やPLAN-Bの主軸事業の1つになるまでに成長。

入社から9年、部長まで昇りつめインターネット広告事業を牽引し続ける吉田さんに、広告事業立ち上げストーリーから今後の展望までを聞いてみました。

吉田 亮(よしだ りょう) 
ADコンサルティング事業部 部長

2013年4月PLAN-Bに新卒入社。
当時立ち上げ間もないインターネット広告事業部に入社2ヶ月後に異動し、広告運用コンサルタントとして従事。
リーダー、マネージャーを経て2021年10月ADコンサルティング事業部 部長に就任。
PLAN-B入社以来、運用型広告を極め続け、これを中心とするインターネット広告事業を牽引している。 

「全員が未経験」のインターネット広告事業部が始動

ーー吉田さんが率いる現在のADコンサルティング事業部は、どのような事業をされていますか?

いわゆる運用型広告と呼ばれるもので、お客様からお預かりした広告費で、Yahoo!・Google・Facebookなどを活用してインターネット広告を配信して、預かった以上の成果をもってお返ししています。

チーム体制は2つのユニットで形成されていて、大型クライアントを担当するユニットと、中小クライアントを担当するユニットに分かれています。

僕以外に広告運用コンサルタントとアドクリエイティブディレクターが在籍していて、東西あわせて9人のチームです。

ーー吉田さんは、PLAN-Bが広告事業を始めた年の新卒入社ですよね?入社当初のことを教えてください

PLAN-Bは2012年から新卒の採用を始めているので、僕は新卒入社の2期目でした。

初めはSEO事業部の配属だったのですが、配属後2ヵ月ほど経ったタイミングで、当時立ち上がったばかりのインターネット広告の事業部に異動になりました。

当時、僕を含めインターネット広告事業部には5人の社員がいましたが、全員が広告のことを何も知らない未経験者という状況でした。

ーー全員が未経験者での立ち上げ…苦労しそうですね…

当時、Yahoo!さんが、すごく手厚く入ってくださったこともあって、ほぼYahoo!の広告運用のみで1年くらい過ごしました。

ーー当時は、Yahoo!のみだったのですね。

はい。「Googleはできないです!やり方わからないので!」という状態でした。笑

ーーなるほど(笑)そんな吉田さんも今や部長ですね!

同期の中で、昇進は一番遅かったですね。

リーダーのようなポジションは長かったのですが、マネージャーになったのは入社して4年後の2017年でした。部長になったのは2021年の10月です。

ーー部長になってからの心境はどうですか?

自分が思っていることをチームの方針に出来ることに、特にやりがいを感じます。

マネージャーだった時に比べ、一緒に働く部下の働く意義や、働きやすさ、成長についてより一層に考えるようになりました。

こうやって責任を持つことでマネジメント力が培われるのだろうなと感じますね。

「お客様の成果に本気で向き合えていない」ことに気付いた

ーー PLAN-Bの歴史の中で最も難易度が高かったミッションについて教えてください

随分前の話になりますが、ある大型クライアントの奪還プロジェクトですね。

当時、売上の半分以上を占めていた大型クライアントのGoogle広告の運用を、ある有名な大手代理店に奪われてしまったことがあって、10ヶ月くらいかけて取り返したことがありました。あれは本当に一番難易度高かったですね。

ーーなぜ、一度離れたクライアントが戻ってきてくれたのでしょうか

まず、そのクライアントが離れてしまった理由を考えた時に、当時の僕のスキルと、向き合う姿勢が明らかに足りておらず、それが先方に伝わってしまったのだと思いました。

当時は、単純に管理画面の数字を追いかけて、それを数字としてお客様に伝えて、ちょっと提案を添える程度でした。

今では、PLAN-Bとしてチーム一丸となってお客様の成果に向き合うという精神は、PLAN-B社員が誰でも持っているマインドなのですが、当時はそれが当たり前ではなくて、PLAN-Bとして、またチームとしてお客様に向き合えていなかったんだと思います。

それに気付いてからは、やり方を丸々変えました。チームを立て直して、当時コンサルに入ってくださっていた方にもアドバイスをいただきながら、報告資料を一新して、チームで毎週ミーティングを行い、どう報告するかというところもしっかり話し合いました。今ではそれが当たり前のことなんですけどね。

その後、戻ってきてくださったクライアント先の担当の方と、会食に行く機会があったのですが、「明らかに報告の質が変わった。提案内容に覚悟や自信を感じる」と言ってくださいました。

そこから自分でも少しレベルが上がったのかな、と実感できました。お客様からそういった言葉をいただけたのは嬉しかったですね。

ーーお客様からのお褒めの言葉は嬉しいですよね。直近で印象に残っている嬉しかった経験はありますか?

直近だと、2020年に自分が携わったPLAN-B史上最大の案件でベストプロジェクト賞を取ったことですね。

正直なところ、その案件の話を聞いた時は「あ、なんか大変そう…」と思って、そっとオーラを消していたのですが、いつの間にかチームに入れられていました。笑

ーー(笑)そのプロジェクトチームは、どんな雰囲気でしたか?

国内トップオブトップクラスの予算のプロジェクトを7人くらいのチームでやっていたんですが、部活感がありましたね。

毎週、定例会の前と後にがっつりミーティングをして、報告資料を細かくチェックして言い回しはこれで良いか、ここはどう話そうか、という細かな部分まで毎週全員で綿密に決めていました。本当に台本のセリフを細かく決めるぐらいの感じでしたね。

ーーそれは凄い…

ずっと細かな議論を続けて、アクションをして、振り返って…それを毎週ひたすら続けた結果、お客様の売上に貢献することができました。

お客様からも、「PLAN-Bさんのおかげで、数字に出来た」と言っていただけました。

また、PLAN-Bの売上にも大きく貢献するプロジェクトだったので、年間アワードでベストプロジェクト賞を獲れた時は、チーム全員が達成感を感じていたと思いますね。

ーー社をあげた一大プロジェクトでしたよね

9年もいるので、そういったドラマ的な経験もしてきました。

10万円の案件を手数料なしでやっていた奴がここまで来たかーって感じですよね。笑

広告の力を通じて「幸せの連鎖」を繋ぎたい

ーー現在、9名のADコンサルティング事業部ですが、チームの理念を教えてください

ビジョンとミッションがそれぞれあります。

ビジョンは、「広告の力で幸せの連鎖を生み出す
ミッションは、「「今」の成果だけでなく、顧客の「未来」を創造する

まず、ビジョンついては、自分たちの仕事は単に広告管理画面上の数字を良くする仕事ではなく、その向こう側にいる人々に喜んでもらうためにやるんだという思いで作りました。

基本、広告って嫌われものという立場だとは思うんですが、僕は必ずしもそうではないと思っています。

必要な人に必要なタイミングで、必要なもの・ことを広告に乗せて届ければ、その人の人生を変えるきっかけにもなるかもしれない、商品やサービスが売れることで、生産者やパートナー企業の事業が大きく成長するかもしれない、僕たちがやっている広告運用という仕事にはそういう可能性もあると思っています。

そういった意味で「幸せの連鎖」という言葉を入れたビジョンにしました。

そして、ミッションについて、今の成果だけではなく、未来にも目を向けてやっていきたいという思いで作りました。

広告代理店の中には、クライアントからお預かりした予算を「消化」と呼ぶ代理店も未だに多く、クライアントの中長期の成果よりも自社の目の前の利益を目指してしまうことが少なくない業界です。

顧客志向文化のPLAN-Bとしてインターネット広告事業をやっている以上、お客様と共に長く継続的な成長していきたいという思いからこのようなミッションを掲げました。

ーー素晴らしいビジョンとミッションですね!

そもそも、なぜこのような理念作ろうかと思ったかというと、正直、僕自身は目標がなくても、仕事なのだからと淡々とやっていけるタイプなのですが、全員が全員そうじゃないということを一緒に働くメンバーから学びました。

部長という立場だからこそ、「みんなも自分と同じ考えで、やってくれるだろう」と、思ったら、ダメだと

チームの一体感や、ブレイクスルー起こすチーム像を考えた時に、単なる「目標何千万円」などの数値目標ではなく、その先にあるものを設定するべきだなと思いました。

ーーこのビジョンとミッションを実現する舞台としてPLAN-Bを選んだ理由は何ですか?

ここまでやってきたので、行く末を見届けたいというか…最後まで行こう!という感じですね。笑

「PLAN-Bでなら実現できる」という感覚があるんですよ。僕が責任をもってやり遂げないと…と思っています。

ーー「PLAN-Bなら実現できる」という感覚とは…?

PLAN-Bは大きな変革期を経て、今は、これからもっと伸びるぞ!という雰囲気に溢れているんですよね。

好調な時も不調な時もありましたが、やはり最終的には社長の揺るがない気持ちや、軸が中心にあって、それに集う経営陣がいて…その経営陣が金住さん藤野さん横山さんといったまた凄いメンバーなんですよね。「(大手じゃなくて)なんでPLAN-Bにいるの?みたいな精鋭たちが。笑

経営陣を始めとするブレイクスルーを起こせそうな強いメンバーが揃っている会社だからですね。最も良い環境が目の前にあるのに他に移る理由がないです。

目指すは「オーシャンズ11」のようなプロ集団

ーー吉田さん率いるADコンサルティング事業部の雰囲気はどんな感じですか?

着実に泥臭くやれる」というのが1番の強みですね。広告業って、ちょっと派手なイメージを持たれることがあるのですが、実際はめちゃくちゃ泥臭いんですよね。笑

ただ、「当たり前を高いレベルで徹底する」ということが、全員の頭の中にあるチームだと思っています。

業務を円滑に進めるためのルールは必ず全員が徹底しますし、全社でやらなければならない事項への対応もめちゃくちゃ早いです。そういった徹底力がお客様に対するサービス品質にも繋がっていると思います。

仕事の大小にかかわらず当たり前を高いレベルで徹底し続けた結果として、成果が生まれると思います。

ーー素晴らしい!そんなチームをこれからどんなチームにしたいですか?

僕が好きな作品にオーシャンズ11や、攻殻機動隊があるのですが、要は1人でも十分戦えるスペシャリストがあえてチームになって、1人では成し遂げられない成果を出すってことにとても惹かれるんですよね。

皆1人でも食べていける実力があって、引く手あまたなのに、あえてPLAN-Bを選んで、PLAN-Bで何かをしたいと思ってくれている、そんなチームにしたいと思っています。

ーーでは、吉田さんご自身の今後のキャリアや目標を教えてください。

自分の思想を未来に残すことです。

今後、PLAN-Bがもっと偉大な会社になった時にも変わらず、今の広告事業の文化や、僕の思想、考え方がしっかり息づいていてくれれば良いなと思います。

そのためにも今のメンバーでこの直近の3年をめちゃくちゃ濃い時間にすることが大事だと思っています。

ーーでは、現在のPLAN-Bの課題は何だと思いますか?

広告事業に限って言うなら、アピール下手ですね…。

正直、運用型広告ならどこにも負けない高いレベルを持っていると思いますが、それが社外に伝わっていない。例えるなら「アピール下手なイケメン」という感じ。笑

だからアピール上手なものに負けてしまうというか…もったいなさがありますね。いかに上手くアピールしていくかが今後の課題だと思います。

論理的思考で「決断を正解にできる人」求ム!

ーー最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

論理的思考を持っている人」と「自ら意思決定ができる人」ですね。

まず、論理的思考は広告運用をする上では必須だと思っているんですが、起こっていることに対して、理想と現実の差分を自分で把握できて、それを解決するために仮説を立ててアプローチができる。そんな人と一緒に仕事をしたいです。

あとは、自ら意思決定できる人。PLAN-Bには「自分が下した決断を正解にできる人」が多いです。

うちのチームは裁量権が比較的多い方なので、自分で考えてやるっていうことができて、それを「何とか正解にしてやる!」という気概がある人は魅力的だと思います。

ーー吉田さん、貴重なお話をありがとうございました!

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